何も変わらない? 何も変わってない?(6)
本当に何も変わっていないでしょうか?
この1~2年と、3年前、6年前、9年前を比べて、果たして「何も変わっていない」でしょうか?
私は、少しずつかもしれませんが、変わってきていると思っています。
例えば、「クラブ員の猫であろうがなかろうが、いい猫はいい」と評価する動き--。
そうした動きの変化は僅かかもしれませんが、広がる傾向にあると感じています。
もちろん、開き直ってファイナルはクラブ員の猫や懇意にしているブリーダー・オーナーしか入れないというのであれば仕方ありません。
「ベスト」はクラブ員の猫であることだけは譲れないと頑なな姿勢を貫くのであれば、それもまた仕方ありません。
クラブ員の猫なら失格対象でもファイナルに入れ、「ベスト」にすると言うのなら、それはそれで仕方ありません。
しかし、誰もが、何にも束縛されず、何のしがらみに縛られることなく、おもむくまま自由に審査し、評価したいはずです。(もちろん、「Standard」に沿ってという前提ですが…)
「この猫はいい猫なのに…」と心の中で思いながら、何かしらの”しがらみ”や”圧力”によって、ファイナルから外したり、ファイナルの順位を下げたりしては、審査していても全く楽しくないでしょうし、ストレスが溜まるばかりでしょう。
クラブ員の猫であろうがなかろうが、親しいブリーダーやオーナーの猫であろうがなかろうが、依怙贔屓せず、「いい猫はいい」と評価する動きが広がれば、必ず「品」と「質」を備えたメンバーは増え、TICAから去って行った出陳者も還って来るはずです。
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