続・「アルター」のファイナル変更を考える(4)
データをどう読み、解釈するか--。これはこれで難しい問題です。
先日、ご紹介した「アルター」と「キャッツ」のカウントにおける「SGC」(アルターは「SGCA」)取得済み率のデータもそのひとつでしょう。
2015~2016年(6月まで)の8回のショーで、「キャッツ」の「SGC」取得済み比率は平均22%、これに対して「アルター」は同60%(SGCA)でした。
《昨日、ご紹介したデータを再掲しました》
このデータから、「キャッツ」はSGC(SGCA)になれる猫が平均2割しかいないのに対して、「アルター」は平均6割に達しているとも読み取れるわけです。
「SGC」や「SGCA」になるためには、それなりにファイナルに入らねばならず、最後に「ベスト」を獲らなければなりません。
ということは、「アルター」ではそれだけファイナルに残っ てきた猫が多いという証左でもあるわけです。
「キャッツ」に比べて、「SGCA」になれる平均比率が3倍近く(22%→60%)も高い「アルター」において、さらにファイナルに残りやすくする改正案が果たして必要なの?
こうした”疑問”が出て来ても不思議ではありません。
もちろん、これはあくまであるリジョンにおける、ある一定期間のデータに過ぎませんから、真剣に分析に取り組むならば、TICA全体としてどうなのかを調べる必要がありそうです。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。
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