何も変わらない? 何も変わってない?(4)
3年前、あるいは6年前と比べて、TICAのルールに関心を持つメンバーが増えてきたように思えるのは私だけでしょうか?
特に、この1~2年を振り返ると、少なくとも私の周囲では「これはTICAのルール上、問題ないかな?」というような疑問を持つメンバーが増え、確認しようという積極的な意識を肌で感じることが多くなっています。
これも、アクトがルールに”うるさい”ことによる”効用”ではないかと思うのです。
もし、アクトのようにルールに”うるさい”クラブがなかったらどうだったでしょうか?
2015年4月25~26日の静岡市での”動物虐待”まがいの行為があったショーも見過ごされていました。
「出陳拒否」をしたクラブによるショーフライヤーへの”虚偽記載”も見過ごされ、多くのメンバーがTICAのショールール23.6.5には、「公の場でTICAを批判した方およびその関係者のエントリーはお断り致します」と書いてあるのだと、今なお思い込んでいたことでしょう。
アクトからみなさんへの”一方通行”でないことも、もうひとつの”効用”でしょう。
最近は、他のクラブの方々から、ルールの解釈などについて照会を受けることが多くなりました。
「これはルール違反になりますか?」
「その解釈は間違っているのではないでしょうか?」等々。
そのたびに、こちらもルールを再確認し、間違っていたのであれば正す機会を得られ、とても感謝しています。
確かに表面上はいつもと同じショーの風景かもしれませんが、確実にそして着実に「ルール順守」の意識は浸透し、「ルール」に関心を持つメンバーが増えつつあるように思えます。
何も変わらないように見えて、実は少しずつ変わっていっていると、私は思っています。
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