続・「アルター」のファイナル変更を考える(3)
同じ「Championship Class」の「アルター」と「キャッツ」ですが、どちらの競争の方が厳しいでしょうか?
リジョンや国によって状況はマチマチでしょうから、ひとくちには言えないかもしれません。
ここで、ある海外のメンバーがあるデータを示しました。
「キャッツ」のカウントに占める「SGC」取得済みの猫の比率と、「アルター」のカウントに占める「SGC(A)」取得済みの猫の比率を比べたものです。
それによると、2015~2016年(6月まで)の8回のショーで、「キャッツ」の「SGC」取得済み比率の平均は22%、これに対して「アルター」は同60%(SGCA)でした。
このデータを紹介したメンバーが言いたいことは、「アルター」では「キャッツ」に比べて多くの「SGC」取得済みの猫が競争しており、本来、ファイナルに残っていいような猫ですら、ファイナルから外されているという現実があるということのようです。
そうであるなら、「アルター」のファイナル表彰の基準を緩和して、多くの猫をファイナル表彰することにそれなりの意義が見出せるということになります。
ただ、これはあくまで、あるリジョンにおけるある期間のデータに過ぎません。
もし、この”視点”について真剣に考えるのであれば、TICA全体のショーのデータについて、それなりの期間において分析する必要があるでしょう。
私がディレクターになった際は、TICAアジアのみなさんの意見を幅広くお聞きした上で、ボードにおいて様々な”視点”からの様々な分析の必要性を訴えたいと思っています。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は17:00の予定です。
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