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2016年10月13日 (木)

何も変わらない? 何も変わってない?(2)

本当に何も変わらないでしょうか? 何も変わっていないでしょうか?

例えば、2014年2月に始まった「出陳拒否」--。

TICAアジアにおいて、3つのクラブにより合計7回、行われました。

しかし、ご存知のように、アクトクラブ員らは「プロテスト」を申し立て、退けられても裁判を起こすべく立ち上がりました。

もし、「出陳拒否」されて、それを撤回してもらうために、クラブ側の”要求”を受け入れていたら、今のTICAアジアはどうなっていたでしょうか?

もし、「出陳拒否」されて、「プロテスト」しなかったら、今のTICAアジアはどうなっていたでしょうか?

もし、「出陳拒否」されて、「プロテスト」が退けられたからと言って裁判を起こさなかったら、今のTICAアジアはどうなっていたでしょうか?

クラブ側の意に沿わない出陳者は、クラブ側の意に沿うようになるまで「出陳拒否」され続けていたでしょう。

アクトクラブ員らの「プロテスト」が退けられたことを受け、クラブ側は”折り紙付き”とばかりに「出陳拒否」を多用してきたことでしょう。

多くの出陳者・メンバーが「TICAのボードの決議こそが絶対である」と勘違いし続けてしまったことでしょう。

しかし、アクトクラブ員らが裁判を起こしたことで、どういうわけか「出陳拒否」は影を潜めました。(具体的な理由は分かりません)

クラブ側は「未来永劫、出陳はお断りします」「出陳拒否を撤回することはありません。撤回したらTICAのルールを守れなくなります」「この裁判が終わるまでこの方針はつらぬきます」と強調していたにもかかわらず…です。

アクトクラブ員らが泣き寝入りせず、立ち上がったことで、TICAアジアは変わりました。

少なくとも「出陳拒否」が当たり前にできるかのような流れに歯止めをかけました。

あたかもTICAのボード決議が全てであるかのような”幻想”を打ち砕きました。

たとえ、「プロテスト」が退けられても、それで終わりではないことを示しました。

もちろん、「出陳拒否」にも「プロテスト」にも無縁な出陳者やメンバーにとってはどうでもいい変化かもしれません。

しかし、確実に、そして着実に変わってきていることもまた事実なのです。

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