何も変わらない? 何も変わってない?(1)
TICAアジアの将来について話すと、必ず「何も変わらないですよ」「変わるはずがありませんね」と、あきらめの言葉を口にするメンバーがいます。
それはこの何年のも間、変わることはなく、そう口にする人が多くはなっても少なくなることはありませんでした。
しかし、果たして本当にそうでしょうか?
私は3年前の選挙の時、「Write-in」の当選ではなく、「立候補者」が当選することこそ、本来の選挙であることを指摘しました。
その指摘が浸透したかどうかは別にして、少なくとも事実として、今回の選挙では私を含め、3人が立候補することになったわけです。(もちろん、Write-inで”第4の候補”を推す動きが全く出てこないとは言い切れませんが…)
私は3年前の選挙の時、「TICAアジアは日本だけのものではない」ことを訴え、日本以外のメンバー国・地域への情報発信の必要性を訴えました。
そうしたら、今回の選挙では3人全員が、TICAアジアメンバー国である韓国を意識し、韓国語でも「所信表明」を発表しました。
日本の出陳者やメンバーに直接関係することではありませんが、それでも少しずつでも変わってきているのです。
誰も指摘しなければ変わらない、誰も言い出さなければ変わらないことが、指摘し言い出すことによって着実に変わっています。
何気ないTICAアジアの日常風景の中にも変化の兆しがあることを読み取って頂きたいと思います。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。