「汚職の”最高司令官”だ!」…
リオ五輪・パラリンピック、サッカーW杯の招致など、ブラジルの”光”の側面ばかりが目に付くかもしれませんが、”影”の側面にも目を向けねばなりません。
近年のブラジル大統領には汚職や不正献金の疑惑が絶えず、ルセフ前大統領は国家会計の不正執行で弾劾裁判にかけられ罷免されました。
ルラ元大統領はと言えば、つい最近、不正な利益供与とマネーロンダリングの容疑で、ブラジル連邦検察に訴追されました。
担当検察官が記者会見で口にした言葉は非常に手厳しいものだったようです。
「ルラ氏は権力の頂点にいた。汚職の”最高司令官”だ!」--。
翻ってTICAアジアはどうでしょうか?
ルール違反と不正審査の”最高司令官”などいないと全員が胸を張れるでしょうか…。
趣味の世界には警察も検察も裁判官もいません。
TICAメンバーが良識をもって投票しない限り、トップの不正や不公正を正すことは出来ないのです。
そして、その権利を行使できるのは3年に1度だけ…。
今回を逃せばまた3年間、同じようなことが続き、その中で過ごさねばならないのです。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は17:00の予定です。