「意地悪」と受け止め続ける限り…
何事もどう受け止めるかはとても重要です。
自己愛や自己保身といった”色眼鏡”をかけて受け止めてしまっては、せっかくの人の「気遣い」や「善意」「大義」などを歪めて受け取ることになるからです。
様々なメディアを通じて発信されるメッセージも同じです。
筋違いな「非難」は「非難」として無視し、「誹謗中傷」は「誹謗中傷」としてしっかり対処し、正しい「批判」は「批判」として真摯に受け止めなければなりません。
それをせず、気持ちや感情の赴くまま、十把一絡げに「意地悪」とか「意地悪い」と受け取ってしまうと、せっかくの成長、進歩のチャンスを自ら逃すことになってしまいます。
ちなみに、「意地悪」とは「わざと人を困らせたり、つらくあたったりすること」(大辞林第三版)。「意地悪い」とは「他人に対して悪意のこもった感じである」(デジタル大辞泉)を意味します。
しかし、このブログは誰かをターゲットにして、わざと困らせたり、つらくあたったりしているわけでもなければ、悪意を込めて書いているわけでもありません。
矛盾や問題点があればそれを指摘し、課題を提起し、いかにPositive & Constructiveな方法で解決できるのかを全員に呼びかけているだけです。
いわば、「リーダー論」「組織論」におけるあるべき姿へ向け、正しい”道”を探すという「大義」を前提として書いているのです。
それを自分への「意地悪」と受け止めてしまったら、そこで終わり…。
「本当に意地悪ね…」で終わってしまい、そこから先へはどこへも進めないばかりか、誰の為にもなりません。
しかし、矛盾や問題点、課題があることへの「批判」と、しっかり受け止めることができれば、そこから先にいくらでも進むことができるのです。
自分が新たなステージへ上り、成長するためにも、正しい「批判」であるならば、それをしっかり受け止め、自らの改善につなげていくことが極めて重要だということが分かるかと思います。
もちろん、このことは自らへの”戒め”でもあります。
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