自分に跳ね返って来るからこそ…
人を「批判」すると、それが自分に返ってくるのを恐れて、人を「批判」することなどしたくないと思う人がいます。
確かに、ある意味において理解できます。
しかし、「誹謗中傷」や「非難」とは一線を画す正しい「批判」をするのであれば、「自分に返ってくるのを恐れて批判するのをやめる」のはとても残念なことと言わずにはいられません。
なぜなら、この人が恐れているように、人を「批判」すれば、それは確実に自分に跳ね返ってくるからです。
これでは言葉が足りないかもしれません…。
要は、自分に跳ね返ってくる「批判」を真摯に受け止め、耐え、その「批判」を活かしてこそ、進歩があり、自分の成長につながるということなのです。
「自分に跳ね返ってくる」のを恐れて、人を「批判」しない人は、成長する機会を自ら放棄していることに他なりません。
人からの「批判」に聞く耳を持たない人、人からの「批判」を真摯に受け止めない人、あるいはひたすら排除しようとしたり逃げたりするような人も同じです。
何度も言いますが、正しい「批判」と、「誹謗中傷」や「非難」は違います。
正しい「批判」をして、その正しい「批判」が跳ね返って来るのを真摯に受け止め、耐え、活かしてこそ、自分もまた磨かれることを知っていれば、「自分に返ってくる」のを恐れて、人を「批判」するのをやめることがどれだけ残念なことか分かると思います。
少なくとも、自分に「批判」が跳ね返って来るのを恐れて、「批判」しないのは結局のところ自分から逃げているだけなのです。
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