「常軌を逸する事態」とは…
「スリーダイヤ」の付く企業と言えば、超一流企業であり、そこで働く社員はいわば”エリート”と思っている人が多いかもしれません。
しかし、その「スリーダイヤ」を冠した三菱自動車は、一般人の想像を遙かに絶する組織風土を持っていたようです。
国土交通省は、燃費不正問題発覚後に実施した再測定でも不正をしていたことに関し、「常軌を逸する事態」と厳しく指弾する立ち入り検査後の報告書を先週末、公表しました。
同社では問題発覚後、再測定方法について、「国の見解に従って測定方法を改める」と確認したにもかかわらず、実際には守っていなかったのです。
益子会長は社員を庇ってか、「現場は間違っていたという認識がなかった」と”無知 ”であったことを強調したそうですが、国交省は「再測定結果をカタログ値に近づけようとした意図が疑われる」と、不正の認識があったと指摘しました。
同会長はマスコミに対し、「『お客様第一』『コンプランアインス第一』という考えが見失われていた」と陳謝したと伝えられていますが、TICAアジアも全く同じでしょう。
今のTICAアジアは「出陳者第一」「メンバー第一」「ルール順守第一」が見失われているのではないでしょうか?
「出陳者第一」「メンバー第一」「ルール順守第一」を公約に掲げない立候補者が当選し続ける限り、TICAアジアはこれまでと何ら変わることはないです。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は17:00の予定です。