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2016年9月

2016年9月30日 (金)

「言葉にする力」なくして資格なし

自分の考えや気持ちを具体的な言葉にして伝えることができない人にディレクターが務まるわけがありません。

言葉で伝えることができない上に、何かあるとキレて凄むような人にもディレクターが務まるはずがありません。

どんなに言葉に表すのが難しいことでも文字にして書き、言葉に当てはめて話せる人でなければ、まとまる話もまとまらないのです。

会って話すべき時に会わない、逆に会って話すべきでない時にわざわざ会うような判断をする人もディレクターになる資格はないでしょう。

交渉期限のタイムリミットが迫るなかで、即断即決を迫られる場面もあります。

先延ばしにせず、しっかりとした言葉で伝えること、敢えて”言質”を与え、自らの退路を断つ覚悟も欠かせません。

こうしたトップとして必要不可欠な資質は、常日ごろの各国首脳の国際外交のやり取りを見れば明らかです。

「新約聖書」の「ヨハネの福音書」にこう書いてあります。

「はじめに言葉ありき」

「万物は言葉によって成り、言葉によらず成ったものはひとつもなかった」

言葉の内に命があり、命は人を照らす光であった。その光は闇の中で輝き、闇が光に打ち勝つことはなかった」--。

TICAアジアの混乱と停滞は、「言葉」なきところにも大きな原因があったと思わざるを得ません。

この状態をさらにこの後、3年も続けるというのでしょうか…。

3年後にまた、同じような”後悔”を抱くというのでしょうか…。

「出陳拒否」裁判、第19回期日は10月3日

「出陳拒否」裁判の第19回期日は週明け10月3日(月)午前11時から開かれるとのことです。

「判決」に向けた手続きが進められており、3日は最後の証拠調べが行われる見通しです。

それが完了すれば、「証人尋問」→「判決」へと進むことになります。(※あくまでこの「判決」はアジアディレクターがオーナーのクラブにおける3回の「出陳拒否」についてだけです.)

被告側は「一銭も払いたくない」「”身銭”を切りたくない」の一心のようですが、重要なのは「金銭」の多寡ではなく、「出陳拒否」に値する正当な根拠と理由があったかなかったかであることは、このブログで何度もお伝えしてきた通りです。

正当な根拠と理由がなかったのであれば、原告側勝訴となるでしょうし、あったのであれば裁判所は原告側の請求を棄却するでしょう。

争点はいくつもあったわけですが、いずれにしてもかなりの部分において裁判所が「事実認定」した上で「判決」を下すでしょうから、これまで曖昧になっていた事実関係の多くがはっきりするものと思われます。

TICA公認クラブのオーナーとして、代表として、そしてエントリークラークとして、TICAのルールに基づいて正しい言動をしたかどうかが、日本の裁判所において裁かれる画期的な「判決」となります。

本来は、組織内で自浄作用が働き、善悪の判断を組織内でするべきですから、司法の判断に委ねざるを得ないことは、とても恥ずべきことと言えます。

それも、一般のメンバー同士、クラブ員同士の”トラブル”ではなく、アジアディレクターという組織のトップ、しかもABジャッジが主導して起こした”不祥事”だけに、問題の根は深いと言わざるを得ません。

さらに頑なに早期解決を拒み、和解交渉を拒否し続けているのですから、為す術(すべ)がないと言えます。

裁判所の「判決」が、”泣き寝入り”を強いられることのない健全でクリーンなTICAアジアへの第1歩になるものと願ってやみません。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年9月29日 (木)

今、必要なのは本来の意味での「つなぎ役」

猫界はともすると、あたかも本来の意味であるかのように”言葉”が独り歩きすることがよくあります。

「つなぎ役」なる言葉もそのひとつ…。

本来の意味は、「人や組織などの間に立って、両者を仲介する役割を持った人や物を意味する言葉」で、「コーディネーター(調整役)」や「パイプ役」と言い換えることもあります。

漢字で書くと、「繋ぎ役」となります。

これに対して、もうひとつは「野球」における「つなぎ役」であり、「次の打者まで打線をつなぐ役割を持った選手」や「中継ぎ投手」「ワンポイントリリーフ」を指し、転じて「本物のリーダーが登場するまでの『つなぎ役』」といったように使われるようになりました。

こうした「つなぎ役」は「繋ぎ役」ではなく、”継なぎ役”と言えるでしょう。

しかし、今、TICAアジアに本当に必要なのは、本来の意味での「繋ぎ役」であって、決して”継なぎ役”ではありません。

私が言うところの「繋ぎ役」は、TICA本部(あるいはボード)とTICAアジアメンバーの「パイプ役」であり、「コーディネーター」としての「繋ぎ役」です。

この3年、この6年、いやもっと前から、TICAアジアには本来の意味での「繋ぎ役」を担うディレクターがいませんでした。

酷いことに、この3年はTICAのボードの議事録の翻訳すら、翻訳料がリジョン会計に計上されているにもかかわらず、アジアメンバーに提供されることはなくなってしまいました。

重要なルール改正も、アジアメンバーの考えや意見が集約されることなく、ディレクターが独断で賛否の票を投じる月日が重ねられました。

アジアディレクターを通じてTICAのボードに伝えられることと言えば、特定のメンバーやクラブを陥れるための虚偽報告ぐらいと言っても過言ではないでしょう。

「パイプ役」や「コーディネーター」は”メッセンジャーガール”でも”メッセンジャーボーイ”でもありません。

ただ「右から左」、「左から右」へ伝えれば、「繋ぎ役」を果たしたと言えないことも理解しなければならないでしょう。

単に翻訳を載せればそれでディレクターやセクレタリー、オフィスとしての責務を果たしたとも言えません。

何が大事なポイントのかを補足して解説し、どこに問題点や課題があるかを指摘して、初めて 「繋ぎ役」としての責務を果たしたことになるのです。

TICAのルールを正しく解釈し、正確にアジアメンバーに伝えることは「繋ぎ役」の最低限の役割と言えるでしょう。

TICAアジアで起きていることの本質を伝え、TICA全体の問題として考えてもらうようにボードに働きかけるのも、本来の「繋ぎ役」の責務です。

その「繋ぎ役」を決めるのがディレクター選挙であり、決して「継なぎ役」を選ぶのではないことを全TICAアジアメンバーが理解する必要があります。

【ご案内】”目から鱗”の「クラーキングセミナー」開催

アクトのサイトでもご紹介していますが、アクトでは10月16日(日)午後1時~3時半に「クラーキングセミナー」(参加費無料)を開催します。(※当初の案内より時間を30分繰り上げています)

従来のような「マニュアル」に沿った”座学”にとどまるのではなく、「基本」に加え、より実践で役立つノウハウの習得にも重点を置きたいと思っています。

①「マニュアル」には書いていないけれど、実は大切な「クラーク」の役割と実務

②後々、後ろ指を指されたり、嫌な”噂”を立てられたりしないための”予防策”

③「こんな時、どうする」--。いざという時の対処法

などを予定しています。

なお、正式なライセンスを取得されていな いセミナー参加者の方々については、ライセンス取得まで手続きについてフォローさせて頂きます。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年9月28日 (水)

「他人に厳しく、自分に甘い」…

「他人に厳しく、自分に甘い」とか、「他のクラブに厳しく、自分のクラブに甘い」とか--。

アクトが何か指摘すると必ずこう言ってくる人がいます。

確かに誰でもこういう傾向がないとは言えませんから、アクトとしても貴重なご指摘として真摯に受け止めたいと思っています。

しかし、こういう人がこう言う「目的」は一体、何なのでしょうか?

そこに「大義」があるとしたら、どういう「大義」なのでしょうか?

TICAアジアをいかに健全でクリーンな組織にするかという「大義」を持ち、止むに止まれぬ気持ちから発した言葉なのでしょうか?

残念ながら、私にはそうは思えません。

そうした人は、要は黙らせたいと思っているだけであり、黙らせさえすればそれで満足であり、ルール違反が改善されようがされまいがどうだっていいようにしか思えないのです。

アクトのシ ョーに対しては、「不慣れなクラークを使っている」とか、「ライセンスを持っていないクラークを使っている」とか、様々な指摘があることは知っています。

アクトの場合、クラークをお願いできる人は限られていますから、否定するつもりはありません。

しかし、そうした表面的な事だけを取り上げて、「他のクラブに厳しく、自分のクラブに甘い」と言うのは短絡的と言わざるを得ないでしょう。

アクトではしっかりとした「バックアップ体制」や「セーフティネット」を講じているからです。

アクトクラブ員のショーマネは正式なマスタークラークライセンスとエントリクーラークライセンスを持っています。

私も正式なマスタークラークライセンスを持っており、それだけでなく毎年、クラーク更新テストとエントリークラーク更新テストには目を通しています。

TICAアジアのクラブ代表の何人がそうした「バックアップ体制」や「セーフティネット」を講じているでしょうか?

私の知る限り、アクトの他にはもうひとつのクラブぐらいしか思い浮かびません。

そうした真の実態に思いを至らせることなく、「他人に厳しく、自分に甘い」とか、「他のクラブに厳しく、自分のクラブに甘い」と言う人たちの”口車”に乗って、「そうね」「そうよね」と不用意に同調する人たちがいるのも残念と言わざるを得ません。

私は、なんでもかんでも杓子定規に「ルール順守」を訴えているわけではありません。

ルールが実情に合わない場合だってあるわけで、そうした場合には表面的に”辻褄”を合わせても仕方ありません。

ルールが求めているものは何なのかをしっかり考えた上で、実質的な「ルール順守」の確保につながる方策を考えていくことが大切なのではないでしょうか。

表面的な事柄だけを捉えて、「黙らせる」ような発言をする人がいて、軽はずみな気持ちでそれに同調する人がいる限り、組織全体が健全でクリーンに向かうことはないのです。

”違い”が分からないとは…

「違いがわかる男の○○○○」--。こんなインスタントコーヒのCMがありました。

猫界においても、”違い”が分かってこそ…と思うのですが、その”違い”が分からない人がいるのは残念です。

2015年4月25~26日に静岡で開かれた”動物虐待”まがいのショー以降、アクトクラブ員の控えケージの横を歩きながらチラっと覗き見ては、「人のことが言えるのか?」といったことを聞こえよがしに言う人がいるのは残念なことです。

例えば、キャリーに猫の名前を書いたラベルを貼っている点--。

確かに、アクトクラブ員も、静岡ショーで”動物虐待”まがいの行為をした出陳者も、キャリーに猫の名前を書いたラベルを貼っていました。

しかし、その理由は大きく異なります。

アクトクラブ員の場合、単にキャリーを区別するために貼ったに過ぎません。猫の顔を見ても区別が付かないからではないのです。

例えば、控えケージの中にトイレやごはん皿、水飲み皿を入れていない点--。

確かに、アクトクラブ員の場合でも、控えケージの中に往々にしてトイレやごはん皿、水飲み皿を置いていないケースがあります。

しかし、アクトクラブ員はいわば”ブリーダー系出陳者”であり、”キツンミル系出陳者”とは全く違うのです。

一般の人が傍から見れば、ショー会場内にいる同じ出陳者に見えるかもしれませんが、”ブリーダー系出陳者”と”キツンミル系出陳者”では、天と地ほどの差があるのは同じ”ブリーダー系出陳者”であれば分かるはずです。

”ブリーダー系出陳者”は家の中で猫たちと日常生活をともにしているのです。(※それは人間の家に猫が一緒に住んでいるのではなく、まるで猫の家に人間が住まわせてもらっているようであることからも分かるでしょう)

連れてきた猫がいつごろトイレに行くか、どのくらいの頻度でどのくらいの量をするか、どのような場所だとしなくなるか、トイレをしたくなるとどのようなしぐさをするか、トイレの中に入って丸くなってしまうか、トイレを砂をかき出してしまう性格かなど、全て把握しています。

もちろん、出陳者それぞれですから、常時、控えケージに猫トイレやごはん・水を用意している人もいるでしょう。

しかし、アクトクラブ員の場合、会場に猫トイレやごはん、水入れ等を会場内に運び込んでいても、常時、控えケージに入れておくことはしないだけです。

それを、たまたま見かけた時に控えケージ内に置いていなかったからと言って、「同じように”動物虐待”まがいの行為をしている」とか「人のことを言う資格がない」などと非難し、それを面白おかしく吹聴するのは”お門違い”も甚だしいと言わざるを得ません。

少なくとも、真の”ブリーダー系出陳者”であり、”ブリーダー系出陳者”としての自負があるなら、仮に中に何も置いていないアクトクラブ員の控えケージを見ても、決して「”動物虐待”まがいの行為をしている」とは思わないでしょう。

さらに、もしそう言った筋違いな”誹謗中傷”が耳に入ったとしても一蹴し、真に受けてそうした心ない”噂”を吹聴するようなこともしないでしょう。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00を予定しています。

2016年9月27日 (火)

「良き理解者」?それとも「都合の良い理解者」?

一番身近な人が甘かったり、間違っていたりするとだめですね…。

ましてや、そうした人を「良き理解者」と思ったり、あるいは「良き理解者」なる人物像を自分の中で創り上げ、頼ったり安心したりしていてはなおさらです。

「良き理解者」なる”幻影”を追い求める限り、決して正しい道を歩むことはできませんし、周囲に惑わされて右往左往する状況は続くことでしょう。

なぜなら、「良き理解者」という人物像はその人の「主観」が創り上げたものであり、「主観」である限り、我田引水的な思考の紛れ込む余地が大きいからです。

そして、結局のところ、自分の考えや気持ちを肯定してくれれば「良き理解者」になるだけのことに過ぎません。

「その判断は正しくありません」

「それは詭弁に過ぎません」

「それでは新たなトラブル生むだけです」

「目先の利益にこだわっているだけであり、後々、後悔することになります」等々。

こうしたことを言う人に対しては、決して「良き理解者」の”地位”が与えられることはありません。

つまり、「良き理解者」とは周囲に聞こえのいい言い方なだけであり、本当は「自分に都合の良い理解者」を求めているだけに過ぎないのです。

ちなみに、「理解者」とは「考えや理念を正しく把握し、賛意を表明する人」「その人の行動や考えなどを正しく知っている人のこと」を意味します。

しかし、往々にして人は定義を都合良く解釈し、「正しく」の部分を抜き取ってしまいます。

大切なのは「正しく把握する」ことであり、「正しく知る」ことであるにもかかわらず…です。

ですから、私は「良き理解者」という”幻影”を自分の心の中に創らないようにしています。

そうした”幻影”を敢えて創らなくても、正しいことを言う人は正しいことを言い、正しいことをする人は正しいことをし、「大義」で動く人は「大義」で動くからです。

そうした人は、結果としてその人にとっての「良き理解者」になるのかもしれませんが、それはあくまで「結果として」であって、頼るべきものでも、その言動で安心したりするものでもありません。

「良き理解者」という”幻影”と決別するためには、自分の中にしっかりとした「正義」や「大義」がなければなりません。

逆に言えば、自分の中にしっかりとした「正義」や「大義」を持たない限り、「良き理解者」なる”幻影”で補わなければ不安でたまらなくなる自分から逃れることはできないのです。

【続報】TICA Annual Board Meeting(5)

昨日の続きで、「Board Governance」改革に関連する改正案についてです。

「By-Law 19.2.4」「同19.2.7」「Standing Rule 109.2.7」の改正案が提出され、3つとも全会一致で可決されました。

①「By-Law 19.2.4」
All meetings shall be open to the public unless the matter under discussion concerns personnel matters or contract negotiations, or is of a sensitive business nature related to business strategy for the organization, or is of such a nature that it may be embarrassing, derogatory or humiliating to a member
an individual, in which case the Board of Directors may go into closed session.(※「member」を「individual」に修正することで、TICAメンバー以外にも対応したルールになります)

②「By-Law 19.2.7」

The full minutes, except any minutes relating to charges, complaints, or protests which have been found to be groundless,
excluding specific information that may be discussed under Article 19.2.4, of the meetings of the Board of Directors shall be provided to any member upon the request of that member and payment by the member of the cost of reproducing and mailing those minutes.(※「charges, complaints, or protests」に限らず、様々な問題に対応できるようになります)

③「Standing Rule 109.2.7」(全文削除)
Restrictions. All matters restricted under ARTICLE NINE, 19.2.8 will be printed in a confidential addendum to the minutes with the admonition that information contained therein is prohibited from dissemination to any persons. “All members and officials of the Board in Executive Session are admonished that all matters discussed in Executive Session may NOT be disseminated orally or electronically or in any other manner.”(※ここに出てくるBy-Lawの「ARTICLE NINE,19.2.8」はすでにありません=19.2.8がいつなくなったかは不明です)

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年9月26日 (月)

「意地悪」と受け止め続ける限り…

何事もどう受け止めるかはとても重要です。

自己愛や自己保身といった”色眼鏡”をかけて受け止めてしまっては、せっかくの人の「気遣い」や「善意」「大義」などを歪めて受け取ることになるからです。

様々なメディアを通じて発信されるメッセージも同じです。

筋違いな「非難」は「非難」として無視し、「誹謗中傷」は「誹謗中傷」としてしっかり対処し、正しい「批判」は「批判」として真摯に受け止めなければなりません。

それをせず、気持ちや感情の赴くまま、十把一絡げに「意地悪」とか「意地悪い」と受け取ってしまうと、せっかくの成長、進歩のチャンスを自ら逃すことになってしまいます。

ちなみに、「意地悪」とは「わざと人を困らせたり、つらくあたったりすること」(大辞林第三版)。「意地悪い」とは「他人に対して悪意のこもった感じである」(デジタル大辞泉)を意味します。

しかし、このブログは誰かをターゲットにして、わざと困らせたり、つらくあたったりしているわけでもなければ、悪意を込めて書いているわけでもありません。

矛盾や問題点があればそれを指摘し、課題を提起し、いかにPositive & Constructiveな方法で解決できるのかを全員に呼びかけているだけです。

いわば、「リーダー論」「組織論」におけるあるべき姿へ向け、正しい”道”を探すという「大義」を前提として書いているのです。

それを自分への「意地悪」と受け止めてしまったら、そこで終わり…。

「本当に意地悪ね…」で終わってしまい、そこから先へはどこへも進めないばかりか、誰の為にもなりません。

しかし、矛盾や問題点、課題があることへの「批判」と、しっかり受け止めることができれば、そこから先にいくらでも進むことができるのです。

自分が新たなステージへ上り、成長するためにも、正しい「批判」であるならば、それをしっかり受け止め、自らの改善につなげていくことが極めて重要だということが分かるかと思います。

もちろん、このことは自らへの”戒め”でもあります。

【続報】TICA Annual Board Meeting(4)

「Board Governance」の第2章「Ethics」と第7章「Minutes」についてお伝えします。(※Board Governanceの全文は一般のTICAメンバーには情報開示されていません)

今回、「取り消し線」を引いてある部分を削除し、赤文字の部分を追加するという改正案が提出されました。

それに対し、以下にある第2章については、「変更しない(take no action)」という動議が出されましたが、賛成2票、反対12票で否決されました。


続いて「改正案を受け入れる」という動議が提出され、賛成12票、反対2票で可決しました。(※要は提案通りに改正されることになりました)

Board Governance
ARTICLE TWOEthics Confidentiality. Members of the Board of Directors shall use information belonging to or obtained through their affiliation with TICA solely for the purpose of performing services as a Board member for TICA.

All such information is confidential. Members of the Board may not disclose, divulge, or make accessible confidential information to any person, including relatives, friends and business and professional associates, other than to persons who have a legitimate need for such information and to whom TICA has authorized disclosure.
Members of the Board of Directors are reminded that Standing Rule 109.2.8 specifically prohibits the dissemination of information related to any matter discussed in Executive Sessions of the Board.
Members of the Board must exercise good judgment and care at all times to avoid unauthorized or improper disclosures of confidential information.

らに以下にある第7章の改正案については、「改正案を受け入れる」という動議が提出され、賛成10票、反対4票で、可決しました。

Board Governance –ARTICLE SEVEN Reporting Executive Sessions:It is expected that the published minutes of the General Board Meeting record that the Board went into Executive Session, the purpose of the session and the outcome of the discussion. For example, the general minutes of the meeting may record that, “the Board went into Executivse Session to consider advancement and re-licensing of judges.”

The general minutes would then record the outcome of that consideration, including the name of the maker and second of the motion. The outcome of voting on motions will either be noted as “carried” or  “denied”. The use of “carried unanimously” shall be used only if requested by the Chair and agreed to by the Board. The general minutes will include the individual vote of each board member by name.

Exempt from reporting in the general minutes would be the outcome of charges, complaints or protests which were
found to be groundless. In accordance with Standing Rules 109.2.7, the Board will maintain separate minutes of the Executive Session Meeting, in the form of a confidential addendum if discussions and actions are taken on matters prohibited from dissemination to Members under By-Law 19.2.7.

いろいろ削除や追加があって、何がなにやらさっぱり分からないと言われるかもしれませんが、要はこれらの改正案が可決されたことにより、基本的に議事録において、誰が賛成票を投じ、誰が反対票を投じたかが分かるようになります。

それは、ひいてはボード決議の透明性を高まることにつながるというわけです。

しかし、個人的にはまだまだ不十分だと思っています。

私がディレクターになった際は、「Board Governance」の全文を一般のTICAメンバーも読めるように情報開示を進めたいと考えています。

※本日は2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年9月25日 (日)

【続報】TICA Annual Board Meeting(3)

「RW」の称号を得るための資格要件に関するルール改正案(Standing Rule 901.4.3.4 )は全会一致で可決されました。

取り消し線の部分が削除されます。

901.4.3.4 Regional Awards. Regional Awards will be presented to the 25 cats, kittens, alters, household pets, household pet kittens and 25 longhair cats and 25 shorthair cats having the highest aggregate points of all cats, kittens, alters, household pets and household pet kittens, as applicable in the region. In order to receive a Regional Award, the owner of the cat, kitten, alter, household pet and household pet kitten must have exhibited the cat, kitten, alter, household pet or household pet kitten, as applicable, in at least one TICA sanctioned cat show in the regions presenting the award during the show year for which the regional award was earned. All awards earned during the show year will be listed accordingly for every region or recognized area and internationally.

これまで、そのRegionで「RW」の称号を得るには、オーナーがそのリジョン内でその猫を少なくとも一度は出陳しなければなりませんでした。

しかし、エージェントが出陳するケースもあり、実際にはそれでも「RW」の称号を得られていました。(ルールが厳格に適用されていなかったことを意味します)

今回の改正案は、ルールを実態に則した内容に変更する改正と言えるでしょう。

ただし、ここで注意して頂きたいのは、「そのリジョン内でその猫を少なくとも一度は出陳しなければならない」という規定は生きているということです。

確かに、今回改正することになった901.4.3.4に、「in at least one TICA sanctioned cat show in the regions presenting the award during the show year」と書いてあり、その部分を削除することになりました。

しかし、だからと言って、「そのリジョン内でその猫を少なくとも一度は出陳しなければならない」という規定がなくなったわけではないのです。


なぜなら、その規定は別に定めた「901.4.3.2」において、「In order for a cat/kitten to be eligible for a regional award, it must be shown at least once in that region」と定めており、こちらについてはそのまま残っているからです。

この点については是非、勘違いされないようにして頂ければ幸いです。

2016年9月24日 (土)

自分に跳ね返って来るからこそ…

人を「批判」すると、それが自分に返ってくるのを恐れて、人を「批判」することなどしたくないと思う人がいます。

確かに、ある意味において理解できます。

しかし、「誹謗中傷」や「非難」とは一線を画す正しい「批判」をするのであれば、「自分に返ってくるのを恐れて批判するのをやめる」のはとても残念なことと言わずにはいられません。

なぜなら、この人が恐れているように、人を「批判」すれば、それは確実に自分に跳ね返ってくるからです。

これでは言葉が足りないかもしれません…。

要は、自分に跳ね返ってくる「批判」を真摯に受け止め、耐え、その「批判」を活かしてこそ、進歩があり、自分の成長につながるということなのです。

「自分に跳ね返ってくる」のを恐れて、人を「批判」しない人は、成長する機会を自ら放棄していることに他なりません。

人からの「批判」に聞く耳を持たない人、人からの「批判」を真摯に受け止めない人、あるいはひたすら排除しようとしたり逃げたりするような人も同じです。

何度も言いますが、正しい「批判」と、「誹謗中傷」や「非難」は違います。

正しい「批判」をして、その正しい「批判」が跳ね返って来るのを真摯に受け止め、耐え、活かしてこそ、自分もまた磨かれることを知っていれば、「自分に返ってくる」のを恐れて、人を「批判」するのをやめることがどれだけ残念なことか分かると思います。

少なくとも、自分に「批判」が跳ね返って来るのを恐れて、「批判」しないのは結局のところ自分から逃げているだけなのです。

【続報】TICA Annual Board Meeting(2)

「クラーク」と「エントリークラーク」の年度更新料(5ドル)をなくす改正案と、更新テストを60日以内に送り返さなかった場合の改正案(資格をなくすのではなく、ペナルティとして10ドルを払えば追加で2週間の猶予を得られる)についての票決結果は以下の通りです。

A
mend Clerking Manual 51.2.5.1 (Clerking Fees) Payment of TICA membership dues and a $5 annual recertification fee on or before May 1 of each year.(賛成6票、反対8票)

※かなり僅差の票決だったことが分かります。しかし、賛成、反対それぞれの意見が具体的に分からず、どうしてこのような僅差になったのか判断がつきません。ボードにはさらなる情報開示が求められると言えるでしょう。


Amend Clerking Manual 51.2.5.3 (Clerking Fees) The re-certification exam must be returned to the Clerking Administrator within 60 days of the date when the exam was mailed or emailed. Failure to comply with this deadline will result in the Trainee or Clerk being dropped from the Clerking Program being assessed a penalty of $10 and being given an additional two weeks to complete and return the test.(賛成11票、反対3票)

※こちらについては大差で可決されたわけですが、なぜ3人のディレクターが反対に回ったのか、理由を知りたいところです。


Amend Clerking Manual 51.4.1 (Entry Clerk Fees) Payment of TICA membership dues and a $5 annual recertification fee on or before May 1 of each year..(賛成5票、反対9票)

※①の票決が「賛成6票、反対8票」だったことを考え合わせると、ボードメンバーのひとりが賛成から反対に回った可能性が考えられます。


Amend Clerking Manual 51.4.3 (Entry Clerk Fees) The re-certification exam must be returned to the Clerking Administrator within 60 days of the date when the exam was mailed or emailed. Failure to comply with this deadline will result in the Trainee or Clerk being dropped from the Clerking Program being assessed a penalty of $10.(賛成12票、反対2票)

※②の票決が「賛成11票、反対3票」だったことを考え合わせると、ボードメンバーのひとりが反対から賛成に回った可能性が考えられます。

アジアディレクターが賛成票を投じたか、反対票を投じたか分かりません。

しかし、アジアディレクターがTICAアジアのヘッドリングクラーク、マスタークラーク、エントリークラークの考えや意見を聞かず、独断で票を投じたことは間違いないでしょう。


私がアジアディレクターになった際は、クラークの資格を持つ人だけでなく、資格を持っていなくても積極的にクラークに入って下さっている方々の意見も聞き、意見集約したうえでボードに臨み、賛否の票を投じたいと思います。

さらに言えば、賛成に回った他のディレクター、反対に回った他のディレクターがボードにおいて何か見解を明らかにしたのであれば、そのことについてもTICAアジアのメンバーにフィードバックしたいと考えています。

※本日は2本をアップする予定にしています。2本目は17:00の予定です。

2016年9月23日 (金)

【続報】TICA Annual Board Meeting(1)

8月31日~9月2日に開かれたTICA Annual Board Meeting の続報をお伝えします。

9月8日のブログで、【速報】でお伝えした「アルター」クラスのファイナル表彰に関するルール改正案は可決したわけですが、投票結果は賛成9票、反対5票でした。

あるリジョンディレクターがリジョンメンバーの意見集約をしたところ、「この改正案はアルタークラスのAwardの価値を下げるものである」となったことから、反対票を投じたとのことです。

アジアリジョンでは、このような意見集約はされていませんから、アジアディレクターが独断で賛否の票を投じたものと思われます。

私がアジアディレクターになった際は、事前に幅広く改正案をメンバーや出陳者にお知らせし、アジアメンバーの考えや意見を良く聞いた上で、投票したいと思います。

なお、この改正案はこれで「決まり」ではなく、この後、メンバーの投票にかけられて正式に決まります。

※「アルタークラス」のファイナル表彰の改正案

「アルター」のABリングについては、カウントが10頭以下の場合、カウントに応じて全てファイナル表彰します。(※現在は5頭までは”漏れなくファイナル”、6~20頭は5頭ファイナル、21頭以降、1頭増えるごとにファイナル表彰も1頭ずつ増える)

最終的に決まればカウントが10頭までなら”漏れなくファイナル”となり、11~24頭の場合もトップ10ファイナルになります。

SPリングについてはこれまで通り、5頭ファイナルを維持します。

2016年9月22日 (木)

司馬遷の数奇な人生に学ぶこと…

二大歴史書といえば、ヘロドトスの「歴史」と、司馬遷の「史記」であり、読んだことはなくても”知識”として知っている人は多いでしょう。

もちろん、私もここまで…。「歴史」も「史記」も読んだことはありません。

しかし、司馬遷の数奇な人生については断片的に知っていますし、調べればすぐに分かります。

司馬遷に思いを至らせるのであれば、「史記」だけでなく、彼の人生についてもぜひ、しっかりと心の中に刻み込みたいものです。

数あるエピソードの中で印象深いのは、やはり「李陵」という将軍を巡る出来事でしょう。

「李陵」は、前漢の皇帝「武帝」の方針に反し、単独で兵を挙げて異民族との戦いに挑んだものの、最終的には敗退し、投降の道を選ぶことになります。

「武帝」の方針に反して申し出た戦いに敗れたのですから、当時なら自刃すべきところ…。それを投降してしまったわけですから、「武帝」は激怒しました。

当然、「武帝」の臣下はそろって「李陵」を非難しました。

しかし、司馬遷は、「(李陵は)窮地に陥りながらも死力をふりしぼり敵に打撃を与えた」「自刃することを選ばなかったのは、生きて帰り、再び漢のために戦うためである」と、「李陵」をただひとり擁護したのです。

この擁護がさらなる「武帝」の怒りを誘発しました。司馬遷は即座に獄吏に連行されることになったのです。

【自戒①】多くが誰かを非難する中で、ただひとり正しいと思うことを口にし、信念に従って擁護することは大変なことだと思います。しかし、もし司馬遷の「史記」に触れ、彼の人生に思いを寄せるなら、この司馬遷のエピソードこそ自らの胸に刻みたいものです。

それから1年--。事態はさらなる苛烈な人生を司馬遷に強いる事になります。

ある敵側の捕虜から、「『李陵』が敵兵に軍事訓練を施していた」との”情報”が「武帝」のもとにもたらされたのです。

「武帝」は再び激怒し、「李陵」の一族を全て処刑してしまいました。

それだけでなく、この粛清は司馬遷にも及び、司馬遷に対しては死刑に次ぐ酷刑である「宮刑(去勢)」が処されたのです。

【自戒②】「武帝」にもたらされたこの”情報”は誤報であったと言われています。事実関係を確認せず、裏を取らず、”噂”や”臆測””邪推”を真に受けるとどういうことを引き起こすか--。司馬遷を語るなら、しっかり胸に刻みつけておきたいエピソードです。

もちろん、司馬遷にとっては大変な屈辱だったことでしょう。

彼は、「人の身に降りかかる様々な恥辱の中でも『宮刑』は最低なものだ」と言ったと伝えられています。

しかし、司馬遷はなぜ自害せず、「宮刑」を選んだのでしょうか?

彼には「大義」があったからです。

彼にとっての「大義」とは、父の遺言でもある「史記」の完成という”使命”であり、だからこそ耐えて生きる道を選んだのです。

【自戒③】司馬遷を語るなら、目先の私利私欲や薄っぺらな自己愛ではなく、「大義」に思いを寄せ、「耐えて生きる道を選ぶ」ことの辛さに寄り添わねばなりません。

クルクル変わる周囲の評判や評価を気にしていては、「耐えて生きる」ことなど到底及ばないでしょう。

「大義」があるからこそ、「耐えて生きる道を選べる」のであり、口だけでなく本当に「耐えて生きる道を選べる」ためには、自らの中に「大義」がなければできないのです。

2016年9月21日 (水)

「10月リジョンショー」出陳拒否、裁判へ(3)

「2月ショー」「4月ショー」「6月ショー」の裁判は2年以上が経過し、この後、「証人尋問」→「判決」へと”最終コーナー”に入ります。

つまり、すでにほぼ全ての争点が明らかになり、双方の主張も、それを裏付ける証拠もほぼ出尽くしていると言えるわけです。

今回の「出陳拒否」裁判は、そんなに難しい判断を迫られるような”事件”ではありませんから、賠償額や慰謝料の算定は置いておくとして、どちらが「勝訴」しそうかは傍からも容易に想像が付くでしょう。

要は、「出陳拒否」をするに値する正当な理由と根拠があったかなかったかを判断し、認定すればいいだけなのです。

それにもかかわらず、「10月リジョンショー」のエントリクラーク代理人が送ってきた法廷外での和解交渉拒否通知は、まるで2年前の裁判のスタートラインの時と変わらないものだったと言いますから、驚くほかありません。

TICAのショールール23.6.5に該当するから出陳拒否できるとしか言っていないそうです。

原告側のどういう行為が23.6.5に当たるのか、どうしてそう主張できるのか、根拠も理由も、それを裏付ける証拠も一切示さずにです。

私が当事者のエントリークラークであったとしたら、あるいは私がエントリークラークの代理人であったとしたら、絶対に法廷外での和解交渉の方を選ぶと思いますが、それを拒否するというのは一体、どうしてなのでしょうか…。

悪いことをしたけれど”身銭”は切りたくない…。謝るけれど”償い”はしない…。今なお、アジアディレクターを務めるクラブオーナーの意向に唯々諾々と沿っただけであるというのなら、TICAアジアの組織風土は何ら変わる兆しすら見えないということになります。

【ご報告】TICA Annual 「BIブリードセミナー」から

今日はTICA Annualで開催された「Birman(BI)ブリードセミナー」について、もう少し詳しくご紹介します。

BIの「Standard」は、各項目とも全て「5点」か「10点」の配点で、非常に覚えやすいと言えます。

「10点」の配点は「Pattern」と「Color」の2つだけです。(残りの項目は全て「5点」)

当然のことながら、大きな特徴は「Pattern」--。なかでも、「Gloves and Laces」ということになるでしょう。

BIの「Standard」にはこう書いてあります。

「All Birmans should have white feet. Front paws have white gloves, preferably ending in an even line across paws at third joint (where toes meet paws)」

「The Back paws have white gloves covering the front of each paw, extending up the back of the legs ending in a point approximately half way up the hock ("laces")」

セミナーで映されたスライドをデジカメ撮ったものなので不鮮明ですが、6つの前脚のイラストのうち、左上がもっとも好ましいとされる「Gloves and Laces」です。


Photo

後ろ脚についてもスライドで紹介され、上段4つのイラストが好ましいとされるものです。

Photo_2

スライドでは「Gloves」と 「Laces」は等しいウエイト付けで評価されるべきとも書いてあります。

これは「Color」の評価でも同じような記述が見られ、「BI」の「Standard」によると「Coat Color」と「Point Color」は等しいウエイト付けで審査されるとしています。


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《ブリードセミナーの様子》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年9月20日 (火)

「10月リジョンショー」出陳拒否、裁判へ(2)

どれだけ考えても理解できないのです。

「10月リジョンショー」のエントリクークラークは、「出陳拒否」はTICAのルールに沿ったもので、何の問題もないというようなことを代理人弁護士を通じて言ってきたそうです。

しかし、「2月ショー」「4月ショー」「6月ショー」の裁判を振り返ると、被告側が起案し提示した「和解条項案」において、被告側は「平成26年2月のショーに原告が所有する猫を出陳拒否したことにつき深謝する」と書いてきたわけです。

さらに、「平成26年4月、6月、10月の各ショーに原告らが所有する猫の出陳を拒否したことにつき深謝する」とも書いてきたわけです。

この被告側の「和解条項案」は、誰かが強要して書かせたわけではありません。

一旦は「深謝する」と しておきながら、再び「何の問題もなかった」と、「出陳拒否」の正当性を主張するのは、普通の感覚からすれば理解不能です。(単に「気が変わっただけ」という理屈を言うかもしれませんが…)

早期解決を図ろうと思えばいつだって出来たものを、”身銭”を切りたくない一心で和解交渉の”テーブル”にすら着こうとしないのは私の理解を遙かに超えています。

素直に過ちを認めて謝れず、クラブやクラブ員、TICAアジア全体を巻き込んで迷惑をかけているという「自覚のなさ」が最大の問題と思わざるを得ません。

【ご報告】TICA Annual 「AUMブリードセミナー」から

TICA Annual Reportでもちょっと触れましたが、現地で開かれた「Australian Mist(AUM) Breed Seminar」について、もう少し詳しくご報告します。

実は、なぜAUMに興味を持ったかというと、パターンが「Spotted」と「Marbled」なんです。そう、BGと同じです。

カテゴリーは「Sepia」、カラーは「Limited to eumelanistic ONLY」です。

もちろん、セミナーの内容を全てというわけにはいきませんので、今日は主なポイントを2つ、ご紹介します。

特徴の1つは「Muzzle」です。

「Standard」にはこういう記述が見られます。

「all four (chin, nose, and wisker pads) of comparable of a four leaf clover」--。

セミナーの冊子をご覧頂けると分かりますが、「四つ葉のクローバー」のイメージです。

Aum

特徴の2つ目は「Eye shape」です。

「Standard」には「upper lid nearly straight, lower lid deeply curved」と書いてあります。(※lidは「まぶた」です)

このほか、「Ears」は、大きさに関して言うとBGと正反対な感じで「Moderately large」ですが、先端の形状は同じ「rounded tips」、付き位置も「set as much on the top as to the side of the head」とBGと似たような表現になっています。


Aum_2

ちなみに「Lockets」はAUMの場合、「WW」です。(※BGはPenalty)

Aum_3
《AUMは「Aussie Moggy」と、「BU」「AB」の交配を通じて創出されました》

Aum_4
《これはMarbledのAUMです》

Aum_5
《セミナーで配布された冊子の表紙です。無料で頂くことが出来ました。もし、ご興味があればお貸し致します》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年9月19日 (月)

二転三転しても、四転五転しても…

「羮(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」--。

誰にでも一度や二度、そういう経験はあるでしょうし、多くの人がそうなっても仕方ないと感じるとかと思います。

しかし、「主張」や「判断」にあっては、決してそうであってはなりません。

たとえ、「主張」や「判断」が二転三転して批判を受けても、四転五転して非難されたとしても、「また主張を変えると批判されてしまう」とか「判断を翻すと非難されてしまう」との思いから、”また変える”ことに二の足を踏んでしまうことがあってはならないのです。

大切なのは「正義」や「大義」に向かおうという「意思」であり、そういう「意思」さえあれば、たとえ今回は間違ってしまっても、次は「正義」や「大義」につながる「主張」や「判断」に辿り着けるのでしょう。

しかし、単にその時々の周囲の評判や評価を気にしていると、せっかく”内なる正義”や”内なる大義”を持っていても、次第に薄れ、やる気さえ失せてしまいます。

周囲の「評判」や「評価」を気にすることは、いわば”死に至る病”のようなものと言えます。

紆余曲折があっても、二転三転しても、四転五転しても、最後に辿り着くところが「正義」や「大義」(あるいは「正義」や「大義」につながる「主張」や「判断」)であればいいのです。

それによって、その人の最終評価は決まるのです。

1年後、2年後、あるいは3年後--。当時を振り返ったとき、その「主張」や「判断」が、歴史に耐えられるかどうかこそが一番大事なのです。

もし、3年前の「判断」を心から後悔しているのであれば、なおさらではないでしょうか…。

自己愛や自己保身しか考えず、「正義」や「大義」に向かおうという「意思」を持たない人も多いなかで、二転三転するのは「正義」や「大義」に向かおうという「意思」がある証しであり、その歩みを途中で止めてはなりません。

「主張」や「判断」が二転三転、四転五転することが”罪”なのではなく、「正義」や「大義」に辿り着けないことが”罪”なのです。

そして、「主張」や「判断」が二転三転、四転五転していく中で、周囲はふるいにかけられ、最後の最後に「正義」や「大義」に辿り着ければ、真の”絆”、本物の”友情”を持ち合える人が手を広げて向かい入れてくれることでしょう。

「汚職の”最高司令官”だ!」…

リオ五輪・パラリンピック、サッカーW杯の招致など、ブラジルの”光”の側面ばかりが目に付くかもしれませんが、”影”の側面にも目を向けねばなりません。

近年のブラジル大統領には汚職や不正献金の疑惑が絶えず、ルセフ前大統領は国家会計の不正執行で弾劾裁判にかけられ罷免されました。

ルラ元大統領はと言えば、つい最近、不正な利益供与とマネーロンダリングの容疑で、ブラジル連邦検察に訴追されました。

担当検察官が記者会見で口にした言葉は非常に手厳しいものだったようです。

「ルラ氏は権力の頂点にいた。汚職の”最高司令官”だ!」--。

翻ってTICAアジアはどうでしょうか?

ルール違反と不正審査の”最高司令官”などいないと全員が胸を張れるでしょうか…。

趣味の世界には警察も検察も裁判官もいません。

TICAメンバーが良識をもって投票しない限り、トップの不正や不公正を正すことは出来ないのです。

そして、その権利を行使できるのは3年に1度だけ…。

今回を逃せばまた3年間、同じようなことが続き、その中で過ごさねばならないのです。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は17:00の予定です。

2016年9月18日 (日)

「大義」につながる「善意」や「友情」

人の言動の背景にある「動機」が純粋にひとつだけということは稀ではないでしょうか?

よくよく考えれば色々な「考え」や「感情」が入り混じっていることが多く、人の言動を理解すのに、ひとつの「動機」だけしか考えないのは極めて危険と言えるでしょう。

「大義があるか、ないか」--。これもまた、どちらかしかないと思い込むのは危険です。

「大義」だけの人もいなければ、「大義」が全くない人もいないと思っています。

「私には『大義』はない」という声を聞くことがありますが、それは単なる謙遜か、自身の中にある”内なる大義”に気付いていないだけだと思えてなりません。

例えば、誰かと誰かの仲を取り持ったり、背中を押してあげたりすること--。

「おせっかい」と言われるかもしれないし、トラブルの火の粉が自分に降りかかって来るかもしれないわけです。

それでも尽力しようと努めるのは「善意」があるからであり、それも単なる「善意」ではなく、「大義」につながる尊い「善意」があるからだと思うのです。

「友情」もそうでしょう。

利害打算や私利私欲の上に成り立った偽りの「友情」は容易に壊れますが、利害打算を抜きにした「友情」はそう簡単には壊れません。

そして、正しい「友情」は2人だけにとどまるものではなく、必ずや周囲にも「正義」をもたらすはずです。

その意味で、正しい「友情」は「大義」につながる大切な「友情」でもあるのです。

そうした「善意」や「友情」を持つ人たちが、それらの先につながる「大義」まで意識しているかどうかは分かりません。

しかし、自己愛と私利私欲、打算しかなく、何の「善意」も、何の「友情」も持ち得ない人に比べれば、「大義」につながる「善意」や「友情」を持つ人もまた、「大義のある人」と言えるのではないでしょうか…。

100%「大義」の人などいませんし、仮にいたとしてもそうした人の「大義」だけで「理想」が実現するわけではありません。

”内なる大義”を意識いているかどうかは別にして、「大義」につながる「善意」や「友情」を持つ人たちが集まり一緒に力を合わせてこそ、「理想」が実現するのです。

「常軌を逸する事態」とは…

「スリーダイヤ」の付く企業と言えば、超一流企業であり、そこで働く社員はいわば”エリート”と思っている人が多いかもしれません。

しかし、その「スリーダイヤ」を冠した三菱自動車は、一般人の想像を遙かに絶する組織風土を持っていたようです。

国土交通省は、燃費不正問題発覚後に実施した再測定でも不正をしていたことに関し、「常軌を逸する事態」と厳しく指弾する立ち入り検査後の報告書を先週末、公表しました。

同社では問題発覚後、再測定方法について、「国の見解に従って測定方法を改める」と確認したにもかかわらず、実際には守っていなかったのです。

益子会長は社員を庇ってか、「現場は間違っていたという認識がなかった」と”無知 ”であったことを強調したそうですが、国交省は「再測定結果をカタログ値に近づけようとした意図が疑われる」と、不正の認識があったと指摘しました。

同会長はマスコミに対し、「『お客様第一』『コンプランアインス第一』という考えが見失われていた」と陳謝したと伝えられていますが、TICAアジアも全く同じでしょう。

今のTICAアジアは「出陳者第一」「メンバー第一」「ルール順守第一」が見失われているのではないでしょうか?

「出陳者第一」「メンバー第一」「ルール順守第一」を公約に掲げない立候補者が当選し続ける限り、TICAアジアはこれまでと何ら変わることはないです。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は17:00の予定です。

2016年9月17日 (土)

「10月リジョンショー」出陳拒否、裁判へ(1)

2014年10月のアジアリジョンショーの「出陳拒否」を巡り、原告側は法廷外での解決を視野に入れて動きましたが、「10月リジョンショー」のエントリクークラークは、法廷外での和解交渉を拒否してきたそうです。

これにより、今後、「2月ショー」「4月ショー」「6月ショー」の「出陳拒否」裁判とは別に、別の裁判官のもとで「10月リジョンショー」について、新たな裁判を進めることになりそうです。

残念なのは、もしこのエントリークラークが法廷外での和解交渉に応じ、うまくまとまるようであれば、残る2つのクラブによる「出陳拒否」の解決方法にも好影響を与える見通しだったことです。

しかし、法廷外での和解交渉拒否で、その可能性は閉ざされることになりました。

それにしても不思議なのは、アジアディレクターを務めるクラブオーナーにあっては、早期に終結させるつもりも、他のクラブ員を巻き込まないで済ませるつもりも、一切ないように映るところです。

「いくらでも訴えて下さい」と言うのは本人の自由ですが、本人だけの問題で済まないとの認識はないのでしょうか…。

自分の”身銭”を切りたくない一心で、頑なに早期解決を遠ざけているようにしか見えないのは、極めて残念なことと言わざるを得ません。

「社会人としての当たり前の振る舞い」…

民進党の新代表に蓮舫氏が就任したことを受け、昨日の新聞・テレビはそのニュースで持ちきりでした。

その中でひときわ目を引いた「社説」がありました。(と言ってもアクトクラブ員の受け売りですが…)

見出しは「何が欠けているのか民進党に自覚はあるか」--。

私は、今のTICAアジアに「何が欠けているのか自覚はあるか」と、自らを含めディレクター選挙立候補者に問いかけたいと思います。

「社説」では、旧民主党政権を崩壊させた要因として、「結束力のなさ」と「決めたことを守らないガバナンスの欠如」を挙げました。

TICAアジアも同じでしょう。現アジアディレクターにあっては、「ルールを守らない」「所信表明や公約に掲げたことを守らない」ことを指摘したいと思います。

「危機管理能力」がゼロ、「反論されると立ち往生する」というのも民進党とTICAアジアに共通するでしょう。

しかし、次のアジアディレクター、そして次のリジョンスタッフがしっかり自覚しなければならないのは、「社説」の中にあった次の指摘ではないでしょうか…。

「有権者が求めているのは、社会人としての当たり前の振る舞いであり、きちんとした組織運営だ」--。

TICAアジアも全く同じ…。「社会人としての当たり前の振る舞い」ができない人、「きちんとした組織運営」ができない人に任せるわけにはいきません。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は17:00の予定です。

2016年9月16日 (金)

”噂”を信じちゃいけないよ♪♪(3)

「これだからTICAは嫌なんです…」

この一週間の”騒動”を通して、そう思う人がいたとしたら、”噂”を真に受けて伝えた人は”罪深い”と言えるでしょう。

まして、”噂”を確認せずに吹聴したのがTICAのクラブ代表やジャッジ、主要クラブ員らであったとしたらなおさらです。

私がTICAアジアに根付かせたいのは、正々堂々と意見や主張を言う組織風土です。

今はブログだってFacebook(FB)だってあるわけですから、正々堂々と意見や主張を書き込めばいいわけですが、それをあたかも匿名投稿サイト程度にしか活用しないから問題が起こるのではないでしょうか。

もちろん、ブログもFBもそれぞれ個人が自己責任で書き込むものであり、「言論の自由」と「表現の自由」は守られねばなりません。

しかし一方で、不注意な書き方や不用意な書き方、中途半端な書き方で、TICAアジアメンバーに無用で無益な不安や不快感を与えてはならないことも確かでしょう。

「むかつく!」と書き込んでも、「サイテー!」と書き込んでも構いませんが、それを読んだTICAアジアメンバーが無用で無益な不安や不快感を抱き、TICAアジアに不要な混乱の”種”を蒔くようであれば、そうならないように配慮する書き方が求められると言えます。

仮に、猫界でのこと、TICAアジアでのことで投稿するのであれば、「なぜ、むかついた」のか、「 なぜ、サイテーの輩」と思ったのかの根拠を示し、説明責任を果たさねばならないでしょう。

もし、そうしたことをしない(出来ない)のであれば、自分だけの「日記」に徒然なるままに書き綴ればいいのです。

インターネット上の空間で書き込むにはそれなりの大人の”常識”と”良識”が欠かせません。

TICAのメンバーであり、TICAで活動するのであれば、TICAのモットーを尊重することが求められ、それはブログやFBの投稿も同じでしょう。

「あ~すっきりした」的な感覚で、感情を投げ付けるような投稿をしていては、TICAアジアの組織風土は悪くなるばかりです。

たとえ、ブログやFBであっても根拠と理由、裏付け証拠を示したうえで投稿してこそ、Positive & Constructiveな意見や主張になることを、TICAアジアメンバー全員が理解しなくてはならないのではないでしょうか。

「深い反省なくして次のステップに行けない」…

民進党の新代表に蓮舫氏が決まりました。

私は民進党の支持者ではないので、誰が新代表になるかに大きな関心はありませんが、「リーダーの資質とは何か」という普遍的なテーマに関しては関心を持って見ていました。

そして、昨日の党大会前の総決起集会で前原誠司氏が話した言葉は、TICAアジアのディレクター選挙にも当てはまる重要なポイントを突いていました。

「リーダーになる人は噓をついてはいけない。すべてを明らかにしなければ、党の”顔”になった時に立っていられない。覚悟がなければ代表選に出るべきではない」--。

ディレクター選挙も全く同じでしょう。

「アジアディレクターになる人は噓をついてはいけない」「アジアリジョンの”顔”になった時に立っていられない」「覚悟がなければディレクター選挙に出るべきではない」のです。

さらに、前原氏の投票前の最後の決意表明も、TICAアジアにとって大きな示唆に富むものでした。

前原氏は、民進党(民主党時代も含めて)、「失敗の経験を生かしてない」と振り返りました。

TICAアジアはどうでしょうか?

この3年間、あるいはこの6年間の「失敗の経験」を生かそうとしているでしょうか?

前原氏は「この反省からスタートする。深い反省、それがなければ次のステップに行くことは出来ない」とも強調しました。

TICAアジアも同じでしょう。

確かにTICAアジアメンバーの中には「未来にこそ目を向けるべきだ」「過去にこだわるべきではない」という意見があることも十分に理解しています。

しかし私は、この3年の反省、この6年の反省からスタートしなければ、真の意味で次のステップに行くことなど到底できないと思っています。

それがどうでしょうか…。反省に立つどころか、過去の「継承」を”公約”に掲げる立候補者までいるのです。

それはとても恐ろしいことだと言わざるを得ません。

前原氏は自身が代表時代に招いた「偽メール事件」を振り返り、あの教訓は①しっかりと裏付けを取ること②見通しを甘くもたないこと③全ての情報を開示すること④国民の前に真摯であることであったと述懐しました。

今、TICAアジアの足元で起きていることも、全く似たような出来事であることに驚くばかりです。

誰かが流した”噂”を真に受けて、裏付けを取らなかったことが最大の問題でした。

此の期に及んでも自分のクラブ員にしか目を向けず、TICAアジアメンバー全員の前に真摯であることを放棄しようという人もいるのです。

前原氏が掲げた標語「All for all (みんながみんなのために)」の精神はTICAアジアにおいても重要なメッセージとなり得るでしょう。

自分のクラブを守るためではなく、自分のクラブ員のためでもなく、クラブ代表もジャッジもみんなが全TICAアジアのため、TICA全体のためを貢献するという”大義”が大切なのではないでしょうか。

自分のクラブ、自分のクラブ員、自分の仲間だけのことしか考えないような人がアジアディレクターになり続ける限り、同じ繰り返しが続くだけだと思っています。

※「偽メール事件」=ライブドア社長だった堀江貴文氏が、当時自民党幹事長だった武部勤氏の次男に対して選挙コンサルタント料金として3000万円送金するよう社内メールで指示したとして、民主党議員(当時)が2006年2月の予算委員会で指摘した。前原代表(当時)もメールについて「信ぴょう性は高い」としていたが、後に偽メールだったと判明。同年3月、前原氏は引責辞任し、民主党議員は辞職。同氏は09年1月に自殺した。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年9月15日 (木)

【ご案内】TICA Annual 「Education Ring」の動画をアップ

TICA Annual Show 2016での「 Education Ring -Jungle Fever-」(9月4日)の動画をFacebookにアップしました。

「Savannah」「Bengal」「Toyger」「Ocicat」「Australian MIst」が登場しています。

↓↓動画はこちらからご覧頂けます↓↓
https://www.facebook.com/juri.yawata.3

※カメラのメモリー不足で最後が切れています、申し訳ありません。

”噂”を信じちゃいけないよ♪♪(2)

TICAのディレクターになる人は、言葉の意味を正しく理解し、事実を正確に伝えられる人でなければならないことは、何度もお伝えしている通りです。

みなさんだって、「話してない」ことが「話した」ことになって”噂”が流れたり、「してないこと」が「したこと」になって”噂”が流れたら不快になると思います。

9月10日のアクトのショーでの私の朝の挨拶を巡る、まことしやかな”作り話”はいまだに訂正されることなく巡っています。(噂ですので仕方ない面もありますが…)

とは言え、「朝の挨拶で言った」というところはうやむやになって、私があるジャッジさんに対して「涙ながらにあるクラブ代表のジャッジを非難するような”恨み節”を口にした」というように微妙に変わりつつあるようです。

ところで、「涙ながら」とは「涙を流しながら」を意味します。

しかし、私が会場内で涙を流した事実はありません。

もし、あるジャッジさんと話しているところを捉えて、そのような”噂”が流されたとするなら、事実は単に「(キャンセルされて)傷付きました」ということを、手で涙を拭うような仕草で話したに過ぎません。

そのクラブのことも、代表のジャッジさんのことも、誹謗中傷も非難もしていません。(”恨み節”に聞こえたかどうかは受け手の主観ですので、何とも言えませんが、仮に受け手が”恨み節”と感じたとしても、誹謗中傷も非難もしていないことに変わりはありません)

私が立候補をしたのは、こういう不注意かつ不用意な発言による”噂”や”邪推”にはうんざりであり、TICAアジアから一掃したいと思ったことがきっかけのひとつです。

誰がそうした”噂”を事実確認もせずに真に受けて伝えたか、今なお判然としませんが、少なくともこうしたことにかかわるような人に、アジアディレクターになる資格がないことだけは確かでしょう。

「ご期待に添えなかった」のは「力不足」?

このブログで何か書くと、内容をよく吟味することなく、すぐ「バッシングしている」とか「見苦しい」とか言われますが、それぞれがそれぞれの立場で正しい言動を取っているにもかかわらず、重箱の隅をつついて”誹謗中傷”しているわけではありません。

今日のテーマは、TICAアジアのアワードカタログに掲載されたアジアディレクターの「ごあいさつ」に関してです。

1つは、「今年はディレクター最後の年で、就任のときにお約束した…」のくだりです。

これを読み、何人のメンバーが当時の「所信表明」や「公約」を振り返って確認されたか分かりませんが、これを読むとあたかも「就任のときにお約束した」のはここに書いたことだけで、果たせなかったのは北海道でのショーの開催だけのような印象を受けます。

しかし、実際はそうでなかったわけですから、とても違和感を覚えました。(もちろん、カタログの紙幅が限られているという事情があったかもしれません)

もう1つは、「大変な3年間でした。未だ続いています。私の力不足で皆様のご期待に添えなかった事をお詫び致します」というくだりです。

「お詫び致します」というところを評価するメンバーもいるかもしれません。

しかし、その前段の部分(「大変な3年間でした。未だ続いています。私の力不足で皆様のご期待に添えなかった事」)については、まるで”他人事”のようで、大きな違和感を抱かざるを得ませんでした。

もっと、はっきり言えば”当事者意識”に欠けているのです。

「大変な3年間」になったのは、全て自分が”種”を蒔いた結果であり、「未だ続いている」のも、「続いている」のではなく、自らの意思で”続けている”に過ぎません。

「私の力不足」という言葉は、第三者が起こしたトラブルの解決に奔走したけれど、解決に至らなかった場合などに使うもので、自分で引き起こした問題について使う言葉ではありません。

従って、「お詫び」という言葉はあっても、何に対する「お詫び」かが全く筋違いであり、実質的には何ひとつ「お詫び」していないに等しいと言わざるを得ないのです。

TICAアジアをPositive & Constructiveな方法で立て直すに当たって、問題を起こした当事者の「お詫び」や「謝罪」は欠かせませんが、単に言葉が並べばいいわけでないことも当然でしょう。

何に対して「お詫び」するのかが的確でなければ、それは決して「Positive」にも「Constructive」になることもないのです。

最後に、一番引っ掛かったのは「あと4カ月しっかりとディレクターの責を務めます」という部分です。

なぜなら、「大変な3年間」になったのは、「ディレクターの責」が何であるかを理解せず、自ら先頭に立って次々と問題を引き起こしたところに根本原因があったからです。

筋違いな「お詫び」の言葉と併せ、どうやって「しっかりとディレクターの責を務め」られるというのでしょうか…。疑問に思わざるを得ません。

※本日は2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年9月14日 (水)

「他山の石」としたい蓮舫氏の”二重国籍”問題

民進党の代表選挙と、アジアディレクター選挙を重ね合わせて見ているメンバーがいるかもしれません。

私も重ね合わせてみていますが、それは単に”三つ巴”の戦いということではありません。

「他山の石」としたいのは蓮舫氏の”二重国籍”問題の方です。(とは言え、”二重国籍”問題それ自体ではありません)

なぜなら、この問題は「リーダーの資質」そのものに直結する重要なポイントだからです。

1つは、確認を取らない」ことが引き起こす問題の大きさです。

蓮舫氏が「台湾籍を抜いた」ことを確認せず、不確かな記憶のまま思い込んでいたから、こんな大きな問題に発展したのです。

アジアディレクターも同じです。TICAアジアではルールを原文で確認していれば起きるはずのない問題が起きました。

事前にしっかり確認できていれば、「出陳拒否」も”動物虐待”まがいのショーも起きるはずがなかったのです。

TICAのルールを原文で読み、正しく解釈し、正確に理解することが出来ない人にアジアディレクターになる資格はありません。

「確認を取らない」ことが引き起こす問題にはもう1つあります。

それは、色々な人が吹聴する、あるいは耳に入れようとする”噂”や”臆測””邪推”を、裏を取って確認する作業を怠り、真に受けることの”罪”です。

今の選挙戦の情勢であれば、いずれにしても新しいディレクターが誕生すること でしょう。

そうなれば、取り入ろうとして色々な人が色々なおべっかを使い、ごまをすり、”ご注進”に及ぶことでしょう。

それをいちいち真に受けて、確認もせずにそうだと思い込んでしまうような人がディレクターになったらどうなるか…。火を見るより明らかです。

今より混乱が広がることは間違いありません。

たとえ、まことしやかな”噂”や”臆測””邪推”が耳に入ったとしても、真に受けず、裏を取る労力を惜しまず、確認できる人でなければ次のディレクターになる資格はないのです。

「他山の石」としたい2つ目は、「発言の不合理な変遷」です。

蓮舫氏の”二重国籍”問題もさることながら、発言が二転三転し、苦しい釈明に追われたところが、「リーダーとしての資質に欠ける」と批判されているのです。

アジアディレクターも同じです。言動が二転三転し、苦しい釈明に追われるような人に、アジアディレクターになる資格はありません。

話は変わりますが、裁判でも「供述の不合理な変遷」は大きなマイナス材料です。

主張や供述はぶれてはならないのです。

仮に主張や供述が以前の内容と変わる場合には、誰もが納得できる相当な根拠と合理的な理由を示し、説明責任を果たさなければ勝てる裁判も勝てません。

発言が二転三転し、苦しい釈明に追われるような人がアジアディレクターになったらどうなるか…。容易に想像できるのではないでしょうか。

2016年9月13日 (火)

”噂”を信じちゃいけないよ♪♪(1)

9月10日のアクトのショーを無事終えられたと安堵する間もなく、とんでもない”作り話”がまことしやかに流れているという話を耳にしました。

私がショー開始直前の朝の挨拶で、涙ながらにあるクラブやそのクラブ代表を非難するような話をしたというのです。

噂は噂ですので、誰が”作った”のか、本当にこんなとんでもない”作り話”を流した人がいるのかどうかも含めて確認する術(すべ)はありません。

確かに、このブログでも書いたように、あるクラブ代表のジャッジがアクトの9月、10月ショーをキャンセルしたことは事実です。

しかし、そのことをわざわざショー会場に持ち込んで、「さぁ、これから審査が始まる」というワクワクした緊張感に水を差すように、朝の挨拶で持ち出すことなどあるはずがありません。

ショーはショー/選挙は選挙/裁判は裁判で 、私はしっかり分けて考えています。

「朝の挨拶でディレクター選挙の件、ジャッジキャンセルの件は持ち出さない」ということは、当日朝にもアクトクラブ員のショーマネージャーと再確認をしていました。

もちろん、ショーが始まれば、いろいろなところでいろいろな出陳者やジャッジが雑談したり、コソコソ話をしたりしますから、あちらこちらでジャッジキャンセルの件や選挙、裁判の話が話題に上ったかもしれません。

しかし、朝の挨拶で、出陳者のやる気を削ぐような話をすることなどあり得ないのです。

何が事実で、何が真実かは会場にいたジャッジ、出陳者の方々だけが知っているのです。

そして、その場に居た人だけが、正確に語り伝えられるのです。(その場に居た人でも必ずしも正確に伝えられるとは限りませんが…)

ましてや、その場に居なかった人が、事実を正確に伝えられるはずもなく、心から信用できるはずがありません。

なぜ、こんな”作り話”がまことしやかに流れたか分かりません。

もしかしたら、私を毛嫌いする人による”屋和田潰し””アクト潰し”の一環かもしれませんし、アクトとそのクラブの”対立”を煽ろうと狙ってのことかもしれません。

私は「誹謗中傷」も「非難」も「バッシング」も「ネガティブキャンペーン」もしませんし、するつもりもありません。

現アジディレクターの件、前アジアディレクターの件、そしてここ最近の一連の件に関しても、そうした人たちの立場上(あるいは職責上)の言動を分析し、問題点や課題を抽出し、Positive & Constructiveな論評や見解を加えて綴っているに過ぎないのです。

何か主張したいことがあれば、朝の挨拶で涙ながらに”恨み節”を語るようなことはせず、正々堂々とブログでしっかり書き込みます。

【ご報告】TICA Annual Show Report(6)

Repotの最後は、ショー会場内に設けられた「Education Ring」を紹介します。

2日間にわたり、見学者向けに様々な猫種を紹介する特別リングです。

前会長のVickie FisherさんとBGコミッティーチェアマンのAnthony Hutchersonさんがガイドを務めていらっしゃいました。

2日間の「スケジュール」はご覧のようにびっしり…。
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それぞれのテーマの時間になると、その猫種の出陳者が自分の猫を「Education Ring」に連れてきて、猫種の特徴などを紹介します。

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《これはChausie(CU)の紹介です》

私がとても楽しみにしていたのは、日曜日の「Jungle Fever」。どの時間帯のRingより人気で、満席になっていました。

紹介された猫種はAustralian Mist(AUM), Bengal(BG), Ocicat(OC), Toyger(TG)--。

AUMはDr.Truda Straedeさん、BGはJean Millさん、TGはJudith Sugdenさんという、それぞれの猫種創出に携わった方々が参加され、大変、豪華な「Education Ring」でした。(※この模様は動画で撮影したので、近日中にアップしたいと思っています)


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《BGを抱いている女性の方はポーランドから参加された方です》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年9月12日 (月)

「ショーフライヤー」はどこに載ってる?

「さて、次はどこのショーに行こうかな?」と思っても、容易に「ショフライヤー」が見付からないとせっかくの気持ちも薄れてしまいます。

ほとんどのクラブはHPを持ち、そのHP上で「ショーフライヤー」をアップしているわけですが、クラブによってはそうではないところもあります。

クラブ側としては、「○○○のショーの時にショー会場で配りました」とか、「○○○クラブのショーカタログで広告掲載しました」と言うかもしれませんが、では、そのショーに行かなかった人はどうすればいいのでしょう?

私がアジアディレクターに当選した際には、そうしたクラブ向けに、リジョンサイトにも「フライヤー」のリンクを貼る形で、誰でも簡単に「フライヤー」を確認できるようにしたいと思っています。

【ご報告】TICA Annual Show Report(5)

9月3日(土)の夜はアニュアルパーティーでした。たくさんの参加者で賑わっています。

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《椅子にかけてある「TICA」のロゴ入りの赤いバッグにはみなさんからの”贈り物”がたくさん入っています》

パーティーカタログは日本ほど豪華ではありません。受賞猫達も一覧になっているので写真が小さかったです。


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《大きさはA5サイズ》

それぞれのクラスの「Best」には毎年、トロフィーが授与されるのですが、今年のトロフィーはなんと!「猫のフィギュア」でとっても素敵でした。


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《HHP Kitten Bestのオーナーさんに特別に写真を撮らせて頂きました》

そして、今年はベンガルがTICAのチャンピオンシップに昇格して25年経つということで、ベンガルの創出者であるJean Millさんが「TICA Hall of Fame」になられました。(いわゆるTICAの”殿堂入り”です)


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《右から2番目がJean Millさん、一番右は現在のBGコミッティーチェアであるAnthony Hachersonさん、Jean Millさんの左隣はJudge of the Yearに輝いたSteven Corneilleさん》

ベンガルブリーダーとして、この貴重な瞬間に立ち会えたことはとても光栄でした。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年9月11日 (日)

みなさまのご協力に感謝致します。

昨日は、午前3リング、午後3リングの合計6リングと小さなショーでしたが、ご参加頂いた出陳者のみなさま、ジャッジ・クラーク・スチュアードのみなさまにはご協力に感謝致します。

会場は、耐震工事を終えてリニューアルオープンした「文京区民センター」でした。

内装もとても綺麗にリニューアルされており、真新しい施設のような雰囲気でした。

延べ床面積は中央区立産業会館とほぼ同じですが、天井が高く、照明も明るいため、開放感があり、とても広く感じられます。


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《中央区立産業会館のように大きな木の台を組み立て・解体る必要がないので、設営・撤収も楽です》

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《テーブルも椅子もきれい。床もきれい。きれいずくめの会場です》

昨日はいつものように、千葉県成田市からご参加された出陳者のご夫婦から、サプライズの差し入れがありました。

今回は「なし 」--。まさに、「美味しいなっし~!」と飛び跳ねたくなるような、とても瑞々しく甘いなしでした。(たぶん、「豊水」系だと思います)

出陳者の奥様がお昼のお弁当前に、皮を剥いて切り分けて置いたのですが、みんなお弁当の前に「美味しい」「美味しい」と言って次々に口に運んでいました。


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《シーズン出始めの「なし」ですが、おそらくこの「なし」が今シーズン最高では…》

出陳者のみなさまのお心遣いに感謝致します。

なお、すでにお伝え致しましたが、10月に予定していたアクトのショーはキャンセルになりました。

次回は年明け2月になります。よろしくお願い致します。

2016年9月10日 (土)

「排除志向」の継承か? 「排除志向」との決別か?

「個人対TICA」「一人一人の意見」「一人一人に応える」等々--。

あるジャッジの決意表明には、あたかも「個」を尊重するかのような言葉が並びます。

しかし、このジャッジが代表を務めるクラブの歴史を振り返るとき、どれだけのクラブ員がこの代表の意に沿う沿わないを理由に”排除”されてきたかを考えれば、その本質が分かるかと思います。

5年前、10年前、15年前を振り返れば、そのクラブを支える主要クラブ員の顔触れがその時々で変わってきたことが手に取るように分かるでしょう。

クラブの規模こそ大きくはありませんが、常に一部の”側近”がクラブ運営の中枢を握り、何年かごとに古い”側近”切られては、新しい”側近”が取り入るという構図が続いています。

その意味で、この立候補者の基本路線も、現アジアディレクターと同じ”排除志向””排他志向”であり、現体制の”継承者”と言えるでしょう。

何か異議や異論を差し挟んだり、意に沿わないような言動があれば、それまでどんなに重用していても手の平を返したように「お辞めになって…」となるわけです。

仮にこの立候補者が当選してリジョンオフィスが発足しても、意に沿わなければすぐ「お辞めになって…」となるでしょうし、TICAそのものだって「お辞めになって、別の団体で活躍されて下さい」となるに違いありません。

建設的な対話ができず、意見対立を乗り越えられず、交渉をまとめられず、何かあれば「お辞めになって…」という言葉が出て来るような人に、TICAアジアを任せるわけにはいきません。

今回のディレクター選挙は、その意味で”排除志向”の継承か、”排除志向”との決別かの選択であるとも言えるでしょう。

【ご報告】TICA Annual Show Report(4)

今日はショー会場内のリング以外のことについてご紹介します。

ショー会場内には「アジリティコーナー」も設けられていました。


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お店もたくさん出ていましたが、なんと!私たちにとってはお馴染みの”猫おやつ”を発見しました。

いなばの「ちゅ~る」と「焼きささみ」です。米国でも有名なのかもしれません。

ちなみに「ちゅ~る」は4本入りで4ドル=約400円でしたから、かなりお高めですね。(そう言えば4月に中国・上海に行った時も売ってました)


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会場を歩いている時に、とても元気にケージで遊んでいる姿がかわいいので、思わず撮影してしまったマンチカン…。

日本以外でマンチカンを見たのは今回が 初めてでした。


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※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年9月 9日 (金)

「9月、10月のアクトさんのジャッジをお断りさせていただきます」…

7月10日のアクトのショーを終え、後片付けも済んだ午後7時50分、アクトのクラブ員のスマホに、あるジャッジさんからLINEでメッセージが入りました。

「私はディレクターに立候補することに決意しました! そのような事で9月、10月のアクトさんのジャッジをお断りさせていただきます」--。

クラブ員から、その話を聞いて私は唖然としました。

何に唖然としたかと言うと、ジャッジのキャンセルという重大な事柄を、LINEのメッセージ1本で済ませようとする感覚です。

どんなに親しい間柄であったとしても、LINEのメッセージで伝えること、メールで伝えること、電話で伝えること、直接会って伝えることの分別が付くはずですが、このジャッジさんに関しては違うようでした。

仮に分別が付いているとしたら、それはアクトのジャッジをキャンセルすることは「LINEのメッセージ1本で済ませられる」という”軽視”や”蔑視”でしかないでしょう。

しかも、その1週間前の7月3日(日)には、私とクラブ員、このジャッジさんの3人で東京駅近くでお会いしていたのです。

私たちはその時に、そのジャッジさんに以下の状況をお伝えしました。

①他に審査をお願いしていた2人のジャッジさんから「引 き受けられない」との連絡を受けたこと

②もう1人、別のジャッジさんからもアクトのショーのジャッジは一生涯引き受けないと言われていること

③従って受けて頂けないとショーを開けない状況に追い込まれるので、ぜひ受けて頂きたい旨を説明しました。

そして、そのジャッジさんからはその場で、「アクトさんの9月、10月のジャッジはお引き受けします。安心して下さい」との確約を頂いていたのです。

一体、1週間で何があったのか? もちろん私たちは知る由もありません。

7月3日(日)に「9月、10月のジャッジは引き受けます」という確約を頂いていたにもかかわらず、LINEのメッセージ1本で手のひらを返されたわけです。

自分がディレクター選挙に出るな ら、他のクラブのショーがどうなろうとお構いなしなのでしょうか?

出陳者のことなどどうでもいいのでしょうか?

仕方なくアクトでは、明日のショーはリング数を減らし、10月のショーはキャンセルせざるを得なくなりました。

このジャッジさんは「決意表明」で、「各クラブの小さなこだわりを捨てて、TICAのブランチとして、心をひとつに合わせ…」と言いながら、裏でやっていることがここまで正反対というのはどう考えればいいのでしょうか?

選挙の票集めのためなら他のクラブのショーなどどうなろうとお構いなし…。選挙で勝つためなら、”二枚舌”もお構いなし…ということなら、あまりにTICAの有権者、そしてTICA自体を蔑ろにしているとしか思えません。

【ご報告】TICA Annual Show Report(3)

今日はTICA Annual Showの様子をご紹介したいと思います。

なんと言っても驚いたのはエントリー数でした。

エントリー総数は334頭! 特にキツンは139頭もいました!!

ファイナルに残るのは大変ですが、ベストを獲れば330点余り(実際のカウント次第)のアワードポイントになります。

エントリー数が多いこともあってか、前日の金曜夕方から会場に入ることができ、出陳者は前日からケージのセッティングをしていました。


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《今年のカタログの表紙。主催クラブはAmerica's Finest Felines》

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《キツン139頭、キャッツ88頭、アルター52頭、HHPキツン12頭、HHP41頭のエントリー》

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《写真だと分かりづらいですが、ショー会場は広くて見通せない感じでした》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年9月 8日 (木)

上っ面の状況だけしか見ていない…

「アジアリジョンでは2派に分かれて、ショーの窓口を非常に狭めてしまっている」--。

みなさんの中には、「確かにその通りよね…」と感じている方がいらっしゃると思いますが、一方で、この発言が果たして本当に今の状況を的確に把え、正確に伝えていると言えるでしょうか?

このジャッジが言うところの「2派」のうちの「1派」がアクトであることは間違いありません。

表面的には確かに「2派」に分かれているように映るかもしれませんが、よくよく考えれば全く事実と異なることが分かって頂けると思います。

ここで押さえておいて頂きたい重要ポイントは次の3点です。

①アクトのクラブ員らの猫を「出陳拒否」して排除しようとするクラブがありますが、アクトは決してどこかのクラブ員の猫を「出陳拒否」して締め出すようなことはしていません。

「2派に分かれて」と言うからには、双方の「派」が「出陳拒否」し合っている状況でなければ、そうは言えないはずです。少なくとも、アクトの方から「派」を作り、「2派に分かれる」ような行為はしていません。

②「アクトのショーにはエントリーするな」とか「アクトのショーには協力するな」と言われ続けていますが、アクトや私がどこかのクラブのショーには「猫をエントリーしないでほしい」とか「協力しないでほしい」と言った事実はありません。

「2派に分かれて」と言うからには、双方の「派」が「あのクラブのショーにはエントリーしてはいけない」とか「協力するな」と言い合っている状況がなければ、そうは言えないはずです。

この点においても、アクトの方から「派」を作り、「分かれる」ようなことはしていないのです。

③アクトを締め出そうとしているクラブ側のジャッジが固定化傾向にあるのは、アクトのクラブ員の猫を評価しないジャッジで固めているだけの話です。

一方、アクトの方は、締め出されようとしていることもあり、「同調圧力」によって引き受けて頂けるジャッジが限られているに過ぎません。

ですから、少なくともアクトが能動的に「ショーの窓口を非常に狭めてしまっている」事実も一切ないのです。

アクトのショーの「窓口を非常に狭めてしまっている」のは、ディレクター選挙立候補を理由に協力拒否を打ち出したこのジャッジを始めとする他のクラブであって、アクト側が「狭めてしまっている」事実はありません。

「2派に分かれて」「ショーの窓口を非常に狭めてしまっている」という発言は、あたかもアクト側が「派」を作り、「ショーの窓口を非常に狭めてしまっている」というレッテルを貼る「印象操作」に過ぎず、これは現アジアディレクターのやり方と全く同じです。

そして、これは俗に言うところのいじめの「2次被害」とも同じ構図といえます。

いじめや嫌がらせをしている人たちに対する”罪”は見て見ぬふりをし、原因はいじめや嫌がらせを受けている人にあり、いじめや嫌がらせを受けている人たちこそがクラスの「和」を乱していると追及するのと全く同じなのです。

TICAアジアの現状を「2派に分かれて、ショーの窓口を非常に狭めてしまっている」と認識している限り、何の解決策も出てきませんし、「2派」を「3派」に増やしたところでやはり何の解決策にもつながらないでしょう。

要は、意見が合わないとか、対立するからと言って、特定のクラブやクラブ員を標的に「出陳拒否」や「ショーへの協力拒否」するのを改めさせることが重要なのです。

TICAアジアで長年続く「排除志向」「排他志向」を継承し、上っ面だけの状況だけを見て「2派に分かれて、ショーの窓口を非常に狭めてしまっている」と第三者的に眺めている限り、問題が解決しないばかりか、混迷の度合いを深めていくだけと言わざるを得ません。

そもそも、どんな出来事でも状況でも、事実に基づき正しく把え、それを正確にメンバーに伝えられない人に、アジアディレクターになる資格はありません。

【重要】TICA Annual Board Meetingの主な決議結果

先のTICA Annual Board Meetingの主な決議結果をお伝え致します。

①LykoiがANB(Advanced New Breed)からChampionshipに昇格する案が可決しました。2017年5月1日にからとなります。

②「アルター」クラスのファイナル表彰に関するルール改正案が可決しました。

「アルター」のABリングについては、カウントが10頭以下の場合、カウントに応じて全てファイナル表彰します。(※現在は5頭までは”漏れなくファイナル”、6~20頭は5頭ファイナル、21頭以降、1頭増えるごとにファイナル表彰も1頭ずつ増える)

今後はカウントが10頭までなら”漏れなくファイナル”となり、11~24頭の場合もトップ10ファイナルになります。

SPリングについてはこれまで通り、5頭ファイナルを維持します。

注)この新ルールはこの後、メンバー投票を経て正式に決まりますので、すぐに適用されるわけではありません。

③「Guest Judge」の申請期限をルールとして明記する改正案が可決しました。

Judging Program 410.1.1に、「申請書は少なくともショー開催日の2カ月前までに提出されなければならない」という文章を加えられました。

Standing Rule の関連規定の部分にも、上記と同じように、ジャッジング・アドミニストレーターに対し、ショー開催日の2カ月前までに提出されなければならないとの新しい項目(202.4.4.2)が設けられました。

④クラーク及びエントリークラークの年度更新費用(5ドル)を払わなくて済むようにする改正案は否決されました。来年度以降も5ドルの更新料を払う必要があります。

また、更新テストについては受け取ってから60日以内にやり終えて返送しないと、プログラムから外れるルールになっていましたが、10ドルを支払うことで追加の猶予期間として2週間を与えられるという改正案が可決しました。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年9月 7日 (水)

「2派」を「3派」三つ巴にしても…

「各クラブの小さなこだわりを捨ててTICAのブランチとして、 心を一つに合わせ…」

こう決意表明する一方で、このジャッジはディレクター選挙で対立候補のいるアクトのショーの9月と10月のジャッジをキャンセルしてきました。

聞くところによると、「アクトと縁切りすれば、”反アクト票”の取り込みが期待できる」とのこと。

何かあるとすぐにショーへの協力を拒み、ショー潰し、クラブ潰しに動くやり方は、現アジアディレクターのやっていることと全く同じです。

これまでと同じやり方を踏襲していて、どうやって「TICAに大きく貢献」するTICAアジアにすることができるというのでしょうか?

このジャッジによると、今のTICAアジアは「クラブが力を持ち、更に2派に分かれて、 ショーの窓口を非常に狭めてしまっている」ということですが、それを自ら「3派」三つ巴にして、どうして「心を一つに合わせ」られるというのでしょうか…。

アクトでは、10月のショーはキャンセルせざるを得ない状況に追い込まれました。

自分のクラブは大切にするけれど、自分の目的のためなら他のクラブにはどんな犠牲を強いてもいいというかのような言動は全く理解できません。

言ってる事とやってる事が手の平を返したように正反対では、信じたいと思っても信じられるものではありません。

【ご報告】TICA Annual Show Report(2)

昨夕、米国から帰国しました。

今年のTICA Annualは西海岸の米サンディエゴでの開催でした。

ショー会場のホテルは、広大な敷地にいくつもの宿泊棟やコンベンション施設などがあり、目的の場所を発見するのも最初は苦労するほど…。


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《このテラスでは食事をしたり、ビールを飲んだり。スターバックスもありました》

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《噴水が敷地内のあちこちにあって、リゾート感を満喫できます》

9月2日(金)は”セミナーDay”でした。

・遺伝学
・バーマンのブリードセミナー
・オーストラリアンミストのブリードセミナー
・ロイヤルカナンセミナー

開催された全てのセミナーに参加してきましたので、簡単にご紹介します。

日本では殆どショーに参加することもなくなってしまったBI(バーマン)ですが、セミナーに来ていたBIはとても性格が良く、その優雅な姿を見ると日本のTICAのショーで見かけることが少なくなってしまったことが残念に感じられました。


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《BIブリードセミナーの様子》

続いて、AUM(Australian Mist/オーストラリアンミスト)。2015年からチャンピオンシップに上がった猫種です。Sepia Tabby(Spot & Marble)のみ認められています。

このセミナーはオーストラリアンミストを創出されたDr.Truda Straede氏ご本人がプレゼンテーションをし、大変貴重なセミナーに参加することができました。


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スポットとマーブル柄で、ベンガルと似ています。セピアなので、とっても柔らかい雰囲気があって日本でも人気が出そうです。

セミナーに来ていた猫たちはとても人懐こかったので聞いてみたところ、AUMは基本的に性格が非常に良いとのことでした。

この猫種の特徴は目の形とマズル(口のまわり)にあります。素敵な資料も頂いたので別の機会に詳しくご紹介できればと思います。

最後はロイヤルカナンセミナー。こちらは日本でもお馴染みのロイヤルカナンさん主催のセミナーでした。


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《参加者には素晴らしいギフトが配られました!》

日本だと、こんな素敵なギフトはなかなか頂けないのが残念…。ロイヤルカナンさん、日本でもよろしくお願いいたします!!

ショーの様子は明日以降、また紹介します。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年9月 6日 (火)

【ご報告】TICA Annual Show Report(1)

本格的なご報告は改めて致しますが、まず「2016 TICA Judge of the Year」には、フランス人ジャッジのSteven Corneille氏が選ばれました。

米国TICA本部のHPによると、ジャッジライセンスの取得年は2013年となっていますから、ジャッジになってかなり早い段階で「Judge of the Year」の栄誉に輝いたと言えそうです。

また、米国サンディエゴで開催されたTICA Annual Showの様子はThe San Diego Union-Tribune電子版で報道され、以下のサイトでご覧頂けます。
http://www.sandiegouniontribune.com/photos/galleries/2016/sep/04/tica-cat-show-2016-san-diego/
 

2016年9月 5日 (月)

「ハラスメント」裁判、第1回期日は6日(火)

私やアクトクラブ員らに対する「ハラスメント(嫌がらせ)」裁判の第1回期日は、6日(火)10時20分から東京地裁631号法廷で開かれます。

被告側は現アジアディレクターと前アジアディレクターです。

正当な根拠と理由も、それを裏付ける事実も証拠も示さずに恣意的な風評を流して印象操作するとともに、アクトやアクトクラブ員らを”悪者扱い”するレッテルを貼って同調圧力をかけたことの有無が争点になります。

子供の虐めと全く同じで、最大の特徴は、加害者も、印象操作によって同調圧力をかけられた人たちも、全く”罪”の意識も自覚もないところにあります。

おそらく訴えられた本人たちは「嫌がらせや虐めをした事実など何もない」と、全面的に争うだろうと思います。

良識と常識を備えているはずの大人の世界にあって、いまさら何が嫌がらせに当たり、何がいじめに当たるのかを裁判で明らかにするのもバカバカしい限りですが、今の世の中、職場での虐めや嫌がらせが珍しくないことを思えば仕方ないのかもしれません。

裁判では、何が嫌がらせに当たり、何がいじめに当たるのかとともに、趣味の世界だからそうしたいじめや嫌がらせが許されるのか、趣味の世界であっても許されないのかが焦点になります。

いじめや嫌がらせがなかったのなら、訴えは棄却されるでしょうし、あったのなら原告勝訴となります。

そして、いじめや嫌がらせの程度や期間に応じて損害賠償額が認定されることになります。

もちろん、それは「出陳拒否」裁判同様、判決まで行けばの話です。

原告側としては、被告側が嫌がらせやいじめをしてきた事実を素直に認め、謝罪し、反省し、過ちを償うのであれば早期終結を目指して和解交渉にも応じる考えです。

2016年9月 4日 (日)

「悪いことをした」という意識と自覚の欠如

「いじめ」で愛する我が子を失った遺族がよく口にする言葉があります。

「いじめた生徒は大変なことをしたのだということを深く反省してほしい」--。

「いじめ」でも「嫌がらせ」でも「ハラスメント」でも、その特徴のひとつに、いじめている当の本人たちは全く「悪いことをしている」という意識も自覚もないという点が挙げられます。

”罪悪感”が全くないわけですから、「いじめ」や「嫌がらせ」はひとつやふたつで終わることなく、次から次へと「これでもか」というようにエスカレートしていくわけです。

いじめられた当事者が自殺でもすれば、警察が動き、逮捕され、刑事裁判にかけられるわけですから、本人たちも「悪いことをした」という”罪”の意識は芽生えるでしょう(芽生えない場合もあるかもしれませんが…)。

しかし、当事者が自殺せず、いじめた本人たちに何の追及の手も及ばないなら、決して「悪いことをした」という”罪”の意識が芽生えることはないでしょう。

それが組織ぐるみの「いじめ」となればなおさらのこと、たとえ”罪の意識”があったとしても希薄になり、”主犯格”とその同調圧力に乗じた”傍観者”の境界も曖昧になって、「何ひとつ悪いことはしていない」という開き直りへとつながっていくのではないでしょうか…。

趣味の世界の出来事だから、多少の「いじめ」や「嫌がらせ」「ハラスメント」は許されるのか…。

趣味の世界であっても、「いじめはいじめ」「嫌がらせは嫌がらせ」であり、なくす努力をすべきか…。

組織内で自浄作用が働かず、正当な善悪の判断が下せないなら、司法の判断を仰ぐしかないのも当然ではないでしょうか。

2016年9月 3日 (土)

「正しい」か「正しくない」かしかない(5)

「人の迷惑、省みず…♪」とくれば、「やって来ました!○○マン♪」と続くフレーズが頭をよぎります。

猫界もまた、何か事があると、すぐ「みんなが迷惑している」みたいなことを耳にします。

しかし、ここには3つの”罠”が潜んでいるのを忘れてはなりません。

ひとつは「みんな」という「匿名性」の”罠”--。「みんな」とは一体、具体的に誰と誰を指すのか、決して明らかにはしません。

ふたつ目は総称の”罠”です。「迷惑」の具体的な中身を決して明らかにしません。

単に気に入らない人や嫌いな人物を、「迷惑」という総称のもとに排除しようとしているだけのケースが往々にしてあります。

そして、もうひとつ最も重要なのは、もともとの発端に関して、決して「正しい」ことか、「正しくない」ことか、善悪の判断を決して示さないという”罠”です。

「正しい」ことが「正しく」行われていない結果として、誰かや組織に悪影響が及び、その結果として何らかの痛みを伴う改革や身を切る改革が必要なら、それは「迷惑」とは言いません。

「正しい」ことが「正しく」行われているにも拘わらず、誰かが個人の利害関係だけに基づいて問題を起こし、その結果として周囲に悪影響を及ぼしているのであれば、確かに「迷惑」であり、本人が謝罪し、反省し、言動を改めるまで”隔離”や”排除”も仕方ないでしょう。

しかし、多くのケースは、「みんなが迷惑している」という 風評を流してある種の「レッテル」を貼り、締め出そうとする「印象操作」に過ぎません。

こうした風評はたちが悪く、どこをどう追及しても「白黒」の決着はなかなかつきません。

一方、裁判で争うということは、こうした”罠”に陥ることなく、理路整然と議論が進み、誰にでも「白黒」がはっきり理解できる結論を得られる点において、とても有意義と言えるでしょう。

2016年9月 2日 (金)

「正しい」か「正しくない」かしかない(4)

「エレベーターに一緒に閉じ込められるなら誰をベストパートナーに選びますか?」--。

ちょっと変わった質問ですが、かつての「CHANEL」のDesigner、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)氏はこう答えたそうです。

「”シュペット”(飼い猫の名前)だよ」--。

猫のブリーダーにとって、「ベストパートナー」はやはり自分の愛猫でしょう。

だからこそ、愛猫を人間のトラブルに巻き込んではならないと思うのです。

「出陳拒否」など、その最たる例でしょう。

「猫」は何も悪くはないのです。

それを正当な理由も根拠もなく「拒否」することは、明らかに「正しくない」としか言いようがありません。

自分の「愛猫」にされて嫌なことは、他人の「愛猫」にもしてはならないはずです。

不当な「出陳拒否」をする人は、「人」ばかり見て「猫」を見ていない、「猫」 のことを考えていないと思わずにいられません。

「ショー」と「ディレクター選挙」を混同するのも決して許されません。「ショー」はあくまでTICAの「ショー」であって、出陳者とその愛猫のためのショーなのですから。

「愛猫」を巻き添えにするような行為だけは断じて慎まなければならないのは当たり前ではないでしょうか…。

「猫」を安易に人間の利害関係に巻き込むようでは、どんなに立派な団体名やクラブ名を付けても”愛猫団体”の名が泣きます。

「10月リジョンショー」出陳拒否は法廷外で解決も?

2014年10月のアジアリジョンショーの「出陳拒否」を巡り、原告側は法廷外での解決も視野に入れて動いているようです。

2014年「2月ショー」「4月ショー」「6月ショー」については、「判決」に向けて裁判が進んでいますが、このクラブにあっては「10月リジョンショー」の出陳拒否問題が残っており、これについてはエントリークラークと法廷外での解決を目指した交渉に入りたいとのことです。

エントリークラークが法廷外での和解交渉に応じれば、このエントリークラークを外して訴えを起こし、現在の裁判官のもとで4回分まとめて扱えるようになりそうです。

しかし、エントリークラークが法廷外での和解交渉を拒否すれば、これまで同様、裁判を起こさざるを得ませんから、「10月リジョンショー」だけ別訴という形で、別の裁判官のもとで裁判を行う見通しです。

いずれにしても、エントリークラークの判断次第ということになりますが、エントリークラークが和解交渉を選び、法廷外での和解への道が拓ければ早期終結が期待できますし、残るクラブによる「出陳拒否」問題への解決にも弾みが付くことでしょう。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年9月 1日 (木)

「正しい」か、「正しくないか」しかない(3)

「白」と「黒」の間には「グレー」があります。

世の中には「白黒」はっきり出来ず、「グレー」な側面が多いことも事実でしょう。

しかし、「正しい」か「正しくない」かに関しては、善悪を測る”モノサシ”が同じなら(善悪を測る”モノサシ”が違ったり、立場が違ったりすれば「善悪」が逆転する場合もありますが…)、「グレー」も「中立」もあり得ません。

(※私はなんでもかんでも「白黒」付けようとは全く思っていません。「グレー」があるのは仕方ないとしても、「黒」に近い「グレー」ならできるだけ「白」に近い「グレー」にすべきという立場です)

しかし、「正しい」か「正しくない」かしかないにも拘わらず、そこに敢えて「中立」を持ち込むことは大きな問題と言えます。

なぜなら、「中立」の名の下の”傍観者”がどういう役割を担うかは、「いじめ」の現場を見れば明らかだからです。

「正しい」か「正しくない」かという「善悪」の判断をしないわけですから、もはや何も目に入らず、「中立」という名の自分たちだけの世界を突き進むだけになるわけです。

自分の中に、しっかりとした「善悪」の”モノサシ”がないと、心酔したり、妄信したりしてしまうのは”洗脳”の世界と同じです。

あとはどんどん孤立を深めていくだけですが、深まれば深まるほど自分たちだけの世界の求心力と結束力は強まるので、孤立感を意識しないようになっていきます。

残念ですが、これは国・企業・趣味の組織を問わず、どこにでも見られる構図と言わざるを得ません。

「出陳拒否」裁判、被告側3人「陳述書」出さず

「出陳拒否」を巡る裁判の第18回期日が8月22日(月)に開かれましたが、結局、被告側3人(クラブ代表、エントリークラーク2人)から「陳述書」は提出されなかったとのことです。

「陳述書」は出さなければならないものではありませんから、出さなくて構わないと言えば構いませんが、せっかく自らの主張を支える「証拠」を「陳述書」として出せるチャンスなのに、それを自ら放棄したことになります。

本当に一連の「出陳拒否」が正しかったのであれば、クラブオーナーとしての立場に加え、クラブ代表、そしてエントリークラークから、それぞれの立場で「出陳拒否」の正当性を主張することはとても有効な裁判戦術だったわけですが、しませんでした。

被告側はアジアディレクターであるクラブオーナーと、アジアリジョンセクレタリーの「陳述書」で十分と考えたのでしょうか…。

それとも、被告側の正当性を裏付ける陳述はこれ以上、できないと諦めたのでしょうか…。

この後、裁判は「証人尋問」、そして「判決」へと向かうことになります。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

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