「出陳拒否」裁判、第19回期日は10月3日
「出陳拒否」裁判の第19回期日は週明け10月3日(月)午前11時から開かれるとのことです。
「判決」に向けた手続きが進められており、3日は最後の証拠調べが行われる見通しです。
それが完了すれば、「証人尋問」→「判決」へと進むことになります。(※あくまでこの「判決」はアジアディレクターがオーナーのクラブにおける3回の「出陳拒否」についてだけです.)
被告側は「一銭も払いたくない」「”身銭”を切りたくない」の一心のようですが、重要なのは「金銭」の多寡ではなく、「出陳拒否」に値する正当な根拠と理由があったかなかったかであることは、このブログで何度もお伝えしてきた通りです。
正当な根拠と理由がなかったのであれば、原告側勝訴となるでしょうし、あったのであれば裁判所は原告側の請求を棄却するでしょう。
争点はいくつもあったわけですが、いずれにしてもかなりの部分において裁判所が「事実認定」した上で「判決」を下すでしょうから、これまで曖昧になっていた事実関係の多くがはっきりするものと思われます。
TICA公認クラブのオーナーとして、代表として、そしてエントリークラークとして、TICAのルールに基づいて正しい言動をしたかどうかが、日本の裁判所において裁かれる画期的な「判決」となります。
本来は、組織内で自浄作用が働き、善悪の判断を組織内でするべきですから、司法の判断に委ねざるを得ないことは、とても恥ずべきことと言えます。
それも、一般のメンバー同士、クラブ員同士の”トラブル”ではなく、アジアディレクターという組織のトップ、しかもABジャッジが主導して起こした”不祥事”だけに、問題の根は深いと言わざるを得ません。
さらに頑なに早期解決を拒み、和解交渉を拒否し続けているのですから、為す術(すべ)がないと言えます。
裁判所の「判決」が、”泣き寝入り”を強いられることのない健全でクリーンなTICAアジアへの第1歩になるものと願ってやみません。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。