「10月リジョンショー」出陳拒否、裁判へ(1)
2014年10月のアジアリジョンショーの「出陳拒否」を巡り、原告側は法廷外での解決を視野に入れて動きましたが、「10月リジョンショー」のエントリクークラークは、法廷外での和解交渉を拒否してきたそうです。
これにより、今後、「2月ショー」「4月ショー」「6月ショー」の「出陳拒否」裁判とは別に、別の裁判官のもとで「10月リジョンショー」について、新たな裁判を進めることになりそうです。
残念なのは、もしこのエントリークラークが法廷外での和解交渉に応じ、うまくまとまるようであれば、残る2つのクラブによる「出陳拒否」の解決方法にも好影響を与える見通しだったことです。
しかし、法廷外での和解交渉拒否で、その可能性は閉ざされることになりました。
それにしても不思議なのは、アジアディレクターを務めるクラブオーナーにあっては、早期に終結させるつもりも、他のクラブ員を巻き込まないで済ませるつもりも、一切ないように映るところです。
「いくらでも訴えて下さい」と言うのは本人の自由ですが、本人だけの問題で済まないとの認識はないのでしょうか…。
自分の”身銭”を切りたくない一心で、頑なに早期解決を遠ざけているようにしか見えないのは、極めて残念なことと言わざるを得ません。