「TPO」をわきまえられてこそ…
「TPO」という言葉があります。「Time(時間)」「Place(場所)」「Occasion(場合)」の頭文字です。
ビジネス以外でも様々な場で、「TPOをわきまえる」というように使われます。
私は、TICAのディレクターはその仕事柄、「TPO」をわきまえられなければならないと思っています。
海外のディレクター、ジャッジ、メンバー、そして国内や韓国のメンバーとの様々な意見交換や質問・回答、意思伝達、交渉など、様々なツールを通じて幅広く対応しなければなりません。
そこには自ずと「TPO」があるはずです。
「LINE」で伝えること、「メール」で伝えること、「手紙(文書)」で伝えること 、直接会って口頭で伝えること、SNSの投稿を通じて間接的に伝えること--。
伝える内容とその重要性、相手に応じて、伝達手段の「TPO」をわきまえられるということは、ディレクターとしての最低条件であり、それが出来ないようでは円滑なリジョン運営などできるはずもありません。
特に、大きな組織をまとめあげるには、何らかの犠牲を強いたり、譲歩を引き出さなければならない場面も出てくるでしょう。
そうした時に、説明を尽くそうとせず、安易に「LINE」のメッセージで済ませようとすれば、まとまる話もまとまらないのは火を見るより明らかです。
それはどんなに親しい間柄でも、信頼関係を築いた間柄でも同じでしょう。
信頼関係の大前提は「TPO」をわきまえてこそ…と、私は自分に言い聞かせています。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。