「都政」と「猫界」、ここまで似ていたとは…
猫界は世の中の縮図だとは思っていましたが、ここまでそっくりとはビックリ!しました。
昨日の小池都知事の会見を聞いて、改めて感じました。
小池都知事が何度も口にした「都民ファースト」--。
TICAアジアにあっても、まさに「出陳者ファースト」こそ、今、最も欠かせないものではないでしょうか?
今のTICAアジアは「クラブ員ファースト」「自分のクラブファースト」ばかり…。
次のアジアディレクターはこうした風潮を断ち、どこのクラブ員だろうが、どこのクラブ主催のショーだろうが、「出陳者ファースト」を体現できる人でなければならないでしょう。
小池氏は「常に都民の皆さま方に見える都政を進めていきたい」と話し、情報公開に積極的に取り組む姿勢を強調しました。
TICAアジアも全く同じです。TICA本部で何が話し合われているのか、何が問題になっているのかなど全く分かりません。(議事録の和訳すら提供されなくなりました…)
アジアリジョンオフィスについても、何をしようとしているのか、そのためにどのような話し合いが行われているのか、さっぱり分かりません。
特定のクラブの”恩恵”を受けられない一般出陳者はいつも”蚊帳の外”…。
日本はアイソレイテッド地域の指定を外れて久しいですが、情報公開という面では”アイソレイテッド”のままと言えます。
次のアジアディレクターはアンテナを高く広げて積極的に情報提供に取り組み、「出陳者、メンバーの皆さま方に見えるリジョン運営を進めていきたい」とはっきり言える人でなければならないでしょう。
小池氏は「一番大きな問題は予算が正しく有効に使われているのか、ということだと思います」「透明性を確保していきたいと思います」と話しました。
TICAアジアも同じでしょう。リジョンの予算が「正しく使われているのかどうか」チェックしなければなりませんし、「透明性を確保」していかなければなりません。
次のアジアディレクターはある程度の会計の知識を持ち、透明性を確保してくれる人物でなければならないでしょう。
小池氏は会見の中でアン・モロウ・リンドバーグさん(大西洋無着陸飛行をしたことで有名なリンドバーグさんの奥さん)の言葉を引用しました。
それは「成長や改革、変化の中にこそ本当の安定がある」というものでした。
小池氏はそれに続けて、「私はぜひ、都政、東京を大改革し、それはすなわち本当の安定につながることを確信いたしまして、都民の皆さんに新しい都政がいかに有効であるかということを実感していただけるよう粉骨砕身邁進して参りたいと思います」と語りました。
TICAアジアにおいても「TICAアジア大改革」を断行し、それを真の意味での安定につなげられるアジアディレクターが必要とされているのではないでしょうか…。
目先の安定、まやかしの安定はすぐに崩れ、結局、その悪影響をモロに被るのは、特定のクラブの後ろ盾がない一般出陳者なのです。
小池氏が選挙中から口にしていた言葉も、TICAアジアにとっては欠かせないものであるでしょう。
「嫌われている、嫌われていないには興味がなくて、嫌われることをやることが政治に必要なことだと思っています」--。
人気取りで目先の「票」集めに走るような選挙にしてはならないということです。
次のアジアディレクターには小池氏と同じように、「嫌われている、嫌われていないには興味がない」人、「嫌われることをやることが今のリジョン運営に必要なことだと思っています」と言える人物がならねばならないと思いました。
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