続・群馬大病院の「医療事故」に学ぶ
「度重なる手術死はなぜ防げなかったのか」--。
群馬大病院の「手術死続発」問題を巡ってはこうした疑問が出て来て当然でしょう。
ある報道によると、群馬大では「第一外科(一外)と、後からできた第二外科(二外)とが対立してきた」とのことです。(※問題発覚を受け2015年4月に統合)
「一外と二外は100年戦争になる」「二外の人とは専門が同じでも口をきくことはない(一外)」「仲の悪い一外が良くない情報を流しているんでしょう(二外)」など、まるでTVドラマ「ドクターX」の世界が繰り広げられていたことが分かります。
しかし、私が強調したいのは患者さんの言葉です。
「同じ病棟で診療しながらお互いに知らないとは。群馬大には患者のために協力する発想はないのか」--。
「患者にはそんなこと(一外と二外の対立)関係ないですよね」--。
Cat Fancyも全く同じではないでしょうか。
ショーは高いお金を払ってエントリーしている出陳者が第一であり、「出陳者のために協力する発想」こそ大切なはずです。
ディレクター選挙がどうのこうのとか、裁判がどうのこうのとか、「出陳者にはそんなこと関係ないですよね」ということではないでしょうか。
TICAであれば、どのクラブが主催しようがTICAのショーであり、そのショーを”政治の道具”として使うことは、TICAを”政治の道具”として使い、出陳者を”政治の道具”として使うことと同じです。
Politicalな事とショーを切り離して考えることが、組織全体をPositive & Constructiveな方向に向かわせることにつながるでしょう。
少なくとも、組織のトップにあってはPoliticalな事とショーを切り離して考え、「出陳者ファースト(Exhibitor First)」の先頭立てる人でなければなりません。
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