小池氏大勝に見る2つの注目点
都知事選は、小池百合子氏が2位の増田寛也氏に100万票以上の差を付けて大勝しました。
色々な勝因分析がなされているようですが、私は2つの点に注目しました。
1つは、小池氏が「政党や組織に頼らない選挙」を打ち出したことです。
ご存知のように、増田氏の推薦を決めた自民党都連は地元区議らに対し、増田氏以外の候補者を応援した場合は「議員本人だけでなく親族も含めて除名等の処分対象とする」との引き締め文書を配布したと言われました。
猫界で言えば、「出陳者本人だけでなく、その人がブリードした猫を持っている一般オーナーまで出陳拒否する」と言ったどこかのクラブと同じ構図です。
私は、猫界の選挙もこれからは「クラブに頼らない選挙」が重要であると感じました。
もう1つは、「政党や組織に頼らない選挙」とも密接に関連しますが、都民の間で「透明でしがらみのない都政を期待する」声が溢れかえっていたことであり、小池氏がそれに応えたという点です。
猫界の大多数も、「透明でしがらみのないショー運営」「透明でしがらみのないリジョン運営」を求めているのではないでしょうか…。
小池氏は昨夜、自ら勝因分析し、「政党を超えて新しい東京を求める声が大きかった」と話しました。
TICAアジアに関して言えば、クラブやしがらみを超えて新しいTICAアジアを求める声が大きくなってほしいと思いました。