人の意見に左右されフラフラするからこそ…
「人の口に戸は立てられぬ」のことわざ通り、時間が経てば舞台裏や交渉の経緯は全員が知るところになります。
たとえどんなに素晴らしい主張や約束をしても、「実は○○さんが裏でこんな要求をしていた」とか、「こんな取引をもちかけていた」というようなことが明るみに出れば、「結局、要求に屈して言いなりになる人」「裏取引に応じる人」として支持は得られなくなるでしょう。
実は、ここにはある皮肉な”法則”が隠れています。
それは、人の意見に左右されフラフラするからこそ、色々な人が色々な意見や要求を言ってきたり、取引を持ちかけてきたりするのです。
なぜ、他人の意見に左右されフラフラしてしまうのか--。
理由は簡単です。その人自身が揺るがぬ信念と確固たる見通しを描けず、さらに「要求」や「裏取引」と、Constructiveな「意見」「アドバイス」の区別が付かないため、全てが「貴重なご意見」と聞こえてしまうからです。
一方、人の意見に左右されず、決してフラフラしない人に対しては、色々な人が利害の絡むような「要求」や「取引」を持ちかけたりしてくることはありません。ここぞという時にだけ本当の友人が真にPositive & Constructiveなアドバイスをしてくれます。
「要求」めいた話が来たり、「○○してくれるなら△△します」といった取引まがいの話を持ち込まれたりした時点で、自分は「要求に屈して言いなりになる」人、「取引に応じやすい」人と思われているのだと、私は自分に言い聞かせています。