2年を経てなお反省のかけらもないとは…
2014年6月の上田市でのショーでの「出陳拒否」を巡る原告側(アクトクラブ員とそのクラブ員の猫のオーナーの2人)の訴えに対し、被告側(クラブオーナーとクラブ代表、エントリークラークの3人)が全面的に争う姿勢を示したそうです。
「6月上田ショー」でのエントリークラークは、「4月ショー」と同じでした。
被告側は、一度は「深謝する」とした「和解条項案」を自ら示したわけですから、少しは反省しているのかと思いましたが、やはり一切、反省していないようです。
というのも、被告側が「深謝する」とした「和解条項案」を提示したと聞いた時、被告側は「口先で謝って済むなら安いものだ」ぐらいに考えているのではないかと疑っていたからです。
「2月ショー」「4月ショー」を巡る「出陳拒否」裁判は2014年夏に始まりましたから、かれこれ2年経つわけです。
この間、十分に時間があったわけですから、被告側のエントリークラークは「ショールール」や「エントリークラークマニュアル」を読み直すとともに、裁判での原告側・被告側のやり取りを丁寧に追って行けば、何が本当に正しいことだったか分かるはずです。
反省の時間がこれだけあってもなお、反省しないというのは、エントリークラークも含め、全員が”確信犯であり、”まさに”組織ぐるみ”ならぬ”クラブぐるみ”だったと言えます。
もしかすると、エントリークラークはクラブオーナーの指示に従わざるを得なかっただけかとも思いましたが、どうやらそれも違ったようです。
やはり、この裁判は「判決」によって「白黒」はっきり付けることが、原告側・被告側双方にとってだけでなく、TICAアジア全体にとってもいいような気がしてきました。