「万機公論に決すべし」…
「政治とカネ」の問題にまみれ、2代続けて東京都知事が失脚しました。
舛添氏は五箇条の御誓文の第一条に書いてある「万機公論に決すべし」を信条としていたようですが、いつの間にか独断専行になってしまいました。
「自分の正しいと思った判断をすればよい。その権限を都民から託されている」と勘違いしたのでしょうか…。
あるいは、いつの間にか「いまこそ、強いリーダーとして都民の為に行動しなければならない」と過信してしまったのでしょうか…。
「万機公論に決すべし」とは、「天下の政治は世論に従って決定すべきである」という意味で、TICAアジアに当て嵌めれば「TICAアジアの運営はメンバーの世論に従って決定すべきである」となるでしょう。
先のボードでは、「P.O.(Presentation OnlyまたはPresented Only)」ルールの改正に関し、12人のボードメンバーが反対票を投じるなか、アジアディレクターは賛成票を投じました。
これは果たして「公論に決すべし」だったと言えるのでしょうか?
アジアディレクターが「自分の正しいと思った判断をすればよい。その権限をアジアの会員から託されている」と思っていたのだとしたら、大きな勘違いをしているとしか思えません。
※本日は2本をアップする予定です。2本目は18:00の予定です。
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