猫界は「バブルの絶頂を迎えてる」?(2)
TICAアジアにおいては出陳者数が減っている現状もありますから、猫ブームを背景に新しい出陳者が増えることはいいことです。
そして、新たなブリーダーが増えることもいいことでしょう。
しかし、そこにはひとつの大前提があるはずです。
良識と常識を持った出陳者であり、健全なブリーダーであることです。
しかし、実際はどうでしょうか?
ここ数年、TICAアジアで起きたことと言えば、ショー会場内で女性の出陳者が平手打ちにされたり、何が不満だったか知りませんが審査中に大声で怒鳴り散らす出陳者がいたり、はたまた”動物虐待”まがいのことまでするブリーダーがいたり…。
もし、良識も常識もない出陳者やブリーダーを引き込んだとしたなら、引き込んだ人にも大きな責任があると言わざるを得ません。
もし、良識も常識もないような出陳者であれば、引き込んだ人(あるいはその人が加入したクラブ側)が責任を持って良識と常識を持たせ、TICAのルールを理解してもらうようにしなければならないはずです。
良識と常識があろうがなかろうが、出陳者やブリーダーが増えるなら何でもウエルカムという姿勢を取り続けるなら、第2、第3の残念な出来事が必ずや起きることでしょう。