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2016年5月 4日 (水)

【速報】「SGC」タイトルの獲得要件が緩和?

今月20~22日に予定されているTICAのボードミーティングにおいて、「SGC」の獲得要件の緩和に関する動議が提出されるようです。

現在、「SGC(SGCA、SGM)」は、「QGC(QGCA、QGM)」を獲得したあとに、ベストを獲る(このほか、タイトルポイント6000点以を獲る)必要がありますが、これをキャットカウントによって変えようという内容です。

具体的には、ABリングにおいてキャッツでカウントが75頭以上、アルターとHHPで50頭以上の場合、ベストでなくてもファイナルに入れば、「SGC」を獲得できるようになるというものです。(※もちろん、QGCのタイトルを取得済みで6000点のタイトポイントが必要である点は変わりません)

また、SPリングにおいてはキャッツでカウント50頭以上の場合、ベストでなくてもファイナルのトップ5に入れば、「SGC」を獲得できるようになるという内容になっています。

この動議が可決すれば、「SGC」が獲りやすくなるのは間違いありません。特にカウントが多い欧米のリジョンの出陳者にとってはこの恩恵を享受できます。

日本でも、頑張って猫を集めればどうにか実現できるカウントですし、「ABリングでファイナルに入りさえすれば『SGC』の獲得要件を満たせるのならエントリーしようかしら…」と思う出陳者が出てくる可能性も期待できます。

しかし、一方で、TICAの「SGC」というタイトルの希少性が薄れることも間違いありません。

頑張って、頑張って、あるいは何年もかけて、最後に「ベスト」を獲ったという経験をされた方ならお分かりかと思いますが、あの大きな感動を得る機会も減ることになります。

この要件緩和がTICAの今後の発展と繁栄につながるのかどうか、メンバーひとりひとりが真剣に考える必要があるでしょう。

※「猫界における『プロ意識』について考える」は休みました。

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