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2016年5月12日 (木)

【速報】「P.O.」ルールの改正について(3)

こんなケースも考えられます。

例えば、あるショーのSPリングにおいて、5頭しか猫が出て来ないとします。(エントリーは10頭いるのですが、SPリングのポイントは必要ないから5頭がアブセントしたとします

このカウントでは、たとえベストを取ったとしても、アワードポイントは104点にしかなりません。

一方、こうしたリングの場合、カウントが1頭増えるごとに、ベストの猫のアワードポイントは11点ずつ増えるわけです。カウントが10頭になれば、ベストを取ると159点になります。

もし、「P.O.」改正の動議が通れば、どうなるでしょうか?

残り5頭がアブセントしないで、「P.O.」として出てくればいいというわけです。

そうなれば、5頭全部がいわゆる”もれなくファイナル”になる上に、アワードポイントもカウントが10頭の時の点がもらえることになります。

これはポイントの”不正操作”と言えるでしょうか? それとも言えないでしょうか?

もちろん、ルール改正の動議が可決されれば、ルールとして「不正ではない」という”お墨付き”を与えることになります。

しかし、果たしてこういうルール的な”お墨付き”を与えることがいいことなのでしょうか?

少なくとも、こうしたケースが想定されることを、TICAのボードメンバーだけでなく、ジャッジと出陳者全員が知っておかねばならないでしょう。

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