前期ショーレポ、全て開きました!(2)
IW入賞やアワードランキングの上位を目指した競争の真剣さはショーレポートとEstimated Standingsから窺い知ることが出来ます。
例えば、Estimated Standingsでキャッツの3位(ベストSH)の米国BGは、今年1月中旬にチャンピオンシップに上がってきて、4カ月弱で13044点(Estimated Standingsベース)を稼いだわけですが、そこには緻密な出陳戦略と執念が垣間見られます。
この米国BGはMAリジョンの猫です。しかし、フランスのショーに2回出たほか、年度末のドイツのショーにも出ていました。
このうち、ひとつのフランスのショーのカウントは100以上、年度末のドイツのショーは90前後でした。
この欧州のショーでの成績がなければ、たった4カ月弱で、13000点台を稼ぎ出し、ベストSHになることは出来なかったでしょう。
真剣にショーを走るとはこういうことであり、そのために努力するとはこういうことであるということが見て取れるような気がします。
IW入賞とは、そうした熾烈な競争の世界で戦うということを意味しているのだと思わずにいられません。