猫界における「プロ意識」について考える(18)
「プロ意識」のある人とない人を分かつものの1つに、「自己保身」が強いかどうかがあると言われています。
「プロ意識」のある人は「自己保身」に走らず、徹底して己と戦い、決して現実から逃避しようとしませんが、「プロ意識」のない人は目の前の困難な状況や出来事から、すぐに逃げだそうとします。
TICAアジアが12年という長きにわたり、混迷の時代にあるのも、原因のひとつに「自己保身」しか考えないトップを戴いたことが挙げられるのではないでしょうか。
「火中の栗」を拾えてこそのトップであり、降りかかる火の粉を払うのはいいとしても、火の粉から逃げ回っていてばかりいるというのは残念な限りです。
例えば、TICAには「プロテスト」という異議申し立ての手続きがあります。
TICAのルールを勉強している方ならお分かりかと思いますが、第一義的にはリジョナルディレクターが解決に当たるものなのです。
まずリジョナルディレクターに相談し、解決に当たってもらう--。それでも解決しない場合に、初めて米国TICA本部に提出するのが本来的な流れなのです。
しかし、TICAアジアにおいては、ディレクターが「プロテスト」を解決するどころか、無関係を決め込んでメンバーから出された「プロテスト」の文書を読むことすらしなかったり、自らが異議を申し立てられて裁判を起こされ、防戦一方になったりしています。
問題解決能力があるかどうかの前に、「自己保身」に走りやすい人であるかどうかの見極めも、重要だと言えるでしょう。
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