「出陳拒否」裁判、第16回期日は明日25日
不当な「出陳拒否」を巡る第16回期日は、明日25日(水)11:00から東京地裁で開かれるとのことです。
4月6日に開かれた第15回期日に被告側4人は出廷せず、関係者によると、とにかく金銭の支払いを頑なに拒んでいるとのこと。
これにより、「判決」に向けた準備が本格的に進むことになりました。
被告側4人全員の考えが一致しているのかどうか知る由もありませんが、少なくともアジアディレクターの頭の中にあるのは「カネ」のことだけのようです。
つまり、「『和解』より支払うカネが少なくなるなら『判決』の方が得」だし、「『判決』なら全く払わないで済む可能性だってある」と考えているようなのです。
確かに、「判決」で原告側の請求額が全て認められることはほとんどありませんし、現状、原告側が修正「和解案」で示している金額より少なくなる可能性があるなら、「判決」に期待をかける気持ちも分からないではありません。
とは言え、「判決」となれば、「勝訴」「敗訴」がはっきりします。
何より「和解」に比べ、裁判所の「判決」の方が格段に重いわけですから、「敗訴」が確定すれば(判決を不服として控訴することも可能です)、TICAのボードの決議以上に大きな”十字架”を背負い続けることになるかもしれません。
確かな根拠をもとに、「『判決』なら必ず勝てる」というのなら話は別ですが、「カネを払わないで済む可能性がある」とか、「カネの支払額が少なくて済みそうだ」という理由だけで「判決」の方を選ぶとするなら、ちょっと違うのではないかと思ってしまいます。
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