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2016年5月 3日 (火)

猫界における「プロ意識」について考える(16)

正しい知識と認識を持てず、しかも高みを目指す意識も低いのであれば、お世辞にも「プロ」とは言えないでしょう。

アジアディレクター、その姉のクラブ代表、そして2人のエントリークラークは、不当な「出陳拒否」裁判で、「血統書付きの猫について、キャットショーに出陳されたものが結果としてショーキャットと呼ばれる」と驚愕の主張をしたのです。

「ショーキャット」の明確な定義はないものの、だからと言って、キャットショーに出陳するだけで「ショーキャット」と呼ばれると言うのは、余りに酷すぎないでしょうか…。

被告側4人の主張が正しいなら、キャットショーに1度でも出陳すればいいわけで、成績が良かろうが悪かろうが、極端に言えば「失格」になったって、「ショーキャット」と呼ばれるようになるわけです。

ファイナルに一度も残れなくても「ショーキャット」、とにかく1度でも出陳しさえすれば「ショーキャット」--。おそらく、この4人、あるいはこのクラブの中では、「ショーキャット」とはそういう定義なのかもしれません。

しかし、少しでも「プロ意識」を持つブリーダーなら、ショーでそれなりの評価を受け、それなりの成績を残し、かつそれらの評価・成績を具体的に示せる「タイトル」や「称号」があってこそ、「ショーキャット」と呼べるのではないでしょうか…。

何の根拠も理由も示さず、説明責任も果たさない--。こうした主張の仕方は被告側4人の特徴でもありますが、だからと言って「 ショーキャット」の定義をここまで貶めていいはずがありません。

裁判官が信じてしまったかどうかは分かりませんが、被告側4人の東京地裁での主張は、まじめに「ショーキャット」創出に取り組んでいるブリーダーに対する侮辱でもあると言わざるを得ません。

こうした誤った認識は正して欲しいですし、少なくとも裁判官の前ではショーキャットというものについて噓偽りないことを話して頂きたいと思います。

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