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2016年4月

2016年4月30日 (土)

猫界における「プロ意識」について考える(13)

アジアディレクターはネットサイトのインタビュアーから、「キャットショーの役割とは?」と聞かれ、以下のように答えました。

「キャットショーには純血種の審査の他にハウスホールドペット部門の審査があります」「特に定められたスタンダードの基準はなく、単に美しさや愛らしさ、その日のコンディションなどによって順位が決められます」--。

「アマ」のブリーダーが聞きかじりの知識でこのように話したり、ジャッジになろうかなという人がTICAの「スタンダード」をまだ良く知らずにこう答えたというのなら理解できますが、TICAのボードメンバーのひとりであるアジアディレクターの答え方としてどうでしょうか…。

TICAの 「ルール」や「スタンダード」を勉強している方々のために、ハウスホールドペット(HH)の「スタンダード」を紹介しましょう。

Beauty                                            20 points
Personality                                      30 points
Condition                                        50 points
   Coat                                           20 points
   Eyes, Ears, Nose, Mouth and Claws  15 points
   Balance and Proportion                  15 points

確かに、純血種の「スタンダード」に比べれば大括りかもしれませんが、HH(HHPと表記する場合もあります)にはHHなりにしっかりとした「スタンダード」があり、決して「特に定められたスタンダードの基準はなく」とは言えないのです。

アジアディレクターは「Beauty」「Personality」「Condition」を挙げ、それらを並列に語りましたが、実際には明確なポイント配分があるわけです。

配分はCondition>Personality>Beautyであり、ConditionはBeautyの2.5倍も重要なのです。

アジアディレクターは「Personality」を「愛らしさ」と表現しましたが、これも一般の人をミスリードしやすい説明と言えるでしょう。

アジアディレクターは、審査の際に「Personality 」の30点を、「愛らしさ」を基準に評価しているのかもしれませんが、TICAの「スタンダード」に沿って言えば違います。

「Personality」は「性格」であり、「個性」を指します。

しかも、HHの「スタンダード」を確認して頂ければ分かりますが、「Personality」は 「be alert, friendly, and easy to handle」と定義され、許容範囲の考慮項目として「Allowance may be made for some nervouseness due to unfamiliarity with shows」と書いてあるのです。

50点が配分された「Condition」の部分はさらに細分化され、それぞれに詳しい説明がされています。

私には、「HH(HHP)にも、しっかりとしたスタンダードの基準が定められている」としか思えないのです。

おそらく、アジアディレクター以外のほとんどのジャッジはそう認識して、HHの猫を審査していると思います。

2016年4月29日 (金)

猫界における「プロ意識」について考える(12)

「対価を得る」あるいは「お金を稼ぐ」のが「プロ」であり、そうでないのが「アマ」という考え方もあります。

本業としているのが「プロ」で、趣味の域を出ないのが「アマ」という考えもあるでしょう。

アジアディレクターの姉は、6年前の「陳述書」で、「私は、このブリーダーの仕事を生業としているわけではありません」と述べていましたから、その意味で「プロ」ではないのかもしれません。

しかし、一方でこの姉は、同じ「陳述書」において、「キャットショーに携わっている経験年数が長く、既にこれまで数々のタイトルを受賞する猫を育成してきた」と強調していますから、「プロ意識」は持っていると考えられます。

前振りが長くなりましたが、TICAという団体そのものも、「プロ」か「アマ」かという点において、曖昧な位置づけであると言えるでしょう。

一般企業が営利法人であるのに対して、TICAは非営利法人ですから、営利法人から見れば、TICAは「アマ」かもしれません。

しかし、その役割と使命という点から考えるなら、「プロ意識」を持たないとやっていけませんし、当然、TICAのジャッジ、ブリーダーとも「プロ意識」を持って携わるべきと言えます。

アジアディレクターはあるネットサイトのインタビューで、「TICAとはどういう組織なのか?」と聞かれ、以下のように答えていました。

「1979年に設立された純血種および家庭猫(ハウスホールドペットキャット)の世界最大の血統登録団体であり、そしてキャットショー公認機関としても世界級です」--。

確かに、ある一面ではその通りかもしれませんが、大切な点が抜け落ちています。

それは、TICAは単なる任意団体ではなく、米国会社法の適用を受けた非営利法人だという点です。

これは、TICAのボードメンバーが日本の会社法で言うところの取締役に相当し、ボードメンバーには米国会社法が定める取締役としての義務が課せられているということを意味します。

しかし、アジアディレクターにはそうした意識が欠けているとしか思えない発言が目立ちます。

そもそも、そうした意識があるなら、「TICAとはどういう組織なのか?」と聞かれた際に、必ずや「米国テキサス州に本部を置き、米国会社法の適用を受けた非営利法人です」という説明が入るだろうからです。

自分が所属する団体、自分がそのボードメンバーでもある団体について、正確な知識と認識を持たず、正確に説明できないところにも「プロ意識」の欠如が透けて見えます。

2016年4月28日 (木)

猫界における「プロ意識」について考える(11)

もしかすると、アジアディレクターは「血統書」自体について大きな誤解をしているのかもしれません。

ネットサイトのインタビュアーの「TICAとはどういう組織なのか?」との質問に関連し、以下のように答えているからです。

「猫のスタンダードの保全管理を徹底し、その血統を後世に伝える正当な血統書を発行することを最大の使命としています。猫のスタンダード=血統書でなければならないと考える世界で最も正確、かつ最も網羅的な血統登録団体と言えますね」--。

「猫のスタンダードの保全管理」? 「猫のスタンダード=血統書でなければならない」?

普通のTICAメンバーであれば、いくつもの疑問符を付けてしまうのではないでしょうか。

アジアディレクターが日本で公然とこんな発言をしていることをTICAの会長や副会長、そして他のボードメンバーが聞いたら、みんな唖然としてしまうことでしょう。

ちなみに「血統書」とは「飼育動物の血統を証明する文書」という意味であり、「スタンダード」とは全く無縁です。

また、「血統」を保全管理する意味、「血統書」を発行する意味もまた、基本的には「スタンダード」とは直接の関係はありません。

なぜなら、早い話が「スタンダード」は団体によって異なりますし、そもそも「スタンダード」は変わっていくことがあるからです。

「プロ意識」を持つブリーダーにとって「血統書」が重要なのは、過去にどのような交配が行われていたかを知ることで近親交配を避けたり、近交係数を低くしたりするために必要だからです。

カラーやパターンに関する遺伝情報を遡るツールとしても欠かせません。

少なくとも、 「猫のスタンダードの保全管理」なんて説明はあり得ないですし、「猫のスタンダード=血統書」という説明もあり得ません。

こうした間違った知識や認識を正して掲載するのがインタビュアーや編集者の役目でもあるのですが、このネットサイトを見る限り、インタビュアーと編集者もまた「プロ意識」に欠けていると言わざるを得ません。

【新製品】猫型ロボ「Hello! Woonyan(ハロー! ウ~ニャン)」

「未来の猫型ロボット」と言えば「ドラエモン」ですが、今日発売になったのは魅力の猫型ロボット「Hello! Woonyan(ハロー! ウ~ニャン)」です。

タカラトミーが販売するもので、「本体を操作するのではなく、スキンシップをとることで楽しめる新しいタイプのペットロボット」とのこと。

まず、スイッチを入れると、目のLEDが光り、「ニャ~ン」と鳴き声を上げながら、4本足で伸びをして尻尾を振るそうです。

足先はタイヤになっていて、前進や後退、伏せ、伸び、ダンスなど自由に動き回ることが可能とのこと。

目や顔にはセンサーを搭載しており、顔を撫でると反応するほか、手やボールを追いかけさせる事もできるとか。

大きさは17.5×29×24cm(幅×奥行き×高さ)。価格は18000円(税抜き)

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《本体は充電式で、USBチャージケーブルが付属するそうです》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年4月27日 (水)

猫界における「プロ意識」について考える(10)

TICAのあるジャッジが、ブリーダーが猫を選ぶ基準と、ジャッジがショーの審査において猫を評価する基準の違いについてコメントしていたのを思い出します。

ブリーダーは将来的な繁殖を見据え、「この優れた部分が欲しいから(目であったり、耳であったり、体格であったり、性格であったり…)、ブリーディングプログラムに入れる猫を残すかもしれないが、ショーでの審査は『スタンダード』に基づいて総合的に判断する」--。

そうであるとするなら、ブリーダーの血統図は必ずしもトータルバランスにおいて優れた固体だけが登録されているわけではないことを意味します。

目型だけは「スタンダード」にピッタリ沿ったものだけど、他は全く違うとか。外見上は「スタンダード」通りとは行かないけれど、この素晴らしい性格は絶対に受け継がせたいとか…。

逆に、どんなに外見上は「スタンダード」通りでも、遺伝的な欠陥や性格的な問題があればブリーディングプログラムから外し、血統図からは消えてゆくわけです。

しかし、アジアディレクターはあるネットサイトのインタビューでこう語っていました。

「TICAの血統書を持つ猫はスタンダードに近い猫であり、その家系もみなそういう資質を持つ猫であるということ。『スタンダード=血統書』と、両方が同じ位置にあると考えているわけです」--。

「血統書」はあくまで「血統書」であり、それ以上でもそれ以下でもないはずです。

少なくとも、「TICAの血統書を持つ猫はスタンダードに近い猫」という発言は、一般の人の認識をミスリードしてしまうでしょう。

アジアディレクターが言うところの「そういう資質」が何を指すのか分かりませんが、冒頭のジャッジの言葉が正しいなら、決して「その家系もみなそういう資質を持つ猫であるということ」は決してありません。

昨日も触れましたが、「プロ」と「アマ」の違いのひとつに、正確な知識・認識を持てるかどうかと言うことがあり、「プロ」であるなら正確な知識と認識を持っていることが大前提です。

「『スタンダード=血統書』と、両方が同じ位置にあると考えているわけです」という説明は、余りに正確な知識と認識に欠けていると言わざるを得ません。

もちろん、「アマ」の団体であり、「アマ」のブリーダーであるということなら仕方ありませんが…。

【新製品】「猫キャラ・メガネケース」のデザイン決定

「あなたの投票で決まる『猫キャラ・メガネケース』デザイン」が決まりました。(※3月15日のブログ参照)

猫キャラクターグッズ「choo choo(チューチュー)」では、母の日に合わせた新商品として、公式通販サイト「猫グッズのchoo choo本舗」と直営店「Jetoy Japan STORE」で販売を始めたそうです。


Choochoo
《第1位は左上の「ブルーローズ」、第2位は下段の「ピンクずきん」、第3位は右上の「白黒猫ジュエリー」だったそうです》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年4月26日 (火)

猫界における「プロ意識」について考える(9)

インタビュー記事というのは実に恐ろしいものです。それは明らかな”提灯記事”であっても同じです。

なぜなら、インタビュアーの聞き方と書き方によって、読者が抱く話し手の印象や評価が大きく違ってくるからです。

仮に、「プロ意識」を欠いた人物に対するインタビューでも、「プロ」のインタビュアーの手にかかれば、まるで「プロ意識」を持つ人物であるかのような記事を組み立てる事が可能です。

逆に、素人のインタビュアーの手にかかれば、たとえ「プロ意識」を持つ人物に対するインタビューでも、まるで話し手が「アマ」であるかのような印象を与える記事になってしまうのです。

あるネットサイトのアジアディレクターに対するインタビュー記事は、その意味で酷いものでした。

この記事では、アジアディレクターが明らかに事実誤認と思える発言をしても、事実関係を確認せず、右から左へとそのまま掲載していました。

アジアディレクターの思い込みと思われる発言も同様です。

アジアディレクターの評価を落としたり、貶めたりするような事実誤認や思い込みの発言は掲載しないか、インタビュー後でも再確認して正しく掲載してあげればいいだけなのですが、このインタビュアーは何もしていなかったことになります。

あるジャーナリストがインタビュー記事の要諦について、以下のような話をしていたのを思い出します。

「記事を読むと、インタビューに応じた人物が愚か者に見えてしまう場合がある。しかし、万が一、愚か者に見える発言があったとしても、その発言を記事として掲載しなければ済む話だ。使う以上は『きちんとした話ができる人』に見えるように記事を仕上げてほしい」--。

個人的なブログならまだしも、デジタルメディア事業を主力とする東証一部上場企業の全額出資子会社が運営するわけですから、インタビュアーにはそれなりの「プロ意識」があっても良かったのではないかと思えます。

アジアディレクターのインタビュー記事は、掲載したサイト運営会社、取材に応じたアジアディレクターが所属する団体の双方にとって、大きなマイナスであったと言わざるを得ません。

【イベント】GWイベント ねこ・猫・ネコ フェスティバル

日本橋三越本店(本館1階中央ホール)で4月27日~5月8日まで、「GWイベント ねこ・猫・ネコ フェスティバル」が開かれるそうです。

「PECO NEKO館」では、選りすぐりの猫動画を一挙公開するほか、可愛いい保護猫のビッグポスターと一緒に写真を撮ってSNSで情報発信すると寄付につながる「PECO Cat's Poster Project」、「PECOカフェ」などを企画しているとのこと。

猫ファンに人気の猫雑貨もセレクトショップ「PECOMA」で展示販売する予定だとか。

イベント期間中の5月7日には、タレントで動物愛護・保護支援財団「一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル」を設立している滝川クリステルさんが来場し、動物殺処分ゼロに向けた取り組みに関するイベントを開催する予定だそうです。


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《「PECO NEKO館」のイメージ》

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《日本初上陸となるアメリカで人気の猫フィギュア「Amy's Favorite Cat」》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。





2016年4月25日 (月)

猫界における「プロ意識」について考える(8)

猫の「スタンダード」について、アジアディレクターは、あるネットサイトのインタビューでこうも話していました。

「よってスタンダードに近い猫ほど誰が見ても魅力的で、一度は飼ってみたいと思える猫なわけです。猫のスタンダードとは、その猫を愛する人たちにどのような外見が魅力的に映るかに重点が置かれており…」--。

ある猫種にとっては、そういうこともあるかもしれませんが、全ての猫種についてそうだと言い切れるとは到底、思えません。

例えば、TICAの登録猫種で最も多いベンガルの場合、「スタンダードに近いベンガルほど誰が見ても魅力的で、一度は飼ってみたいと思えるベンガル」とは言えないからです。

少なくとも、多くの人が一般的に欲しがるベンガルと、現状のTICAの「スタンダード」に基づいたベンガルは違います。

何をもってして、「魅力的」と見るかは主観的な判断ですから、人によってまちまちです。

「一度は飼ってみたい」というのも主観的な欲求ですから、人によってまちまちです。

一方、「スタンダード」は出来るだけ客観的に定義したものであり、「スタンダード」に近いということと、「誰が見ても魅力的」か、「一度は飼ってみたいと思える」かは別の次元の問題です。

もちろん、見る人が「スタンダード」を良く理解していれば、「魅力的」に見えて、「一度は飼ってみたい」と思うかもしれませんが…。

アジアディレクターの単なる思い込みか、理解不足か分かりませんが、いずれにしても「プロ意識」に欠けた「スタンダード」の説明の仕方であることだけは間違いないでしょう。

【新製品】やっぱりごはんは温かい方がいい…

「温かい食事をペットにも」ということで登場したのが 『ラクック 食べごろほっとストッカー』--。

このシリーズに、少量ストックに便利なミニサイズ(容量:約800ml)が新登場したそうです。

猫のウェットフード(缶詰・アルミトレイ・レトルトパウチ)を、ペットがおいしいと感じる39℃(ペットの体温と同じ)に温めるとのこと。特に冬場は活躍しそうです。


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↓↓製品の詳細はこちら↓↓
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↓↓商品の動画はこちら↓↓
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※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年4月24日 (日)

猫界における「プロ意識」について考える(7)

「プロ」と「アマ」の違いのひとつに、正確な知識・認識を持っているかどうかと言うことがあるでしょう。

「プロ」であるなら、正確な知識・と認識を持っていることが大前提と言えます。

ところで、みなさんは「猫の『スタンダード』とはどういうものでしょうか?」と聞かれた時、どう答えるでしょうか?

簡単な言葉なら、ネット検索ですぐに答えが見付かるかもしれませんが、「猫のスタンダードとは」と検索しても、辞書を引くようには答えを得られません。

それだけに、答え方次第で「プロ」と「アマ」の差が如実に表れてしまうと言えます。

TICAにおける猫の「スタンダード」は外見だけを規定したものでしょうか? 

確かに外見に関する規定は多いですが、それだけではないはずです。

性格のあり方も「スタンダード」に含まれていますし、遺伝学的な要素も多く含まれています。

もし、「外見」だけを定めたものだと勘違いしているジャッジがいるとしたら、おそらく審査の際も、文字通り「外見」だけを見て審査しているのでしょう。

アジアディレクターはあるネットサイトのインタビューでこう話していました。

「TICAに公認された純血種にはすべてスタンダードというものが定められています。これは、その猫種がどういう外見をしているべき猫なのかと詳細に決めているものです」--。

これは明らかに、猫の「スタンダード」のあるいち側面しか語っていません。

これでは「プロ」とは言えないですし、TICAのボードメンバーとしても恥ずかしい発言と言わざるを得ません。

これに対し、全く別のあるブリーダーは以下のような説明をしていました。

「純血種の猫種にはそれぞれに理想の姿というものがあり、それをスタンダードと言います」「 キャットショーは、(人の手による)良くない繁殖を防ぎ、また経年によって猫種の特徴がズレていかないよう、純血種としての『本来あるべき姿』をしっかり残していこうというのが目的です」--。

人によって「スタンダード」の説明の仕方には、違いがあるかもしれませんが、「外見」といういち側面だけを取り上げたアジアディレクターの説明より、後者のブリーダーの説明の方が本質を突いたものと思えてなりません。

2016年4月23日 (土)

猫界における「プロ意識」について考える(6)

子猫の売買に関して言えば、しっかりとした「売買契約書」や「譲渡契約書」を交わすのが「プロ」であり、交わさないのは「アマ」と言わざるを得ません。

そして、本当に「プロ」を自認するなら、その「契約書」は司法書士か弁護士にチェックして貰うべきでしょう。

アジアディレクターの姉は、東京地地裁に提出した6年前の「陳述書」において、「通常、猫の売買においては、売買契約書や代金の領収書等を発行することはなく…」と陳述し、妹のアジアディレクターもその陳述に異を唱えることはなかったわけですが、一方でアジアディレクターはそれとは矛盾することを語っています。

あるネットサイトのインタビューで、アジアディレクターは「(TICAに所属するブリーダーは)『猫譲渡契約書』や『重要事項説明書』をはじめ、子猫の性格や行動だけでなく両親猫の性格など細かな部分まで説明します」と話しているのです。

自分たちが東京地裁に提出した6年前の「陳述書」で何を書いたかなど、決してバレないとでも思っていたのでしょうか…。

それとも、6~7年前の裁判での「和解」を機に、この姉妹は心を入れ替え、「売買契約書や代金の領収書等を発行する」ことにしたのでしょうか?

アジアディレクターは「TICAに所属するブリーダーは、猫を知り尽くしたプロ集団です」と胸を張って語っているわけですから、「売買契約書」も「プロ」の名に恥じぬ、しっかりしたものであってほしいと思います。

2016年4月22日 (金)

猫界における「プロ意識」について考える(5)

「よいブリーダーに出会うにはキャットショーに出向くといいですね」「『頼れるブリーダー』を選ぶことが大切です」--。

アジアディレクターは、あるネットサイトのインタビューで、こんなことも話していました。

「猫を知り尽くしたプロ集団」だからこそ「頼れる」…。そして、そうした「頼れるブリーダー」に出会うにはキャットショーに行くこと…。おそらく、こう言いたかったのでしょう。

しかし、こう語る本人とその姉自身が猫の譲渡を巡るトラブルで、かつて譲渡先から東京地裁に訴えられたのです。

訴えた側にしてみれば、「よいブリーダーに出会うにはキャットショーに出向くといい」と思い、アジアディレクターとその姉のことを「頼れるブリーダー」だと思わされてしまったと言えるかもしれません。

裁判の結果はと言えば、被告側のアジアディレクターとその姉が10万円の解決金を支払うことで和解になったわけです。

「頼れる」というのはショーで好成績を上げることだったようですが、姉が繁殖した猫をジャッジでもある妹が審査して、いい成績を与えることだったわけですから、確かに「頼れる」と言っても間違いではなかったかもしれません。

しかし、真の「プロ」であるなら、妹の審査に頼らずとも、好成績を上げてほしいものです。

ちなみに、今シーズンの「ベストキツン」(暫定)は、上位30リング中、7リング分が妹であるアジアディレクターの審査結果となっています。

【新製品】「柄」も「心」も折れにくい歯ブラシ

「歯ブラシの『柄』も飼い主の『心』も折れにくい! 愛犬・愛猫の歯みがきトレーニング用歯ブラシを発売」とは、なかなか、練られたキャッチコピーです。

神奈川県綾瀬市にあるトーラスという会社が、「歯みがきをしてあげたいけど、なかなかさせてくれない」という愛犬・愛猫の飼い主の為に、歯みがきトレーニング用歯ブラシ『デントレーナー』を発売したそうです。

同社によると、「犬や猫の歯磨きに関心を持つ飼い主が増えて、ペットの歯磨きに挑戦する方も増えてきていますが、慣れないことで犬や猫は嫌がり、歯ブラシの柄に思わず噛み付き柄が折れる経験をし、やる気であった心も折れます。そこで『デントレーナー』を開発しました」とのこと。

毛先はペットのお口の形別に分けることで、 しっかりと奥歯まで磨けるように工夫。『鼻ペチャ犬用』『長いマズル犬用』『中・大型犬用』『猫ちゃん用』の4種類があります。


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《猫用は左から2番目です》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年4月21日 (木)

【猫カフェ】東京都が業務停止命令、全国初

東京都が、墨田区の「猫カフェ」に対し、猫を繁殖させすぎた上、病気をまん延させるなど適正な管理をしていなかったとして、動物愛護法に基づき、21日から30日間の業務停止処分にしたそうです。

都によると、「猫カフェ」の業務停止処分は全国で初めてということです。

処分を受けたのは、東京・墨田区江東橋にある猫カフェ「ねこのて」。

報道によると、「広さ6畳ほどの部屋で営業していましたが、適正な管理を怠って猫を繁殖させすぎたため、当初は10匹程度だった猫が一時60匹余りに増えていました」とのこと。

利用客や近所の人から「猫の健康状態が悪そうだ」とか「悪臭がする」などという苦情が相次いで寄せられたことから、都は今年2月に業務改善命令を出していましたが、その後も改善が見られないことから、業務停止処分にしたそうです。

※「猫界における『プロ意識』について考える」は休みました。

【新製品】マックハウスが新しい猫のPB

東証ジャスダックに上場するマックハウスが猫をモチーフにした新しいプライベートブランド(PB)となる「Nyans World」を発売するそうです。

同社によると、「猫の持つ癒しの力」に強い魅力とシンパシーを感じ、個性豊かな5匹の猫をモチーフにしたウェアや雑貨で可愛らしい猫を表現いたしましたとのこと。

主人公はASのルーシーで、陽気で冒険大好きな性格とか。このほか、PS、RD、SF、NFの4頭のキャラクターがいます。

アイテムはTシャツやジップパーカー、ランチトート、スリッパなど。


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※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年4月20日 (水)

猫界における「プロ意識」について考える(4)

「プロ」と「アマ」を分けるもののひとつに、「要求水準の高さ」があるかと思います。

「プロ」としてストイックなまでの「要求水準」を自らに課してこそ、「アマ」とは異なる高みに到達できます。

逆に言えば、「アマ」が「アマ」にとどまる所以は、その「要求水準」の低さと言えるでしょう。ある種の「甘さ」と言い換えてもいいかもしれません。

アジアディレクターは、あるネットサイトのインタビューで、ペットショップにおける子猫の販売について、「生後56日以降の販売に関してどう考えますか?」と聞かれ、以下のように答えました。

「法律が改正されてずいぶんよくなったと思っています」「生後56日頃はちょうど 1回目のワクチン接種の時期にあたります」「販売は法律上可能にはなりますが、この1回目のワクチン接種で免疫が付かない子もいるので、できれば2回目のワクチン接種後の、体調の良いときに販売されるのが理想です」--。

「ただ先天的な内臓や骨格の異常などは、生後4カ月あたりから出てくることが多いのです。ですから、生後4カ月を過ぎている健康な子をお選びくださいといいたいところですが、このころはコロコロとしたかわいらしい子猫から縦に成長をする子猫の変貌期にあたるので……。実際にこれを広めていくのは難しいのかなと思いますが、私はぜひとも推奨したいですね」--。

生後何日目から販売するのが適切かを巡っては、人によって色々な考え方があるでしょうから、TICAのメンバーの中でも意見は分かれるかもしれません。

しかし、TICAはペットショップ業者の団体ではなく、良識と常識を持った猫愛好家の団体であるとするなら、「実際にこれを広めていくのは難しいのかなと思いますが、私はぜひとも推奨したいですね」というのは明らかに「要求水準」が低いと思えてなりません。

世界を見回して、良識と常識あるTICAのブリーダーが果たして生後56日で子猫を譲渡しているでしょうか?

そもそもペットショップという業態が、諸外国に比べて緩い規制の中に置かれている日本にあって、高い「要求水準」を掲げて改善に取り組むのが真の猫愛好家であり、TICAアジア のトップではないでしょうか…。

「実際にこれを広めていくのは難しいのかもしれませんが、子猫の幸せを考えれば当然のことであり、必ずや変えて行きたいと思います」と言えるトップであって欲しいと思います。

【猫カフェ】世界で唯一? 姫路市の「黒猫カフェ」

黒猫しかいない…という珍しい「猫カフェ」が兵庫県姫路市にあり、人気を博しているそうです。

いずれの黒猫も、いわゆる「保護猫」で、猫を殺処分から救う活動をしている女性店長が「黒猫と、黒猫を愛する人の架け橋になろう」と2年前の暮れに改装開店したとのこと。

報道によると、8頭のうち7頭は、市動物管理センターから引き取られ、もう1頭は交通事故に遭って警察に保護され、動物病院で治療を受けた後に里親募集されていたということです。


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《cat cafe ねこびやか-黒猫cm-》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年4月19日 (火)

猫界における「プロ意識」について考える(3)

勝負ごとに「出来レース」という言葉がありますが、あるネットサイトのインタビューも”出来レース”の域を出ないと言えるかもしれません。

そもそもインタビュアー自身がアジアディレクターと懇意なブリーダーなわけです。悪いことを聞くはずもなければ、掲載するはずもありません。

冒頭、インタビュアーはアジアディレクターについてこう書いています。

「TICAのブリーダーとして、TICAのキャットショーのジャッジとして、そしてTICA Asia Regionのディレクターとして長年にわたり尽力をされている『猫界』を知り尽くす方です」--。

TICA Asia Regionのディレクターとして、確かに長年にわたり尽力してきたのかもしれませんが、その一方で尽力という言葉とはほど遠いことをしてきた方ということも確かであり、それはみなさんもよくご存知の通りです。

もし、そうした数々の”悪行”に目をつぶり、いいことだけしか掲載しなかったのであれば、インタビュアーも”グル”と言わざるを得ません。

この文章で唯一、正しい表現と言えるかもしれないのは、「『猫界』を知り尽くす方です」という部分かもしれません。

なぜなら、あくまで知り尽くしているのはこの「猫界」という”迷宮”であって、決して「猫」を知り尽くす方でも、猫の「病気」を知り尽くす方でも、猫の「スタンダード」を知り尽くす方でも、TICAの「ルール」を知り尽くす方でもないからです。

【保護猫】”猫ビル”構想明らかに!

「猫カフェ」や「猫と暮らすためのマンション」など、猫ブームの広がりはとどまるところを知らない勢いですが、今度は「猫ビル」なるものの構想が明らかになったそうです。

「保護猫のランドマーク『猫ビル』を大阪心斎橋につくりたい!」ということで、5階建てのビル1棟まるまるを猫用施設にするとか…。

画像でも紹介しましたが、1階は「猫カフェバー」、2階はネコリパブリックが主催する猫イベント「ネコ市ネコ座」の常設フロア、3階は「保護猫カフェ ネコリパブリック」で、「キャットウォークや、キャットタワーがはりめぐらされた、猫の楽園」とのこと。

4階は、これがまた不思議な空間で、「CAT&BED&BOOK」という名称。どういう場所かというと、「お昼寝ができるプライベートスペースをご用意」「猫好きのあこがれ、猫とお昼寝ができる場所なのです」ということです。

5階は「ネコシェアオフィス・ネコワーキングスペース」ということで、「猫と一緒に仕事がしたい!という会員限定のシェアオフィス」にするそうです。

そして屋上は「交流の広場・パーティースペース」として、「ハンモックなどをご用意させていただき、シェアオフィス、コワーキング会員様達の憩いの場を作る予定に しております」とのこと。

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↓↓さらに詳しい構想内容はこちら↓↓
http://kibi-dango.jp/info.php?type=items&id=I0000232

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年4月18日 (月)

猫界における「プロ意識」について考える(2)

アジアディレクターはあるネットサイトのインタビューで、「プロ」という言葉を何回か使いました。

そのひとつは昨日、お伝えしたTICAの使命を引用する形での「TICAが公認するキャットショーはプロフェッショナルな方法で…」というものです。

もうひとつは先日来、このブログで紹介している「TICAに所属するブリーダーは、猫を知り尽くしたプロ集団です」という発言です。

ここであるひとつの疑問が湧いて来ます。

このアジアディレクターは「プロ」と「アマ」を分けるものについて、どう考えているだろうか?ということです。

人それぞれ見解があると思います。

しかし、私にはひとつだけメンタリティの違いにおいて思い当たることがあるのです。

それは、「プロ」は「あらゆる批判に耐えられる」のに対し、「アマ」は「批判に耐えられない」というものです。

もう少し突っ込んで言えば、「プロ」は「あらゆる批判に耐えるだけでなく、真摯に耳を傾け、ひたすら改善の努力し続ける」のに対して、「アマ」は「批判に耳を貸さず、逃げるか、批判する人々を排除しようとする」のです。

一連の不当な「出陳拒否」、そして裁判で頑なに争う姿勢を見る限り、少なくともそこに「プロ意識」のある姿を見ることはできません。

【熊本地震】猫の怯えも尋常でない…

熊本県を中心に相次いだ地震は、広い範囲にわたって大きな余震が続いているのも特徴のようです。

当然のことながら、人命だけでなく、ペットの安否もとても気がかりになるわけですが、その中で改めて気になったのは相次ぐ大きな余震による猫の怯え方が尋常でないことだとの情報…。

我が家でも大規模な自然災害用に備え、頭数分のペットテントや折り畳みケージは用意してあるわけですが、ぞの前提は全ての猫を安全に確保できるというものです。

しかし、今回の地震では、「ずっとベッドの下に居たり、冷蔵庫の隙間に居て、なかなか確保できない」ということもあったそうです。

ある飼い主さ んは、「未だに隠れて出てこない。いざという時に一緒に避難所に連れて行けない…」と悲嘆に暮れていました。

避難する際は時間的余裕などないことも多いでしょうから、猫の飼い主さんにとっては、いかにすぐ、全ての猫を確保できるようにするかも考えておかなければならないかもしれません。

当然、そうした猫の場合、地震がおさまっても、PTSD(心的外傷後ストレス障害)のような症状が出ると言われていますから、長い目でのケアが欠かせないとも言えます。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災地の方々の安否確認、生活復旧に向けた動きがいち早く進むことをお祈り致します。(昨日のショーでは募金を募っており、我が家も ささやかながら協力させて頂きました)

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年4月17日 (日)

猫界における「プロ意識」について考える(1)

「TICAの使命のひとつとして『TICAが公認するキャットショーはプロフェッショナルな方法で純血種および非純血種の猫を推奨し、ショーが出陳者、ジャッジそして一般の方にも楽しくかつ教養を得られるものとする』とあります」--。

「TICAのショーに参加・来場することで楽しみながら猫に関する知識を高めていただきたいです。ですから、みなさんぜひキャットショーに来てください」--。

このインタビューが掲載されたのは、2015年10月16日です。

アジアディレクターはこう話しながら、一方ではその前年から、自分の気に入らない出陳者に対しては不当な「出陳拒否」を繰り返していました。

アジアディレクターとその姉のクラブ代表、そしてエントリークラーク2人が東京地裁に訴えられたのは2014年7月でした。

インタビューが掲載された2015年10月16日の時点では、東京地裁ですでに不当な「出陳拒否」裁判は、10回の期日が開かれていたのです。

そもそも、このインタビューが掲載された半年前の2015年4月25~26日には、アジアディレクターが実質的なオーナーのクラブにおいて、”動物虐待”まがいの行為があり、その年の9月のボードで「1000ドルの罰金」と「1カ月のショー禁止処分」が科せられていました。

TICAの看板に泥を塗ったディレクターが、TICAやTICAのショーについて語る資格が果たしてあるのでしょうか?

インタビュアーが猫界やTICAと無縁な人であったのなら仕方ありませんが、このインタビュアーはそうした”素人”ではありません。

掲載のタイミングから言って、不祥事から目を逸らさせようと、”提灯インタビュー記事”を掲載したと勘繰られても仕方ないでしょう。

ちなみにこのインタビューを掲載したサイトの運営会社は、東証一部上場企業の全額出資子会社です。

良識と常識ある東証一部上場企業であれば、不当な人権侵害と差別を繰り返して東京地裁に訴えられ、自身がオーナーのキャットクラブが所属団体から処罰を受けたような人物のインタビューを掲載するはずがありません。

もし、このインタビュアーがこうした事実を会社側に隠して掲載したのならインタビュアーの責任は重大ですし、仮にインタビュアーが一連の不祥事や裁判のことを正確に会社側に伝えたにもかかわらず、会社側が「GOサイン」を出したのであれば、会社側のコンプライアンス(法令順守)に問題があると言えるでしょう。

それでも、掲載に当たって「問題ない」というのであれば、どうして「問題ない」と言えるのか、その根拠と理由をこのインタビューを警察した会社側に質したいと思います。

2016年4月16日 (土)

猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(18)

今日は、「とんでもない話だ!」という類いの「驚き」を取り上げます。

アジアディレクターは東京地裁に提出した6年前の「陳述書」で、猫の見学に同席していた事実を以下のように明かしたのです。

「○○(姉)の自宅を訪れた際、その現場に立ち会っていました。私は、その日、△△さん達(原告側)が帰った後も、午後9時ころまで○○の自宅におりました」--。

「陳述書」によると、猫の生年月日は2008年4月16日。アジアディレクターが姉の自宅を訪れ、見学に同席したのが同年7月8日でした。

つまり、子猫の月齢が3カ月弱の時ということになります。

この子猫たちは同年9月13日のショーから出陳され始め、アジアディレクター自身が審査し、何度もファイナルに入れています。

「李下に冠を正さず」「瓜田に履を納れず」の故事成語に従うなら、見学の日から6カ月間は「プレゼンテーション・オンリー(PO)」にすべきでしたが、アジアディレクターは自ら審査し続け、ファイナルに入れ続けました。ベストにしたことも複数回ありました。

組織のトップが長年にわたり、こうしたことをしているわけですから、組織の規律意識が緩み、不正がはびこり、腐敗していっても不思議ではないと言えるでしょう。

2016年4月15日 (金)

猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(17)

本当に「時々ある」というのであれば、やはり素直に驚いてしまいます。

アジアディレクターの姉は、東京地裁に提出した6年前の「陳述書」で、以下のようなことを陳述していました。

「ブリーダーの間では、一度他人に売却した猫を、売り主において、買主と再売買して買戻すということが時々あります」--。

アジアディレクターも全く同じことを、自らの「陳述書」に書いていました。

猫を買い戻した経験がない私にとって、さらに驚いたのは以下の「陳述」の部分です。

「その際、再売買の価格は、最初に売主から買主に猫を売却したときの値段と同じにするのが慣習となっています」--。

アジアディレクターも全 く同じ陳述をしていましたから、少なくとも姉妹の間か、この姉妹のクラブ内か、懇意とするブリーダーやペットショップ仲間の間では、こうした商慣習となっていたのかもしれません。

実は、この「陳述」にはその後があって、「再売買をする際の代金に、再売買するまでに買主が支出した飼育費用やキャット・ショーへの出陳費用等を上乗せするというようなことはありません」(アジアディレクターの「陳述書」)と述べています。

おそらく、売り渡した後、その買主はある期間にわたって飼い、キャットショーに出陳したのでしょう。

どれだけの期間、ショーに出ていたかどうか分かりませんが、その間に「RW」の称号や、「SGC」などのタイトルも獲得していたかもしれません。

こうしたことも含めて、買い戻す際に「上乗せ」が全くないなら、とても驚くべき羨ましい話です。

どんどん子猫を譲渡してはショーに出してもらい、タイトルと称号を取ってもらったあとに、同じ値段で買い戻せばいいのですから…。

こんなに”おいしい”話はありません。

【スイーツ】話題の猫「練切」、次回予約は4月22日!

仙台市にある「青峰堂」さんの和菓子「ねりきり」が大人気なんだそうです。

「黒猫」「三毛猫」、そしてそれぞれの「肉球」合わせて4つの練切が1組になっていて、価格は1620円(クール便代込み、送料は別)。

3月の販売期間は3月22~27日の6日間だったようですが、ブログで取り上げようと思っていたらすでに完売になっていました(すみません…)

予約開始とともにあっという間に完売してしまうようなので、次回(4月22日)はお見逃しなく--。

↓↓ご予約はこちらから↓↓

http://seihoudou.cart.fc2.com/ca76/623/p-r-s/

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《黒猫の方はほんのり胡麻風味なんだとか…》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年4月14日 (木)

猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(16)

「驚き」とひと口に言っても、いろいろな種類があるかと思います。

余りに非常識な行為に対して憤りも混じった「驚き」もあれば、「そういうこともあるんだ…」という素直な「驚き」もあるでしょう。

今日、取り上げるのは素直な「驚き」です。

まず第一に、すでにAさんに譲ることを決めた子猫を、Bさんが欲しいと言っているからといって、Aさんを断ってBさんに譲るというような経験を私はしたことがありませんが、アジアディレクターの姉にはあったということですから、驚きました。

次に、Aさんへの譲渡価格と同じ値段でBさんに譲ることにしたのかな…と思ったら、価格を上乗せしてBさんに譲ることにしたというのですから、二重の驚きでした。

これについてアジアディクレターは、東京地裁に提出した6年前の「陳述書」で、以下のように陳述しました。

「私もブリーダーをしていることから分かるのですが、既に売却先が決まっている猫を、これをキャンセルしたうえで、別の第三者に売る場合、先に売却することになっていた人に気を遣い、後に売却することとした方には、先に売却すこととしていた方への売買代金よりも、若干上乗せすることはよくあることです」--。

特に驚いたのは、最後の部分の「若干上乗せすることはよくあることです」というくだりです。

この姉妹とその周辺の特定のブリーダーに「よくあること」なのか、このクラブ内では「よくあること」なのか、それともアジアディレクターが言うところの「猫を知り尽くしたプロ集団」に「よくあること」なのか…。

キャンセルするに当たって正当な理由があれば、何も「気を使う」ことはないでしょうから、「若干上乗せする」こともないはずです。

とは言え、この姉妹においては、「通常、猫の売買においては、売買契約書や代金の領収書等を発行することはなく、ただ猫の引き渡しと売買代金の授受が行われれば、それで売買契約は成立し、(中略)取引は終了します」というわけですから、どのようなおカネのやり取りがあったかなど、実際には分からないということなのかもしれません。

【トレンド】2016秋冬コレクション、続報

ファッション業界の話題が続きますが、「2016秋冬コレクション」の続報です。

海外有名ブランドにおいても”猫ブーム”が押し寄せている話題は17日のブログでも取り上げましたが、その中でつい見落としていた点がありました。

あの時に画像を紹介した中で、「ドルチェ&ガッバーナ」のモチーフはどうやら「ヒョウ」ではなく、「ベンガル」だったようです。

なぜ、「ベンガル」かと言うと、ひとつはスポットではなく、「ロゼット」になっていること…。

もうひとつ重要なのは、「ロゼット」の一部がつながり、「マッカレル」っぽくなっていることです。

「ドルチェ&ガッバーナ」がどんなベンガルを参考 にしたか分かりませんが、この”不完全さ”こそ、発展途上である「ベンガル」の証しとも言えます。

もちろん、彼らがどこまでキャットショーにおける「スタンダード」を理解してデザインしたかは分かりませんが…。

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《耳の先がやや尖っているような…》

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《これはベンガルの子猫に見えます…》

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《ちょっと手足の”バー”が気になります…》

※本日は2本をアップする予定にしています。2本目は18:00を予定しています。

2016年4月13日 (水)

猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(15)

アジアディレクターは、「売買契約書や代金の領収書等を発行することはなく…」という、姉の売買について黙認していたようです。

というのも、アジアディレクターが東京地裁に提出した6年前の「陳述書」は、以下のような文章で始まるからです。

「私の実姉である○○○の平成22年4月28日付陳述書を読みましたが、(中略)一連の事実経過は○○○の言っているとおりです」--。

つまり、姉が陳述した「通常、猫の売買においては、売買契約書や代金の領収書等を発行することはなく、ただ猫の引き渡しと売買代金の授受が行われれば、それで売買契約は成立し、かつ同契約に基づく義務を履行したものとされ、取引は終了します」ということを認めているのです。

東京地裁に証拠として提出した「陳述書」に堂々とこう書いているわけですから、姉妹の陳述に嘘はないでしょう。

もちろん、「裁判を起こされた6~7年前はそうだったけれど、今は違う」という言い訳ができないわけではありませんが、アクトのクラブ員のケースで言えば、10年以上前から、「譲渡契約書」や「避妊・去勢承諾書」があり、「領収書」も発行していました。

おそらく、古くからの常識的なTICAアジアのブリーダーも同じはずです。

裁判所に証拠として提出した「陳述書」なのですから、せめて「通常」とは書かず、「私たちの場合」とか「私たちのクラブの場合」とかにすべきだったのではないでしょうか…。

【ギフト】「母の日」向けに「カーネーション猫」シリーズ

もしも、お母さんが猫好きなら、今年の「母の日」のプレゼントはこれで決まりかも…。

それは、カーネーションのプリザーブドフラワー・造花でつくった“猫”の商品「カーネーション猫」シリーズです。

アンブーケワークスという会社が母の日(5月8日)に向けた限定商品として予約の受付を開始したそうです。

価格は「アレンジメントタイプ」が5980円、「ハート型花束タイプ」が小5980円、大6980円、「オルゴール付きアレンジメントタイプ」が15000~20000円、「ホワイト猫ちゃんアレンジメントタイプ」が15000円~。

ちなみに、「プリザーブドフラワー」はフランス生まれの枯れない花。バラやカーネーションの生花に特殊な 液体を吸わせてあり、手触り・見た目も生花と変わらないため、人気があるそうです。


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《ホワイト猫ちゃんアレンジメントタイプ》

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《ハート型花束タイプ大》

↓↓「楽天」で買えるようです↓↓

http://item.rakuten.co.jp/noriita/c/0000000159/

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年4月12日 (火)

猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(14)

アジアディレクターとその姉による6年前の「陳述書」は驚かされることばかりなのですが、姉が東京地裁で陳述した以下の内容は驚きを通り越して呆れてしまいました。

「通常、猫の売買においては、売買契約書や代金の領収書等を発行することはなく、ただ猫の引き渡しと売買代金の授受が行われれば、それで売買契約は成立し、かつ同契約に基づく義務を履行したものとされ、取引は終了します」--。

それにしても、こんな杜撰でいい加減な売買の仕方が「通常」とは驚きます。この姉妹にとって、あるいはこのクラブにあっては「通常」なのかもしれませんが、本当に信じられません。

この姉の主張通りであるとするなら、猫の売買において売買契約書を交わし、領収書等を発行することの方が例外であり、異常ということになります。

アジアディレクターはネットサイトのインタビューで堂々と、「TICAに所属するブリーダーは猫を知り尽くしたプロ集団です」と話し、姉自らも「プロ集団」の一員を自認しているわけですから、「プロ集団」にあっては「売買契約書や代金の領収書等を発行することはない」とも解釈できます。

姉の方は「陳述書」で、「私は、キャットショーに携わっている経験年数が長く、既にこれまで数々のタイトルを受賞する猫を育成してきた実績」があるとも書いていましたが、こうしたブリーダーでさえ、「売買契約書や代金の領収書等を発行することはない」というのですから、もはや言葉もありません。

TICAのメンバー以外の方々もこのブログを読 んでいるかもしれませんので、強調しておきますが、「猫の売買において」「売買契約書や代金の領収書等を発行することはない」のはこの姉ら一部のブリーダーであって、良識と常識あるTICAのブリーダーは必ず売買契約書や譲渡契約書を交わし、領収書も発行します。

決して、「売買契約書や代金の領収書等を発行することはない」のが「通常」ではありません。

【上海リポート④】「ベスト・イン・ベスト」授賞式

TICA上海ショーでは最後に「ベスト・イン・ベスト」の授賞式が盛大に行われました。

写真からもその熱気が伝わるかと思います。

おまけに、上海夜景ツアーで撮った香港リバーの画像も付けました(鮮明でなくて済みません…)。


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※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年4月11日 (月)

【速報】CFAに「ベンガル」のページが出来ました!

CFAにベンガルのページが出来ましたので、TICAのBGブリーダーやオーナーの方々にお伝え致します。
http://www.cfa.org/Breeds/BreedsAB/Bengal.aspx

このページの右上にある「Bengal Links」のところに、登録に関する事項(上から3番目の「Registration Rules」)、「スタンダード」(上から2番目の「Breed Standard」が出ています。

↓↓Registration Rules↓↓
http://www.cfa.org/Portals/0/documents/breeds/rules/bengal.pdf

↓↓BG Breed Standard↓↓
http://www.cfa.org/Portals/0/documents/breeds/standards/bengal.pdf
(ちなみにこのBG「スタンダード」は、すでにこのブログでお伝えしたものと同じです)

TICAではこれまで認められていなかった、「チャコール」や「ブルー」が認められています。

もし、BGの登録等や、TICAとCFAのBG「スタンダード」の違い等ついて、ご質問やご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡頂ければと思います。

※「猫裁判、驚くべき6年前の陳述書」は休みました。

【上海リポート③】RDブリードセミナーが盛況

先週末に開かれた上海で初めてのTICAのショーは無事、終わりました。

今回のエントリー総数は約180頭。このうちキツンが63頭、キャッツが86頭いたわけですが、実は猫種が大きく偏っていて、LHキャッツは39頭のエントリーのうち、35頭がRDでした。

ということもあり、昨夜のRDブリードセミナーには30人以上が参加。みんな、熱心に聞き入っていました。

スクリーンのスライドが変わるたびに、スマホで撮影する参加者も…。フェイト・メイ会長の話が終わったあとには多くの質問が出ていました。

セミナーの後に、上海夜景ツアー。その後、夕食だったため、ホテルに戻ったのは深夜12時過ぎでした。

非常に(もう、死ぬほど…)疲れましたが、いろいろな意味で大きな収穫もあり、良かったです。


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《RDブリードセミナーの講師はフェイト・メイTICA会長》

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《記念撮影。2列目にTICAのジャッジさんが並んでいます》

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《9日(土)夜に開催されたBGブリードセミナー。講師はクルト・ブラッハ氏》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年4月10日 (日)

猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(13)

「私は、キャットショーに携わっている経験年数が長く、既にこれまで数々のタイトルを受賞する猫を育成してきた実績から(中略)、相性の良いジャッジが審査するキャット・ショー等について教えるようになりました」--。

「こうしたこともあり、A(猫の名前)もB(別の猫の名前)も、キャット・ショーにおいて、目を見張るほど好成績を収めるようになり…」--。

アジアディレクターの姉は裁判所に提出した6年前の「陳述書」でこんなことを書いていました。

裁判官も含め、一般の人が読めば、「そうなんですね…」ということになるかもしれません。

しかし、猫界の人であれば、 この論理展開に違和感を覚えるのではないでしょうか?

結論から逆に辿ってみれば明らかでしょう。

「目を見張るほど好成績を収めるようになった」のは、「相性の良いジャッジが審査するキャット・ショー等について教えるようになった」からであり、なぜそれが分かるかと言えば、「キャットショーに携わっている経験年数が長く」、「数々のタイトルを受賞する猫を育成してきた実績がある」からだということになります。

「相性の良いジャッジが審査するショーについて教えてもらう」だけで、「目を見張るほど好成績を収めるようになる」のであれば、これほど楽なことはありません。

確かに、猫にとって「相性の良いジャッジ」「 相性の悪いジャッジ」がいることを否定はしませんが、「相性の良いジャッジ」はもともと相性が良いわけですから、ある日突然、「目を見張るほど好成績を収めるようになる」ことなどないはずです。

もし、本当に「目を見張るほど好成績を収めるようになった」のであれば、それは全く別の理由によると考える方が自然です。

それにそもそも、この「相性の良いジャッジ」には妹であるアジアディレクターも含まれているわけですから、何をかいわんやでしょう。

「キャットショーに携わっている経験年数が長く、既にこれまで数々のタイトルを受賞する猫を育成してきた実績から、特別な育て方や管理の仕方について教えるようになりました」というのなら 、「目を見張るほど好成績を収めるようになり…」というのも理解できますが…。

「相性の良いジャッジが審査するキャット・ショー等について教えるようになりました」ということが、「好成績を収めるようになった」主な理由だとは。どう考えてもおかしいと思わざるを得ません。

【上海リポート②】想定外の事態が続出!!

上海では初めてとなるTICAのショーが昨日、今日と開かれています。

「初めて」なので、「いろいろ大変だろうな…」とは思ったものの、想像を超えた”大変さ”でした。

カタログに載っていない猫もいるし、カラートランスファーやクラストランスファーが続々…。

それも色々な「トランスファー」が組み合わさったケースもあり、例えば、ACのSHキャッツがLHアルターだったとか、キャッツのブルー・ポイント・バイカラーのRDがキツンのシール・ポイント・バイカラーだったり…。

キツンでエントリーしたものの、年齢をよく確認したら、4カ月にすう日足りない子猫も…。

私がかつて経験したこのない「トランスファー」の"嵐"でした!

ジャッジさんも疲れ切っていたというか、憔悴しきってました。

昨夜はBGセミナーもあったのですが、セミナーが始まる前の夕食の際も、みんなで「トランスファー」の確認をしてました。

今日は少しは楽になるといいのですが…。

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《まずは記念撮影。中央はTICA会長のフェイト・メイ会長》

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《ショーが始まる前に、カラーのチェック…》

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《クルト・ブラッハ氏のリングの審査風景》

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《ロゼットはヒョウ柄》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は17:00の予定です。

2016年4月 9日 (土)

猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(12)

「私達に全く理がないことを行い○○○○したとなれば、そうした話は必ずキャット・ショーに広がり、私達はキャット・ショーの世界において誰からも相手にされなくなってしまいます」--。

アジアディレクターの姉は裁判所に提出した6年前の「陳述書」でこう書きました。

当時の裁判官がこの「陳述書」を読んで、どのような心証を得たか知る由もありません。

ただ、一般的に言えば「確かにその通りかもしれない」と思いながら読んでしまいそうになります。

しかし、ちょっと待って下さい。そこには暗黙の前提があり、その前提が覆るなら「確かにその通りかも…」なんて、口が裂けても言えないはずです。

その前提とは「性善説に基づく、健全な組織であれば…」ということです。

常識と良識に基づく人々で構成される組織であれば、「全く理がないこと」を行うような人がいたなら、確かに「誰からも相手にされなくなってしまう」ことでしょう。

しかし、猫の世界、とりわけTICAアジアが全く異質な”世界”であることは、そこに身を置くメンバーであればお分かりの通りです。

ですから、仮に「全く理がないことを行った」としても、そうした話が広がるとは言え、「誰からも相手にされなくなってしまう」なんてことはないのです。

相手にされないどころか、一部とは言え、こうした「全く理ないことを行う」人たちが集まり、さらなる理不尽な差別的な行為に手を染めるのがこの”世界”であることは、不当な「出陳拒否」を見ても分かるかと思います。

もちろん、個人的には「全く理がないことを行う」人たちが「誰からも相手にされなくなってしまう」ような健全な組織に早く変えなければならないと思っていますが…。

【上海リポート①】昨夜は「クラーキングスクール」を開催

中国・上海に来ています。

今日、明日の日程で、上海では初めてとなるTICAのショーが開かれ、そのお手伝いというわけです。

このショーにはフェイト・メイ会長のほか、リサ・ディッキー氏(インターナショナルリジョンのアソシエイツディレクター)、バーバラ・キッシンジャー氏、クルト・ブラッハ氏、服部幸正氏が参加し、リサ・ディッキー氏を除く4人のジャッジが審査に当たります。
http://www.ticamembers.org/calendar/160409h.htm

昨夜は夜9時から1時間、「クラーキングスクール」が開催され、私も参加しました。

インストラクターはリサ・ディッキー氏。リボンの色と順位から教える、いわゆる基本中の基本から教えていました。

ところが、そこで想定外のことが発覚! なんとナンバーが1~200までしかないのです。

そこで急遽、SHキャッツ、アルター、HHPのナンバーを作ることに…。

一方、準備が整った会場のリングを見ると、控えケージは底が格子状になっているタイプでした。

上海の人たちにとって初めてのTICAのショーですから、どんな想定外の出来事が起きてもおかしくありません。

スムーズにショーが進み、無事に終わることを祈りたいと思います!


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《中国人の方々はみんな20代。クラーキングスクールにはフェイト・メイ会長も参加しました》

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《ショーの準備を手伝うフェイト・メイ会長(左)とバーバラ・キシンジャー氏、昨夜》

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《リングはコの時型に配置し、13個置いていました》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年4月 8日 (金)

猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(11)

「出陳されている猫は、騒音等些細な刺激にも敏感であり、かつ、出陳者は皆真剣勝負でキャット・ショーに臨んでいるため、○○(アジアディレクターの姉)が(中略)泣き叫んで、他の出陳者に多大な迷惑を及ぼすなどということも断じてありませんでした」--。

あるショー会場での姉の言動について、妹であるアジアディレクターは6年前の「陳述書」でこう述べました。

当時の裁判官がこれを読んで、「確かに断じてなかっただろう」という心証を得たかどうか知る由もありません。

しかし、この主張もまた、明らかに論理的におかしいと言えます。

アジアディレクターは、姉が「他の出陳者に多大な迷惑を及ぼすなどということも断じてありませんでした」という根拠として、①「出陳されている猫は、騒音等些細な刺激にも敏感であり」、②「出陳者は皆真剣勝負でキャット・ショーに臨んでいる」の2つを挙げました。

確かに、①②とも真実でしょう。

とは言え、①②が真実だからと言って、「他の出陳者に多大な迷惑を及ぼすなどということも断じてありませんでした」という結論を導き出せるでしょうか?

そんな結論を導けないということは、みなさん自身が目撃者として、そして証人として良く理解していることでしょう。

例えば、2014年4月26~27日のこのクラブのショーでは、一人の見学者を巡ってショー会場で大きなトラブルが起こり、警察が介入する事態になりました。

その他にも、男性出陳者が審査中のリングの前で女性出陳者を平手打ちにしたり、大声で「そいつのところに出すな』って言ったじゃねぇ~か、バカ野郎! 俺の猫だ! 今すぐ下げろ! ルール違反なんて関係ねぇ!」と怒鳴り散らしたりしたこともありました。

①②が真実であったとしても、TICAアジアのショーでは実際にこうした”事件”が起きてきたわけです。

これだけの”事件”が起きるわけですから、ショー会場で誰かが泣き叫んで何かを言ったとしても、「断じてありませんでした」なんて決して言えるはずないのです。

逆に、「いつどんな事があってもおかしくない」と言った方が正しいのではないでしょうか…。

【統計調査】キャットフード市場が好調!

矢野経済研究所が実施した「ペットビジネスに関する調査(2015年)」によると、2014年度のペット関連総市場規模は前年度比1.5%増の1兆4502億円(小売金額ベース)だったそうです。

リリースによれば、「ペットフードではキャットフードが前年度以上に好調に推移し市場が拡大」「サービス関連ではペット保険や動物病院など健康関連サービスが牽引役となっている」とか。

ペットの健康維持・管理への需要の高まりが目立つそうで、「ペットフードでは健康に配慮したプレミアムフードが好調に推移」「ペット用品ではデンタルケア用品が引き続き好調を維持している」としています。

調査は2015年10月~2016年2月にペットフードメーカーやペット用 品メーカー、卸売業者、小売業者などに実施したそうです。

ちなみに2015年度については、14年度比1.3%増の1兆4689億円が見込まれるとしています。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00にアップする予定です。

2016年4月 7日 (木)

猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(10)

「キャット・ショーを指示あるいは強制していたなどという事実は断じてありません」--。

どう主張するのも自由ですが、重要なのはその主張の根拠と理由です。

アジアディレクターは、東京地裁に提出した6年前の「陳述書」で、「断じてない」理由について以下のように述べていました。

「なぜならば、私はジャッジという立場ですので、そのようなことをすれば、TICAの規程に違反するばかりか、ジャッジの資格を剥奪されかねないからです」--。

もちろん、この陳述についても、当時の裁判官が「なるほど、なるほど…。確かにその通りですね」と納得したかどうか知る由もありません。

しかし、昨日と同様、この陳述には「論理の飛躍」があります。

アジアディレクターは、「ジャッジ という立場ですので」→「そのようなことをすれば」→「TICAの規程に違反する」→「ジャッジの資格を剥奪されかねない」→「断じてありません」と論理を組み立てましたが、必ずしもそうではないことは明らかでしょう。

現実にTICAアジアで行われてきたことと言えば、「ジャッジという立場であっても」→「証拠さえ掴まれなければ」→「TICAの規程に違反したことにはならず」→「ジャッジの資格は剥奪されない」ということでした。

当時の裁判において被告側は、原告側がTICAに申し立てた「プロテスト」が「Take No Action」になったことをもって、自分たちに非はないと主張していました。

ですが、残念なことに、TICAのボードの審議においても「証拠さえ掴まれなければ」→「TICAの規程に違反したことにはならず」→「ジャッジの資格は剥奪されない」という構図は同じだったわけです。

こうして考えると、不当な「出陳拒否」を巡る裁判では、TICAのボードの決議自体が被告側4人の立証の根拠たり得ず、裁判の結果をもってボードが改めて決議するということを共通認識にすることが出来たのは、この6年の間の大きな前進と言えるかもしれません。

【新製品】レトルトタイプの「Neco’s Kitchen」

ここのところ、猫のごはんはレトルトタイプやペースト、スープタイプが大流行のようです。

日清ペットフードも猫用レトルト市場で新ブランド「Neco’s Kitchen(ねこズキッチン)」を立ち上げ、4品を新発売したそうです。

中身もさることながら、ネーミングも長いというか凝ってます。

「食べやすいかつおの香る白だし まぐろ入り」「食べやすいまぐろの和風ポタージュ ささみ入り」「なめるだけ まぐろの旨み 冷製スープ 高齢ねこちゃんに」「なめるだけ かつおのやさしさ煮込み 高齢ねこちゃんに」--。

リリースによると、「手で簡単にまっすぐ切れる特殊加工とスプーン要らずで注ぎやす い袋の形 状にこだわった新パッケージで、飼い主様にも嬉しい仕様に仕上げています」とのこと。

製品パッケージにはオリジナルイラストを採用しており、Riccoさんがこのシリーズのために書き下ろしたそうです。

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※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年4月 6日 (水)

猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(9)

アジアディレクターについて、その姉は6年前の「陳述書」において以下のように述べていました。

「○○(アジアディレクター)について言えば、前述の通り、○○は、キャット・ショーのジャッジという立場でもありましたから、△△さん達(原告側)が出陳するキャット・ショーを指示などすれば、それはTICAの規程に違反し、何らかのペナルティーが科されてしまうため、絶対に行うはずがありません」--。

当時の裁判官が「なるほど、なるほど…。確かにその通りですね」と思ったかどうか知る由もありません。

しかし、この主張が事実と異なることは、おそらく多くのTICAアジアメンバーなら知っていることで しょう。

なぜなら、ルール違反など枚挙にいとまがなく、あるショーではアジアディレクターであるクラブオーナー自らがクラブ員の猫をエントリーして、その猫を自ら審査し、ベストを付けたことまであったからです。

こんな事例を挙げるまでもなく、姉の陳述には「論理の飛躍」があるのです。

彼女は、「TICAの規程に違反し」→「何らかのペナルティーが科されてしまう」→「絶対に行うはずがありません」と論理を展開しましたが、必ずしもそうではないことはみなさんご承知の通りです。

「TICAの規程に違反し」→「何らかのペナルティーが科されてしまう」の間にはいくつものクリアすべき段階がありますが、彼女はそれを全て飛ばして話しています。

「違反して」→「ペナルティが科される」には、決定的な証拠を掴み、それをTICAのボードに報告し、ボードがそれを事実認定し、ペナルティを決議する必要があります。

ですから、実際にTICAアジアで起きていることは、「TICAの規程に違反しても」→「証拠さえ掴まれなければ」→「ペナルティーが科されてしまうことはなく」→「違反し放題」だということなのです。

【動物保護】「殺処分ゼロ」と「ふるさと納税」

猫ではなく、犬の話ですが、猫の「殺処分ゼロ」に向けた取り組みにもつながる動きなので紹介します。

広島県神石高原町を拠点に犬の殺処分ゼロに取り組むピースウィンズ・ジャパン(PWJ)が4月から、広島県内の動物愛護センターで殺処分対象となった犬を全頭引き取ることにしたと発表しました。

広島県は犬猫殺処分数全国ワースト(2011年度)だったことから、犬の殺処分をゼロにするため、2013年9月の動物愛護週間から「広島県の犬の殺処分ゼロを目指す1000日計画」に取り組んできたそうです。

報道によると、「神石高原町とも連携して、犬舎建設などのための募金活動を同町の『ふるさと納税』を使って展開した 結果、これまでに1万人以上から4億円近くの寄付が寄せられた」とのこと。

神石高原町のキャンプ場跡地に約600匹が収容可能な犬舎4棟が6月までに完成見込みとなったそうです。

広島県庁県政記者クラブで開いた会見には、PWJ代表理事の大西健丞氏や殺処分寸前で救われた災害救助犬・夢之丞(ゆめのすけ)らが出席。大西氏は「手を抜くと殺処分は始まる。今後は、猫も早くゼロにする計画も進めていきたい」と話したと伝えられています。


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《大西健丞PWJ代表理事(左から2人目)と災害救助犬・夢之丞》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00を予定しています。

2016年4月 5日 (火)

猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(8)

子猫が生まれた場合、どの子猫を手元に残し、どの子猫を譲渡するか--。

ブリーダーによっていろいろな判断基準があるかと思います。

「さらなる『スタンダード』に沿った猫種の創出を目指し、ショーでも一番評価が高いであろう猫を手元に残す」という人もいるでしょうし、多様な「遺伝子のプール」を確保する観点から、「ショーで活躍できないかもしれないけれど手元に残す」という人もいるでしょう。

ですから、譲渡に当たって「自分の手元に評価の高い猫を残し、他人にはこれに劣る猫を売った」と思われるか否かなどを心配するというのは、”売り専”のブリーダーならあったとしても、「プロ集団」を名乗るブリーダーならないのではないでしょうか…。

アジアディレクターの姉は6年前の「陳述書」で以下のように述べていました。

「一般的に、キャット・ショーにおいて、ブリーダーが他人に譲渡した猫よりも、自らが手元に残した猫の方が好成績をおさめた場合、他の人達から『当該ブリーダーは自分の所に良い猫を残した』などと思われ、ブリーダーとしての評価に傷がつくことがあります」--。

アジアディレクターである妹も、6年前の「陳述書」で姉について同様のことを述べていました。

「キャット・ショー参加者から、『○○(姉のこと)は、自分の手元に評価の高い猫を残し、他人にはこれに劣る猫を売った」と思われているのではないかと、不安がっていました」--。

当時の裁判官がこの姉妹の「陳述書」を読んでどう思ったかは知る由もありません。

しかし、少なくとも私は、「他人に譲渡した猫よりも、自らが手元に残した猫の方が好成績をおさめた場合、他の人達から『当該ブリーダーは自分の所に良い猫を残した』などと思われ、ブリーダーとしての評価に傷がつく」経験などしたことがありません。

もしかしたら、この姉妹とその周辺のブリーダーだけの話なのか、このクラブ内だけの話を、「一般的に」と大袈裟に言っているだけかもしれません。

誤解なきように強調しておきますが、私は評価の高いであろう猫を譲渡すること自体に反対しているわけではありません。

評価が高いであろう猫を自分の手元に残そうが、他人に譲渡しようが、それはブリーダーの考え方の違いですから…。

そうではなくて、他の人達から「当該ブリーダーは自分の所に良い猫を残した」などと思われて、「ブリーダーとしての評価に傷がつく」ことなんてないと言うことなのです。

「プロ集団」のブリーダーなら、そんなことで評価が傷付くなんてことはなく、不安がる必要などもないのではないでしょうか。

どうして、「ブリーダーとしての評価に傷がつくことがある」のか、どうして「不安がる」のか…。それをなぜ、「一般的に」と敷衍(ふえん)して語るのか…。

どうして裁判でこういう「陳述」をするのか…。そこが問題だと思えて仕方ないのです。

【グランプリ】”ベスト”はスコティッシュ・マンチカン!

見出しには”ベスト”と書きましたが、正確には「グランプリ」です。

ペット保険のPS保険(運営はペットメディカルサポート)が実施した「2016年にゃんフォトモデルオーディション」で、東京都の「ももちゃん」がグランプリに輝いたそうです。

純血種ではなく、スコティッシュフォールドとマンチカンの間に生まれた女の子で、年齢は3歳だとか。

投稿者のアピールコメントは「たれみみ・まんまるお顔に、オッドアイ、短足という三拍子そろった希少白猫、ももちゃんです!」とのこと。

審査員も「まん丸なお顔、ころんと転がる可愛らしい姿に心を打たれました。真っ白な体にオッドアイというコントラストが美しく、グランプリとさせていだきました」とコメントしています。

TICAのショーに出て来たら、HHPクラスで”ベスト”間違いないかも?


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《PS保険の広告モデルとして1年間ご活躍いただくそうです》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年4月 4日 (月)

「出陳拒否」裁判、第15回期日は4月6日!

不当な「出陳拒否」を巡る東京地裁での裁判の第15回期日は、4月6日(水)午後1時30分から開かれるそうです。

最大の焦点は被告側4人が出廷してくるかどうかということになります。

もちろん、出廷するもしないも本人の自由ですが、「和解」交渉に戻るのか、それとも「判決」に向けた手続きを進めていくかどうかの大きな分岐点になるかもしれないわけですから、本来なら被告側4人が出廷し、その意志を表明するのが筋かと思います。

それ以前に、被告側4人と代理人の間でしっかり話し合いが出来ているかも注目ポイントでしょう。

依然として、代理人と被告側4人が対応を話し合えていないようであれば、仮に「判決」に向けた手続きを進めるとなってもスムーズには行かないからです。

被告側が提出した英文による証拠の和訳も出揃っていないですから、証拠調べすら滞る恐れもあります。

※「猫裁判、驚くべき6年前の『陳述書』」は休みました。

これで本当に最後? 福岡ショー

先週末は福岡でショーが開かれました。

主催クラブによれば、会場の都合などもあり、今回で最後になるだろうとのこと…。

ところが、ジャッジとして招かれていたアジアディレクターの挨拶で以下のような話が飛び出しました!

「福岡で新しい会場が見つけられそう」「猫の宿泊も可能かもしれない」--ということでした。

一転して、新たな展望が開けそうな気配です。

主催クラブによれば、福岡で開催出来なければ、東京か北九州で開くとのこと。

北九州でのショーはそれはそれで新しい発見があるかもしれませんが、福岡の”グルメ”もまた捨て難いとの思いはあります。

ちなみに、先週末は「最後になるかもしれない」ということで、「明太子」「ごまさば」「博多地物づくしの寿司」「クエ刺し」「あぶら坊主の煮付け」「馬レバー刺し」に加え、博多名物「鉄鍋餃子」を食べ、お土産には「明太子棒寿司」と「ふぐ皮明太子」を買って帰りました…。


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《ショー会場のすぐ近く。行列が絶えません。》

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《これで3人分。外側はかなりカリカリとした感じ。中はジューシー》

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《寿司用の生さばを使った寿司屋のごまさば》

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《関東ではなかなか食べられない「くえ刺し」》

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《「馬刺し」は食べられても、「馬レバー刺し」も関東ではなかなか味わえません》

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《辛子明太子棒寿司。焼辛子明太子と生辛子明太子の”二重奏”でした》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年4月 3日 (日)

猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(7)

「『遺伝性のある病気に罹患した』などという虚の話を広められると、私ばかりか、その更に親(祖父母)を飼育している○○氏まで、ブリーダーとして完全に廃業せざるを得なくなってしまうほど重大な問題となります」--。(「虚」は原文ママ)

アジアディレクターの姉は、東京地裁に提出した6年前の「陳述書」でこんなことを書いていました。

もちろん、これを読んで当時の裁判官が「確かにそれは重大な問題になるだろう」という心証を得たかどうか知る由もありません。

しかし、猫界に身を置いたことがある人であれば、「遺伝性のある病気に罹患した」ということが本当であったとしても、そんな話が広まったからと言って、「完全に廃業せざるを得なくなってしまう」なんてことがないであろうことは十分にお分かりかと思います。

遺伝性の病気と言ってもたくさんありますし、後から「遺伝性のある病気」だったと分かることだってあるわけです。

もし、「完全に廃業せざるを得なくなってしまうほど重大な問題」になるとしたら、「遺伝性の病気」があると分かっていながら無謀な繁殖を繰り返し、譲渡先にもその事実を伏せて譲渡し続けていたようなケースでしょう。

まして、そのまた親ブリーダーまで「完全に廃業せざるを得なくなってしまう」など、大袈裟もいいところではないでしょうか…。(もちろん、ブリーダーとその親ブリーダーが共謀して何か悪いことをしていたというなら話は別です)

こうした根拠に欠けた大袈裟な主張の仕方はTICAのボードには通じるかもしれませんが、日本の裁判所で通じるとは思えません。

それとも、裁判官は猫の世界には詳しくないだろうと思って高を括っていたのでしょうか…。

2016年4月 2日 (土)

猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(6)

「Aという猫に『遺伝性の病気がある』と言うのであれば、Bという猫についても『遺伝性の病気である』と言わなければ平仄が合わない」--。

アジアディレクターの姉は、6年前の「陳述書」でこんなことを書いていました。(ちなみに「平仄」とは「辻褄」や「順序」の意味です)

当時の裁判官がこれを読んで、「確かに平仄が合わないですね…」と思ったかどうか知る由もありません。

おそらくアジアディレクターの姉は「遺伝性の病気」は同胎全ての子猫に共通に受け継がれると思い込んでいるようです。

しかし、「猫を知り尽くしたプロ集団」のブリーダーでなくても分かることだと思いますが、遺伝の仕組みはそん なに単純ではありません。

なんと言っても、「隔世遺伝」ということだってあるわけですから…(※隔世遺伝=先祖にあった劣性形質が世代をへだてて子孫に現れる現象。両親には発現しなかった祖父母の形質が子に現れる場合など)

例えば、遺伝性があると言われている猫の病気のひとつにHCM(肥大型心筋症)があります。

猫種によっては既に遺伝子変異が特定されており、常染色体の優性遺伝であることから両親のどちらかに変異があればその子猫に50%の確率で遺伝するとされています。

とは言え、同じように発症し、同じような症状かというと、同胎の子猫であっても個体差があります。同じ変異遺伝子を持っていても、その現れ方(形質発現)は様々なのです。

また、変異遺伝子を持っていても、何らかの原因で発病しない場合(不完全浸透)もあるのです。

何度も言いますが、獣医師並みの専門知識を備えなければならないと言っているわけではありません。

「猫を知り尽くしたプロ集団」を標榜するなら、それなりの遺伝学の知識が必要であり、「猫学(猫の生態、病気、遺伝等猫全般に関する知識)について教えています」と「陳述書」に書いて胸を張るぐらいなら、それに恥じない説明をすべきではないかと思うのです。

「猫を知り尽くしたプロ集団」とか、「猫学(猫の生態、病気、遺伝等猫全般に関する知識)について教えています」とか言いながら、「猫を飼われている一般の方達」と同じレベルの知識しかないなら、「陳述書」の信用性に疑問符が付いても不思議ではありません。

【TV番組】ジャガーのスクープ映像!

ベンガルのロゼットと言えば、いろいろな種類があるわけですが、その中でもひときわ貴重とされるのが”ジャガーロゼット”です。

全身、”ジャガーロゼット”のベンガルはまだ見たことがなく(ネット上の画像も含めて)、現状、ひとつかふたつあるだけでもとても珍しいと言えます。

ジャガーだけが持つ独特のパターンですが、これを堪能できるTV番組が3日(日)午後7時30~放送されます。

それはNHKの「ダーウィンが来た!」の「超スクープ! ジャガーVS巨大ワニ 水中の激闘」です。

ヒョウ好き、ベンガル好きの方は是非、お見逃しなく!!

↓↓NHK「ダーウィンが来た!」のサイトはこちら↓↓
http://www.nhk.or.jp/darwin/broadcasting/next.html

↓↓予告動画はこちら↓↓
http://www.nhk.or.jp/darwin/next/movie.html

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は17:00の予定です。

2016年4月 1日 (金)

猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(5)

ある事実が、主張を裏付ける根拠にもなれば、逆に反証材料にも使えてしまう--。

こうした事例は世の中にたくさんあるでしょう。

ですから、事実とそれを根拠に何を主張しようとしているかについては、何の疑問も持たず受け入れるのではなく、常にあらゆる角度から慎重に検証する必要があります。

例えば、キャットショーという世界が大きいか小さいかという事実について…。

誰がどう見ても、とても小さな趣味の世界でしょう。

その点で言えば、アジアディレクターの姉が6年前の「陳述書」で書いていた、「キャットショーといっても、それほど規模が大きいものではなく、参加者は皆大抵顔見知りである」という事実は正しいと言えます。

とは言え、それを根拠として何を主張しようとしたかとなると、話は別です。

アジアディレクターの姉は続けて、「直ぐに『○○(この姉自身)から猫を買うと、出陳するキャット・ショーを強制されるなど、色々と猫の育成に口出しされる』などという噂が広がり、私から猫を買う人はいなくなって、結局私はブリーダーを廃業せざるを得なくなることは明らかですので、絶対にそのようなことはいたしません」と主張しました。

しかし、小さな趣味の世界だからこそ、噂が広がったと言っても限られた人たちの間だけでしかなく、「皆大抵顔見知り」であるからこそ、みんなその人のことが「そういう人」であるということを知っており、敢えて何も言わないのです。

そして、そんな小さな趣味の世界で何をしたブリーダーかなんて知らない人は、世の中にたくさんいるわけですから、そうした外部の人はいくらでもこのブリーダーから買おうとするでしょう。だから、決して「廃業せざるを得なくなる」なんてことはないのです。

つまり、「キャットショーといってもそれほど規模が大きいものではなく」、「参加者は皆大抵顔見知りである」からと言って、変な噂が広がったとしても「廃業せざるを得なくなる」なんてことはないのです。

そして、「廃業せざるを得なくなる」なんてことがないわけですから、「絶対にそのようなことはいたしません」なんてことも決して言えないのです。

TICAのボードへの報告は私的なものであり、どんなに虚偽の報告をしようが、事実を捻じ曲げて伝えようが、外部の人は分かりませんし、闇から闇へ葬り去ることもできるでしょう。

しかし、裁判は公のものであり、民事裁判の記録は永遠に残り、誰でも閲覧できます。

不当な「出陳拒否」における裁判の被告側4人がそのことを自覚しないで、言いたい放題のことを好き勝手に「答弁書」や「陳述書」を書いているとしたなら、余りに無思慮と言わざるを得ません。

【イベント】世界100カ国の切手、約800点が並ぶ

今日から、東京都豊島区の「切手の博物館」で、ネコが登場する世界100カ国の切手、約800点が並ぶ「ふたたびのネコ」展が開かれるそうです。

開館20周年(ニャンじゅっしゅうねん)企画で、これまでで最も好評だったというネコの切手を特集したとか。

来館者がお気に入りのネコの切手に投票するイベント「美猫ブサカワ選手権」もあるそうです。

開催期間は6月29日まで(月曜休館)。午前10時半~午後5時。入館料は大人200円。


Photo
《左上から時計回りに、コモロ・イスラム連邦共和国(猫種はBG?) イギリス(PS)、カンボジア(CX)、キューバ(不明)、モナコの(BS)》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

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