猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(18)
今日は、「とんでもない話だ!」という類いの「驚き」を取り上げます。
アジアディレクターは東京地裁に提出した6年前の「陳述書」で、猫の見学に同席していた事実を以下のように明かしたのです。
「○○(姉)の自宅を訪れた際、その現場に立ち会っていました。私は、その日、△△さん達(原告側)が帰った後も、午後9時ころまで○○の自宅におりました」--。
「陳述書」によると、猫の生年月日は2008年4月16日。アジアディレクターが姉の自宅を訪れ、見学に同席したのが同年7月8日でした。
つまり、子猫の月齢が3カ月弱の時ということになります。
この子猫たちは同年9月13日のショーから出陳され始め、アジアディレクター自身が審査し、何度もファイナルに入れています。
「李下に冠を正さず」「瓜田に履を納れず」の故事成語に従うなら、見学の日から6カ月間は「プレゼンテーション・オンリー(PO)」にすべきでしたが、アジアディレクターは自ら審査し続け、ファイナルに入れ続けました。ベストにしたことも複数回ありました。
組織のトップが長年にわたり、こうしたことをしているわけですから、組織の規律意識が緩み、不正がはびこり、腐敗していっても不思議ではないと言えるでしょう。