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2016年3月

2016年3月31日 (木)

猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(4)

「TICAに所属するブリーダーは猫を知り尽くしたプロ集団です」と胸を張ったアジアディレクター自身も、東京地裁に提出した6年前の「陳述書」では以下のように述べていました。

「生後間もなくのころ、2度、カリシウィルスのワクチン接種していることを知っており、私の知識からすれば、ワクチン接種から1年も経っていない平成21年3月ころに(中略)かかるはずがないと思ってはいましたが、他方で、カリシウィルスとはいわゆる風邪の一種であることから、遺伝性はなく、比較的軽い病気だと思い安心しました」--。

昨日、紹介した姉の「陳述書」もそうでしたが、2人は「ワクチン」というものを誤解しているように 思えてなりません。

確かに、「ワクチン」は「予防接種」とも言いますから仕方ないのかもしれませんが、決して完全に予防できるものではありませんし、完全に感染を防ぐものでもありません。

「ワクチン」はあくまで感染した際の「重症化を防ぐ」ものなのですが、この点を2人は理解していないように見えます。

人間のインフルエンザワクチンも同じですが、ある型に効果があるワクチンを接種しても、違う型のインフルエンザに感染してしまうことはよくあるのです。

ですから、仮にある型(株)のFCVのワクチンを接種していても、異なる型のFCVなら感染してしまい、ワクチンの効果が十分に得られないということがあります。

そして、FCVが決して「比較的軽い病気」でないことは昨日、 お話しした通りです。

ちなみにアジアディレクターは6年前の「陳述書」で以下のようにも書いていました。

「私は、平成9年頃から、さいたま市内にある動物専門学校において、週に6時間、同校の生徒に対し、猫学(猫の生態、病気、遺伝等猫全般に関する知識)について教えています。そのため、私は、猫を飼われている一般の方達よりは、猫の生態や病気等に関して詳しいと思います」--。

要は、動物専門学校で教える「猫学」とはこの程度であり、「一般の方達よりは、猫の生態や病気等に関して詳しいと思います」とは言っているものの、実質的には「一般の方達」並みの知識であることが「陳述書」を読む限り、よく分かります。

【海外ニュース】アルマーニ、「毛皮」不使用へ

ファッション業界に対しては、かねてから毛皮製品に対する動物虐待への批判があったわけですが、ついにイタリアモード界の大御所、ジョルジオ・アルマーニ氏も動きました。

今秋冬コレクションから、毛皮は使わないと”宣言”したそうです。

報道によると、アルマーニ氏は声明を発表し、この中で「環境および動物に対する保護と配慮の視点という重要な問題に注意を払っている」とした上で、「技術の進歩によって動物を苦しめる正当性はなくなった」と説明したとのこと。

なお、この方針はファーストラインだけでなく、「エンポリオ・アルマーニ」や「アルマーニ・エクスチェンジ」にも適用されるそうです。

海外ファッション業界では「ヒューゴ・ボス」「トミー・ヒルフィガー」「カルバン・クライン」が使用しなくなった一方で、「フェンディ」や「マイケル・コース」「モスキーノ」などは続けていると言われています。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月30日 (水)

猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(3)

アジアディレクターはネットサイトのあるインタビューで、「TICAに所属するブリーダーは猫を知り尽くしたプロ集団です」と胸を張っていました。

真の意味で「プロ」かどうかは別にして、少なくとも”プロ意識”を持った集団であって欲しいと思いますし、そうあるべきだとは思います。

しかし、本当に「猫を知り尽くしたプロ集団」であるなら、猫の病気についてもそれなりに詳しいはず…。ところが、アジアディレクターの姉は、6年前の「陳述書」で以下のように書いていました。

「私や○○(アジアディレクター)の知るところによれば、カリシウィルスとは、通称『猫風邪』と呼ばれる病気で、(中略)通常は1~2週間程度で回復し、1度この病気に罹患して、回復した猫には体内に免疫ができるため、ほとんど再発することはない病気であると理解しています」--。

「そして、カリシウィルスは、子猫期に2回、その後は年1回の提起ワクチンを接種することにより予防できるものとされています」--。

「私や○○(アジアディレクター)の知るところによれば、ワクチン接種を行っている限り、カリスウィルスに罹患することはほぼ皆無です」--。

確かに、カリシウイルス(FCV)について、一般的にはこんな感じで言われているかもしれませんが、これが「プロ集団」を名乗るブリーダーの発言と言えるかというと首をかしげてしまいます。

もちろん、「プロ集団」だからと言って獣医師並みの専門知識を求めているわけではありません。「プロ集団」を名乗るからには「プロ集団」に相応しい知識や説明の仕方があるように感じるのです。

第1に、FCVはひとつの型(株)しかないわけではありません。いくつかの型があり、ある型(株)に対する免疫が出来たとしても、別の型(株)のFCVに感染することがあります。

例えば、猫のワクチンに「7種混合」というものがありますが、これは7種類の異なるウイルス感染症に対応したものではなく、3つの異なる型(株)のFCVに対応したものを含めて「7種」となっているに過ぎません。

第2に、FCVは確かに「猫風邪」と言われることもありますが、決して軽い感染症と侮れません。なぜなら、全身感染を引き起こす強毒全身性FCVもあるからです。

第3に、仮にFCVを疑う症状が出ていなくても(感染後、回復したように見える場合を含む)、感染していた場合、長期間ウイルスを排出し続ける(概ね30日前後あるいはそれ以上、場合によっては数年にわたる)ケー スがあるということです。(不顕性感染も含む)

第4に、FCVの感染力(伝播力)は非常に強いうえに、変異も激しい点に留意しておく必要があります。

「プロ集団」を名乗るからには、FCVに関して少なくとも以上の点は踏まえておいてほしいですし、まして東京地裁で陳述するのであれば、”プロ意識”を持った集団のブリーダーの名に恥じない陳述をしてほしかったと思います。

【地域ニュース】名古屋に猫が主役のマンション登場!

これも「猫ブーム」の影響でしょうか…。

名古屋市に、全室が猫と暮らすために内装を施したというマンションが誕生したそうです。

その名も「ミュウハウス」。場所は守山区小幡南1丁目。名古屋の栄駅から約20分の名鉄瀬戸線の「小幡」駅近くにあるそうです。

報道された「物件情報」によると、「築25年5階建てのマンションの全室を、このたび猫同居に最適化。キャットウォーク、吊り橋、ペットドア、座った猫を下から観察できる透明アクリル板、専用換気扇付きトイレスペースなど、猫が主役の住設をふんだんに加えた、フルリノベを行った」とのこと。

もちろん、猫専用のドアも完備。間取りは2LDK(51.15㎡)もしくは3LDK(56.10㎡)で、家賃は6万円台〜7万円台。敷礼はゼロだとか。

これからもこうしたマンションが増えるでしょうか…。


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《画像の出典はいずれもhttp://nekojournal.net

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月29日 (火)

猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(2)

キャットショー会場はどんな雰囲気の場所でしょうか…。

キャットショーに行ったことのある裁判官などほぼ皆無でしょうから、それがどんな場所でどんな雰囲気で行われているか、言葉で伝えねばなりません。

もちろん、クラブによって雰囲気は微妙に違います。

通常は、出陳者同士の語らいの声があちらこちらで聞こえ、リングではジャッジのコメントがあり、時としてクラークのアナウンスが会場の隅々まで届かずに、ショーマネージャーが「静かにしましょう」みたいなことを言うこともあります。

出陳者の数が多ければ多いほど賑やかになりますし、見学者が多くなれば雑然とした雰囲気になってきます。

しかし、アジアディレクターの姉が6年前に東京地裁に提出した「陳述書」は全く違います。

「キャット・ショーに参加した者であれば、いかに会場が静謐であり、ちょっとした会話でもどれほど目立ってしまうかが分かると思います」--。

先週末のショーに参加した方なら、実際のショーの雰囲気がこの陳述とどれだけかけ離れたものであるかを実感できるはずです。

どうして、アジアディレクターの姉は事実と異なるこんな白々しい”嘘”を「陳述書」に書いたのでしょか…。

不思議に思われるかもしれませんが、実は理由があります。

それは、当時の裁判ではショー会場内でのある「会話」の有無が争点のひとつになっていたからです。

被告側だったアジアディレクターの姉は、ショー会場が「ちょっとした会話でも目立ってしまう」ぐらい「静謐」なのだから、原告側が主張するような「会話」などなかったと反論したかったのです。

このクラブのキャットショーは今シーズンはありませんが、翌年度は5月早々に計画されています。

このショーに参加される方には、このクラブのショーが「いかに会場が静謐であり、ちょっとした会話でもどれほど目立ってしまうか」を、ぜひ確認して頂ければと思います。

【ニュース】オリックス、京都微研を買収へ

猫用ワクチンは何をお使いでしょうか…。

「フィライン」シリーズをお使いになっている方には関係のあるニュースかもしれません。

オリックスが動物用ワクチンメーカー最大手の微生物化学研究所(京都微研、本社京都府宇治市)を買収することになったそうです。

報道によると、オリックスは4月をメドに京都微研の発行済み全株式を取得する予定とのこと。

背景についてニュースリリースには「動物薬業界では国内総合製薬会社による動物薬部門の分社化や事業譲渡など再編が進行しています。外資系メーカーが国内市場に参入する一方、国内メーカーにおいては国際的な企業間連携が活発になってきています」とあります。

さらにTPPとも関係があるようで、「TPP発効後の国際的な事業環境の変化により、国内畜産農家においては生産の効率性を高めるための大規模化が加速することが予想され、それに伴う感染症予防のワクチン需要もさらに伸長していくことが期待されます」--。

オリックスとしては、京都微研の財務基盤の強化やアジアを中心とする海外販路の開拓をサポートすることなどで企業価値の向上を支援していくそうです。

※本日は2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月28日 (月)

猫裁判、驚くべき6年前の「陳述書」(1)

今回の不当な「出陳拒否」の裁判で、仮に被告側が「陳述書」を提出することになったとしたら、どんな「陳述書」を提出するでしょうか…。

アジアディレクターである妹とその姉は7年前に訴えられた東京地裁での裁判でも「陳述書」を提出していました。

もちろん、7年前と今回では訴えられた内容が全く違いますが、それでも当時の「陳述書」を改めて読むといろいろなことが分かります。

例えば、「キャット・ショー荒し」なる言葉--。

私は初めて聞きましたが、アジアディレクターの姉は「陳述書」で、「既にSGCを獲得している猫を翌シーズン以降もキャット・ショーに出陳し続けることは他の出陳者から『キャット・ショー荒し』と言われてしまうことから、通常は差し控えることとなっています」と書いていました。

みなさんで、「キャット・ショー荒し」という言葉を聞いたことがある人は何人いるでしょうか?

もし、この「陳述書」の内容が真実なら、「LA」の獲得を目指して走っている出陳者は全て「キャット・ショー荒し」ということになります。

誕生日の関係でチャンピオンシップとしてフルにショーシーズンを走れない場合もあり、そうした猫は仮に年度内に「SGC」というタイトルを取ったとしても、翌年度に「RW」や「IW」を目指して走ることもありますが、それも「キャット・ショー荒し」ということになってしまいます。

もしかしたら、このクラブの中だけで使われていたのかもしれません。

SGCを取ってなお、翌年度、ショーに出そうとすると、「『キャット・ショー荒し』はやめなさい」みたいに…。

裁判官がキャットショーに詳しいとは思えませんから、こうした「陳述書」が提出されれば、裁判官も「そうなのか…。『キャット・ショー荒し』をする人たちがいるのか…」と思ってしまうかもしれません。実に恐ろしいことです。

私たたちでさえ聞いたこともないようなことを書いて東京地裁に提出してしまうぐらいですから、ましてやTICAのボード、それも秘密会議の場であったなら、どれだけたくさんのあることないことを報告していても全く不思議ではないと言えるでしょう。

【行政ニュース】夜の猫カフェ、6月以降も夜10時まで

ここのところ、たびたび「猫カフェ」の話題を紹介していますが、行政の動向とも無縁ではないかもしれません。

「猫カフェ」の夜間営業は現在、1歳以上の猫を対象に施設内を自由に移動できることなどを条件に夜10時までの夜間展示を認めています。

ただ、これはもともと2012年から2年間の経過措置で、2014年に今年6月末までということで延長されていました。

報道によると、環境省は今年6月以降の対応について、継続して容認する方針だそうで、夜10時までの夜間展示を恒久化する方向で検討しているそうです。

具体的な影響調査の方法までは分かりませんでしたが、「猫のストレスを調べた結果、悪影響がみられなかった」としています。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月27日 (日)

「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(17)

不当な「出陳拒否」裁判において早期和解を拒み、長引かせることがこのクラブにどうプラスに働くのか--。

多くのTICAアジアメンバーがそう思っても不思議はないでしょう。

その一方で、このクラブは来シーズン(2016年5月~2017年4月末)に11回もショーの予定を入れていますから、裁判を長引かせることがショーにもプラスに働くと考えているとしか思えません。

というのも、和解を拒否して「判決」手続きに向かう方向性が示されたのと歩調を合わせるかのように、このクラブの来シーズンの予定が次々と入っているからです。

もちろん、裁判を放り出して、自分のクラブのショーのことだけを考えるようにしたという可能性もないわけではありませんが、そうは思いたくありません。

「罰金1000ドル」と「1カ月のショー禁止」処分を科せられたクラブとして、いまだ公式には何の謝罪もしていませんが、その「禊」としてこれまでの2倍、3倍のショーを開き、TICAへの貢献姿勢を鮮明にしたいのだとも考えられるかもしれません。

2016年3月26日 (土)

「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(16)

裁判官の心証を左右する大切なポイントなるものが実際にあるのかどうか分かりません。

とは言え、「全くない」と断言できないのも事実でしょう。

なぜなら、日本の裁判は「自由心証主義」であり、事実認定や証拠評価について裁判官の自由な判断に委ねているわけですから…。

「主張」と「説明責任」(要は「主張する者、その根拠を述べよ」ということ)については昨日触れましたが、もうひとつ「心証」を左右するであろうポイントがあるように感じます。

それは、その「主張」が単なる私的感情に基づいたものであるかないか、単なる自己都合の理屈であるかないか、という点です。

別の側面から言い換えれば、「客観的な状況把握」をした上での「主張」であるか、「主観的な状況把握」しか出来ない中での「主張」か、とも言えるかもしれません。

不当な「出陳拒否」裁判における、これまでの被告側4人の「主張」を時系列で並べてみると、どうしても私的感情に基づいた自己都合の主観的な理屈の羅列に過ぎないように思えてしまうのです。

部外者ですので限られた情報しかないわけですが、傍から見る限り、今回の裁判は長引けば長引くほど被告側に不利になるようにしか思えません。

「主張」を重ねれば重ねるほど、物証や証言を出せば出すほど、辻褄が合わなくなってくるからです。

【地域ニュース】鉄道と猫(2)LINEスタンプも登場!

鉄道と「猫」は相性がいいのかもしれません。

相鉄グループの相模鉄道(横浜市)はキャラクターとして「そうにゃん」を展開していますが、このたびLINEスタンプも発売したそうです。

「ありがとにゃん」「お願いにゃん!」など様々な表情や動きがり、値段は120円(税込)とのこと。

ちなみに「そうにゃん」は相鉄沿線に住んでいる新種のネコで、同社の広報担当として相鉄線をPRしているそうです。


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《「お疲れ様にゃん」など全部で40種類》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月25日 (金)

「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(15)

不当な「出陳拒否」を巡る裁判の被告側4人が、もし「とにかく主張すればいい」と思っているのなら、それは大きな間違いだということに遅かれ早かれ気付くでしょう。

TICAのボードにおいては”言った者勝ち”で、とにかく主張すればそれが通ったかもしれませんが、裁判は違います。

「主張」するのは自由ですが、そこにはかならず「証明責任」というものが付いて回るのです。

「主張」と「説明責任」はコインの裏表のようなもの…。「主張」すればその「主張」の分だけ、「説明責任」が増えていくというわけです。

なぜ、こんな話をするかと言えば、それは裁判官の心証にも影響を与えると考えられるからです。

言いたいことを「主張」するだけで、「説明責任」をおざなりにしていれば心証は悪くなるでしょう。

証拠や根拠が、主張をしっかり裏付け、支えるものになっていなければ、やはり心証は悪くなるでしょう。

主張自体がクルクル変わり、辻褄が合わない説明が出て来るようでは、やはり心証は悪くなるでしょう。

その時々で、どんな「答弁書」を出そうが、「準備書面」を出そうが、「上申書」を出そうが、「陳述書」を出そうが、それは被告側4人の自由です。

しかし、全ての主張に整合性が取れていなければ、やはり心証が悪くなるであろうことだけは間違いないのです。

キャットカウント、100頭以上!!

フランスのショーはどうしてこうもエントリーが多いのでしょうか…。

Eurocat Clubが先週末の19~20日に南仏サン・ラファエルで開いたショーのキャッツのカウントは100頭を超えていました。

サン・ラファエルはコートダジュールとプロヴァンスの境に位置し、とても綺麗な海岸と南仏らしい街並が美しく、ショッピングも食事も楽しめるリゾートとして人気の高い場所なんだとか…。

ある欧州のジャッジさんによると、そうした”地の利”もあって、欧州各地から多くの出陳者が集まるそうです。

100頭以上集まることを聞きつけてかどうか分かりませんが、米国で走っている猫も参加していましたから、カウントが上がるのは当たり前かもしれません。

最も多かったリングのカウントは118頭--。ベストを 取れば317点、仮に10位だったとしても218点ですから、日本から見れば夢のような話です。

しかも、ショーシーズン終盤のショーですから、そのインパクトはかなり大きいと言えます。

欧州で走っている上位の猫はさらにポイントを伸ばし、米国で走っている猫もこのショーに出てしっかり稼いでいるわけですから、日本の猫がかなわないのも当然かもしれません。

↓↓Eurocat Clubが仏サン・ラファエルで開いたショーのレポートはこちら↓↓
http://ticamembers.org/showrep/2016/160319d.htm

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月24日 (木)

「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(14)

「なぜ君らの反省の弁が人の心を打たないか分かるだろう」--。

これはある事件で判決を下した後の裁判官の言葉です。

冒頭の言葉の前も実はあって、それは「この歌の、せめて歌詞だけでも読めば…」というものでした。

2人の少年に対し判決を言い渡した裁判長は、「唐突だが、さだまさしの『償い』という歌を聴いたことがあるだろうか」と尋ね、冒頭の文章へと続きます。

裁判記録を読んだわけではありませんが、おそらく2人の少年は裁判において反省を口にし、謝罪の言葉も述べたのでしょう。

しかし、冒頭の裁判官の言葉からも、裁判官に対する心証がいかに大きな影響を与えるかがよく分かる かと思います。

裁判官は事実認定の「プロ」なわけですから、被告側が紙の上でいくら「深謝する」と書いても、本当に心から謝罪し反省しているかどうかは見抜いているということだと思います。

ましてや裁判所に敬意を払わず、出廷もしないとなれば…。

↓↓さだまさしの「償い」を聴いたことがない方はこちらからどうぞ↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=MzNeMZqNwL4

【地域ニュース】鉄道と猫(1)降車ボタンを押すと…

「降車ボタン」を押すと「ニャ~」と猫の鳴き声が…。

岡山電気軌道は22日、岡山市内を走る猫の絵の路面電車に、「ニャ~」と猫の鳴き声で降車を知らせるブザー音を導入したそうです。

動物駅長ブームの火付け役となった猫「たま駅長」を車体にあしらい、同市内で運行している路面電車1両と路線バス10台で、降車ボタンの音をブザーから猫の鳴き声に切り替えたとのこと。

報道によると、新しいボタン音は「収録した『ニタマ』の鳴き声を使っており、『ニャ~』を2回繰り返す」「ボタンの表面には猫の肉球とニタマのイラストをデザイン」「停車を知らせるバスの車内灯の表示も『つぎ・とまるニャ~』に変更した」そうです。

ちなみに、初代「たま駅長」は同じ両備グループの和歌山電鉄貴志川線貴志駅の駅長で昨年6月に亡くなりました。その後任駅長として就いたのが同じ三毛猫で岡山生まれの「ニタマ」(雌で6歳)さんです。


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《後継駅長「ニタマ:の顔と肉球が描かれた降車ボタン。押せばニタマの「ニャ~」という鳴き声がするそうです》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月23日 (水)

「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(13)

裁判の期日に毎回、出廷することが「裁判官の心証」にプラスに働くかどうか--。

これははっきり言って分かりません。本人訴訟なら別ですが、代理人として弁護士さんを雇っているわけですから、本人が毎回出廷しなければならないとなると、何のために高いお金を払って雇っているのか分からなくなってしまいます。

これに関しては弁護士さんの間でも見方は微妙に分かれるようで、確かに「正直なところ、あまり関係ないと思います」という人はいます。

しかし一方で、「大きくは影響することはないでしょうが、少なくとも不利にはならないでしょう」という人もいれば、「常に出廷していれば裁判官としてもあまり無下にはしにくいという面が多少あるかもしれません」という人がいるのも事実です。

もちろん、裁判官の顔色をうかがう必要はないわけで、裁判の戦い方にはいろいろなやり方があっていいのでしょう。

今回の不当な「出陳拒否」を巡る裁判は、原告側と被告側の裁判戦略が非常に対照的なだけに、どちらの戦い方がどのように有利に働き、どちらに不利に働くのかも注目点と言えるかもしれません。

【新保険】生後0日齢から申し込み可能なペット保険

人の生命保険や損害保険では新商品の開発が活発ですが、ペット向け保険も例外ではないようです。

アクサ損害保険では、「アクサダイレクト いぬのきもち保険・ねこのきもち保険」について、生後0日齢からの新規加入を可能にしたとのこと。

併せて保険料のクレジットカードによる分割12回払いも始めたそうです。

同社によると、「これまで生後90日齢より満13歳までを新規加入可能な年齢範囲としていましたが、保険加入時のペット年齢は0歳がもっとも多いことや、生後間もないペットを家族に迎えられる方々によるご要望が多いことなどから、お引受範囲を拡大しました」--。

今後、ぜひともブリーダー向けの割安な保険も開発してほしいものです。

【海外ニュース】シンガポールに猫専用の豪華ホテル

ペットホテルも進化というか、豪華になっているようです。

海外のケースですが、シンガポールに最高級の猫用ペットホテル(全14室)が誕生したとのこと。

部屋の壁紙は伊デザイナー、ロベルト・カヴァリ氏が手掛け、臨場感あふれるセンサラウンドシステムでクラシック音楽が楽しめる部屋もあるとか…。

エサ皿はというと、クリスタルガラスが散りばめられたスワロフスキー製ということです。

AFP=時事の報道によると、「料金は餌付きで1泊39シンガポールドル(約3200円)から」だそうですから、以外に安い感じです。

宿泊のほか、グルーミングやスパなどのサービスも別料金で提供しているそうです。

猫に果たして、この豪華さが分かるかどうか…。


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《ホテルの名称は「パーフェクション・スイーツ(Purrfection Suites)」。猫がゴロゴロと喉を鳴らす音を表す英語「purr」と完全を意味する「perfection」をもじったそうです》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月22日 (火)

「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(12)

あくまで一般論になりますが、刑事裁判でも民事裁判でも、当事者と代理人弁護士さんはかなり「裁判官の心証」がどうかについて気にするようです。

機械やロボットが「判決」を下すわけではなく、あくまで人間が判断するわけですから、裁判官の「心証」が大事になってくるのは当然かもしれません。

ある弁護士さんはこんなことを指摘していたのが印象に残りました。

「裁判官の頭の中とずれた主張・立証を繰り返せば、良い結果はでません」--。

「反省しているという趣旨のことをいいながら、被害者のことを批判したり、保身を図るための非合理な言い訳を繰り返せば、当然、心証を害し(反省していないと理解されること)、重く処罰されることはあるでしょう」--。

【新製品】短毛向け、長毛向けボディシート

ペット向けボディシートも、ついに長毛用、短毛用に分かれることになりました。

ライオン商事は犬や猫の毛の長さに応じた仕上りになる『ペットキレイ シャワーシート』を全国で新発売したそうです。

同社のマーケティング調査によると、「現状のボディケアシートはペットのサイズ別での品揃えが主流ですが、毛の長さによって仕上がりが選べるシートの要望が高いことがわかりました(2015年当社調べ)」とのこと。

新製品は除菌と消臭の2つの機能を持ち、長毛用は「ふんわりとボリュームある『サラふわ』仕上げ」、短毛用は「光沢(つや)のある『サラつや』仕上げ」にしたそうです。

キャットショーの遠征の際には欠かせない?


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《犬用はせ っけんの香り(微香性)がしますが、猫用は無香料》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月21日 (月)

みなさまのご協力・ご支援に感謝致します!!

昨日はオーストリアからお2人のジャッジを招き(と言っても、みなさまには顔なじみの方々ですが…)、アクトとしては今シーズン最後となるショーを開催しました。

またまた3連休の真ん中でしたが、遠方からもお越し頂き、ありがとうございました!

今回は久しぶりに10リング(5リング×2)のオルタネイティブショーを開きました。

各リングの審査順序のやり繰りが難しいなか、みなさまのご協力によりどうにか混乱なく審査を運ぶことができました。(一部のジャッジの方には審査をお待たせすることがあった一方、出陳者の方には次から次にリングを移って頂くなど申し訳ありませんでした…)

今シーズンはアクトとして6回のショーを開催したわけですが、いろいろな困難がある中、全て無事に開催できたのも、出陳者、クラーク、スチュワード、ジャッジのみなさまのご協力とご支援があってのことと感謝しております。本当にありがとうございました!!

先の早い話ですが、来シーズンは5月22日(日)にショーを計画しています。

みなさまのご参加を期待しております。


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《春のショーにちなみ、桜色のロゼットを手作りでご用意しました》

2016年3月20日 (日)

「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(11)

私の感想はTVの法廷ドラマの域を出ないのかもしれませんが、今回の裁判を傍から見ていて思うのは被告側4人が「裁判官の心証」というものを全く考えていないように見えるということです。

「裁判官の心証がいい」とか「裁判官の心証が悪い」とか--。TVドラマを観ているとこんな言葉を良く聞きます。

TVの法廷ドラマと実際の裁判は違うでしょう。しかし、ここまで「裁判官の心証」を念頭に置いていないよう見える裁判も珍しいように感じます。

ある弁護士さんが「裁判官の心証」について、以下のような解説をしていました。

「客観的証拠に反するような事実を縷々述べたり 裁判所の釈明に応じようとしなかったり 証拠提出に応じなかったり等の態度は最終的には裁判官の心証を害する行為となります」--。

2016年3月19日 (土)

「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(10)

犯罪捜査や裁判で良く出てくる言葉のひとつに、「不自然で不合理な変遷」というものがあります。

「被告の供述には不自然で不合理な変遷があり信用できない」といった感じで使われます。

簡単に言えば、「主張や供述が首尾一貫していない」ということを意味します。

一方、仮に「不自然で不合理な変遷がある」と指摘されても、「主張や供述の変遷理由が不合理なものとは言えない」と反論することも出来ます(もちろん、正当な根拠や理由を挙げた上でということになりますが…)。

では、今回の不当な「出陳拒否」を巡る裁判の被告側の主張はどうでしょうか?

被告側は、これまでの期日において「 答弁書」や「準備書面」を提出し、和解交渉に入ると被告側は「出陳拒否を深謝する」とした「和解条項案」を提示してきました。

今後、「判決」に向けた手続きが進むなかで、被告側がどんな主張をしてくるか分かりませんが、その主張に「不自然で不合理な変遷」があるかないかも焦点となることは間違いないでしょう。

2016年3月18日 (金)

「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(9)

それにしても…。被告側4人は「判決」に向けた手続きが進むなかで、どんな「陳述書」を書くつもりでしょうか…。

それぞれ「答弁書」の中で、あれだけ大見えを切って(傍から見るとそう感じられる)、徹底抗戦の構えを見せていたわけですし、「出陳を拒否する理由があった」として、あれだけ筋違いな屁理屈を並べ立てたわけです。

それが和解交渉に入ると、「出陳拒否を深謝する」とした「和解条項案」を出してきて、謝っただけでは済まないと見るや、和解交渉の”ちゃぶ台”をひっくり返してしまいました。

被告側が最初から「判決」を目指して戦うのであれば、「出陳拒否を深謝する」とした「和解条項案」なんて提示しなければよかったの に…と思うのは素人考えでしょうか…。

「陳述書」は証拠のひとつですから、被告側が不利だと思えば出す必要はありません。

普通の感覚なら、「いまさら何を書けばいいと言うのか…」と途方に暮れてしまっても不思議ではないように思えるのですが…。

【統計】動物虐待の摘発、昨年は最多の56件!

警察庁のまとめによると、昨年1年間に犬や猫などの動物を虐待したとして全国の警察が動物愛護法違反で摘発した事件は56件(前年比8件増)と、2010年に統計を取り始めて以来、最多だったそうです。

56件の主な内訳は、①動物を置き去りにする「遺棄」(27件)、②殺したり傷つけたりする「殺傷」(17件)、③暴行や餌を与えないなどの「虐待」(12件)--。

動物別では、残念なことに猫が34件と、犬の20件を上回りました。摘発人数は前年より11人多い63人だったそうです。

報道によると、動物虐待を巡っては、動物愛護法違反で摘発される以外にも、他人のペットを殺傷した場合は刑法の器物損壊、死骸を捨てた場合は廃棄物処理法違反などの容疑で摘発されることがあり、「全体の摘発件数はさらに多い」とのことです。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月17日 (木)

「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(8)

今回の不当な「出陳拒否」の原告側は2人--。

ひとりはTICAの会員であり、アクトのクラブ員でもあるBGブリーダー、もうひとりはTICAの会員でもなく、どこのキャットクラブのクラブ員でもない一般オーナーでした。

原告側がどう考えているか分かりませんが、私としては一般オーナーに対する賠償額や慰謝料(和解なら和解金)が多くなって当然だし、この一般オーナーへの金銭の支払いが一切ないという判決や和解はあり得ないと思ってしまうのです。

一般オーナーに対する「出陳拒否」は、開かれたキャットショーの開催を志向してきたTICAそのものの評判を失墜させたと言えますし、仮に「関係者」というだけで「出陳拒否」の対象にできるのであれば、今後、「出陳拒否」の歯止めが利かなくなるからです。

被告側4人のうちのエントリークラークのひとりはこの件に関連して、答弁書の中で以下のように主張したそうです。

「強いて言うならば、本件ショーへの出陳が認められなかった原因は原告○○(BGブリーダー)にあり、原告△△(一般オーナー)が損害賠償を請求すべき相手は、原告○○である」--。

しかし、これはどう考えても筋違いもいいところでしょう。

このエントリークラークが「判決」手続きに入っても同じ主張を繰り返すのかどうか分かりませんが、少なくとも司法の場においては、TICAのクラークの頂点に立つエントリークラークとして自覚ある主張をしてほしいと思います。

【トレンド】世界に広がる?「ネコノミクス」

最近の「ネコノミクス」や猫ブームは日本だけのトレンドかと思ったら、どうもそうではないようです。

今や世界のファッション界にも猫ブームが波及しているとのこと…。

2016年秋冬の「ミラノコレクション」や「パリコレクション」は多くのデザイナーが猫をモチーフにした作品を発表し、「パリコレ、猫だらけ」といった見出しの記事が溢れています。

毎日新聞によると、「シャネルのショーでは、かわいらしい猫がプリントされたブラウスやバッグ、猫の目がシャネルのブランドロゴになっているアクセサリーが披露された」そうですし、朝日新聞デジタルによれば、「ロエベは革製の猫のお面風ネックレス。ドリス・ ヴァン・ノッテンやエルメスの靴のコレクションにはプリント柄でヒョウやチータの姿が描かれていた」とか…。

先したミラノ・コレクションでも、「グッチの“自称パンサー”や、ドルチェ&ガッバーナの飼い猫風の絵柄が印象的だった」と、朝日新聞デジタルは伝えています。

猫好きにはたまらないファッショントレンドですが、シャネルやドルチェ&ガッバーナなどお値段が気になるところです…。


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《ドルチェ&ガッバーナ》

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《アレクシー・マビーユ》

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《ロエベ》

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《シャネルのロゴと猫のプリントが幾重にも組み合わされています》

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《シャネルのロゴがそのまま猫の目に…》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月16日 (水)

「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(7)

「和解」なら和解金の支払い、「判決」なら賠償金や慰謝料の支払いに関連して、もうひとつ重要な側面があります。

それはエントリークラークの仕事に対しての認識を改めてもらうきっかけになると思えるからです。

裁判の経過で分かったように、このクラブのエントリークラークはクラブオーナーの指示に唯々諾々と従うだけで、TICAの使命と役割を理解することもなければ、「エントリークラーキングマニュアル」を読み、忠実に職務を果たすこともしなかったわけです。

訴えられたエントリークラークの一人は裁判所に提出した「答弁書」において、堂々と「受付窓口のメールボーイあるいは、メッセンジャーボーイのような業務である」と書いていたぐらいです。

こうしたエントリークラークに対する間違った認識を正してもらうためには、やはり何らかの”痛み”が伴わないとならないのではないでしょうか…。

TICAのエントリークラークの本分を忘れ、唯々諾々とクラブオーナーらの指示に従って不当な「出陳拒否」をするとどうなるのか、”痛い目”に合わなければおそらく分からないでしょう。

TICAにおいてエントリークラークは、クラークの頂点に立つ重要な役割を担っていることも考え合わせれば、その責任の重さと同時に、責任を果たさなかった場合の”罰”もまた重いということをTICAのメンバー全員が認識しなければならないように思えるのです。

そのためにも、それなりの和解金の支払いや賠償金・慰謝料の支払いが欠かせないのではないでしょうか…。

【新製品】「ねこあつめ」の限定フィギュア登場!

「ねこあつめ」限定フィギュア登場したそうです。

バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」内のショップ「ガシャデパ」を通じて予約受付を開始したとのこと(予約期間は4月11日23時まで)。

付属するフィギュアは「やまねこさん」「くつしたさん」「みけさん」。なかでも「やまねこさん」はガシャポン商品では手に入らないラインナップになるそうです。

価格は猫の鳴き声にちなんで、“みゃーみゃーみゃーみゃー”の3,333円(税込/送料・手数料別途)なんだとか…。


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↓↓商品購入ページはこちら↓↓
http://p-bandai.jp/item/item-1000101920/?rt=pr

↓↓「ガシャポン」で登場したこれまでの「ねこあつめ」シリーズはこちら↓↓
http://gashapon.jp/nekoatsume/

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月15日 (火)

「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(6)

和解金の支払いを巡っては、原告側に対し、「所詮は”カネ目当て”でしょう」みたいな批判が根強くあることは知っています。

原告側がこの問題についてどう考えているか分かりませんが、私は別の観点から「和解」であれば「和解金」、「判決」であれば賠償金や慰謝料の支払いは欠かせないと考えています。

なぜなら、もし原告側が「金銭の支払いはなくてもいいです」「謝罪してもらえればそれで十分です」と言って「和解」に応じてしまったら、不当な「出陳拒否」が今後も起きる可能性があり、全く”抑止力”が働かないからです。

それは「判決」でも同じことです。

仮に、「判決」において何の賠償金の支払も慰謝料の支払いも命じなかったら、やはり”抑止力”はなくなり、同じことをするクラブが今後も出かねません。

振り返って頂ければ分かりますが、「出陳拒否」のあったショーが無効になるわけでも、猫の成績やランキングが後々 、訂正されるわけでもないからです。

「出陳拒否」は、いわば「やった者勝ち」的な側面があるわけで、やってしまったとしても「後で謝ればいいでしょう…」ということになりかねないからです。

しかし、もし今回の裁判で何らかの”解決金”の支払が求められたり、「判決」で賠償金や慰謝料の支払いが命ぜられたとすれば、「出陳拒否してやろう」と思ったとしても、「裁判を起こされて金銭を支払わなければならないのなら、やめておこう」となるはずです。

ですから、TICAアジアの健全化のためにも、「これだけのお金を払わされるであれば、『出陳拒否』は割に合わない」と思えるような水準の和解金なり賠償金を原告側は得るべきだと個人的には思うのです。

【キャンペーン】「choo choo」メガネケースデザイン投票

猫キャラクターグッズ「choo choo(チューチュー)」は母の日に合わせた新商品としてメガネケースを発売する予定だそうで、これに先立ち商品開発キャンペーン「あなたの投票で決まる『猫キャラ・メガネケース』デザイン」を実施しています。

「choo choo」の中でも特に人気な猫キャラ10種の中から、「メガネケースにしたいキャラクター」を応募してもらい、1位と2位のキャラクターを「メガネケース」の新たな絵柄として発売するそうです。

投票締切は3月21日(月)24時まで。結果はブログ「choo choo本舗日記」とメールマガジンにて発表。メガネケースの発売は5月上旬予定とのこと。


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《メガネケース&レンズクリーナーのサンプル例です》

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Choochoo3_2

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《上の画像は10ある候補のうちの3つです》

↓↓投票URLはこちら↓↓

http://www.smaster.jp/Sheet.aspx?SheetID=110187

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月14日 (月)

「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(5)

ここにきてもうひとつ気になるのが、被告側代理人(私自身、直接会ったことがないので、どういう方かよく存じませんが…)に関してです。

ここ1~2カ月の被告側の不可解な動きを傍から見ていると、被告側代理人と被告側4人の意思疎通が必ずしもうまく行っているとは思えないからです。

もちろん、当事者と代理人の考えが何から何まで一致するとは限りません。

逆に言えば、だからこそ綿密な擦り合わせが欠かせないとも言えるわけですが、そうした話し合いの場すらないというなら、これはかなり深刻と言わざるを得ません。

あくまで一般論ですが、被告側が代理人の手腕に疑問を抱けば委任契約を解除するでしょうし、逆に代理人の方が「これ以上は弁護できない…」と思えば代理人を降りる可能性もないわけではありません。

ただ、実際に交代するとなると、新しい代理人が今回の裁判の経過を遡って理解する必要がありますから、さらに裁判が長期化する要因になることだけは間違いないのです。

被告側が代理人との委任契約を解除して本人訴訟に戻るなんてことはないとは思いますが、このままの状態であるなら、被告側が現在の代理人で訴訟を継続していくのかどうかも焦点として浮上してくるかもしれません。

【新製品】”オシッコ加齢臭”向け猫砂

「加齢臭」という言葉はよく聞くようになりましたが、猫の「オシッコ加齢臭」というのは初めて聞きました。

それもそのはず…。これはライオン商事が名付けた新語で、「シニア猫の尿に特有の『汚れた公衆トイレの様な』不快なニオイ」を意味するそうです。

ライオン商事株式会社では、7歳以上のシニア猫特有の「オシッコ加齢臭」を「トリプル消臭成分」でしっかり消臭する「ニオイをとる砂 7歳以上用」シリーズから、消臭持続力を向上させた「鉱物タイプ」と、増量した「紙タイプ」をそれぞれ改良して新発売したそうです。

同社のニュースリリースによると、「近年、飼育猫の高齢化が進み、平均寿命は14.4歳(2010年)から15.8歳(2015年)に伸び、飼い猫の42%が7歳以上のシニア猫(一般社団法人ペットフード協会調べ)」とのこと。

同社が猫の年齢と尿のニオイの関連性を分析したところ、「加齢に伴い7歳頃からイオウ系悪臭に加え、「汚れた公衆トイレの様な」不快なニオイが強くなることが判明しました」ということです。

実際にシニア猫オーナーの約4割が猫の加齢に伴う尿のニオイの変化に気付いており、『ニオイがキツくなった』と 感じていることが分かりました(2014年当社調べ)」とか。

さて、みなさんもシニア猫の”オシッコ加齢臭”には気付かれていたでしょうか…。

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※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月13日 (日)

「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(4)

私は今回の裁判の当事者ではありませんし、司法手続きに詳しいわけでもありませんが、それでもちょっと気になるのは、2014年6月の上田市でのショーと、同年10月のアジアリジョンショーにおける「出陳拒否」の扱いです。

というのも、被告側は自らが起案した「和解条項案」を一度、提示しており、そこでは2014年2月と4月のショーだけでなく、6月と10月(アジアリジョンショー)を含めて、「出陳を拒否したことについて深謝する」と書いてあったからです。

「和解」協議が暗礁に乗り上げ、「判決」に向けた手続きが進むとなると、この部分も振り出しに戻り、今回の裁判の「判決」はあくまで2月と4月のショーの「出陳拒否」に関してということになります。

そうなると、6月の上田市のショー と10月のアジアリジョンショーの出陳拒否に関して、原告側は別に訴訟を起こす必要が出てきます。

6月ショーのエントリークラークは被告側4人のひとりでしたが、10月アジアリジョンショーのエントリークラークは別のクラブ員でしたから、別に訴訟を起こすことは被告側がもうひとり増えることを意味します。

被告側にとっては、単に今回の裁判が長引くだけではなく、新たな訴訟も受けて立ち、さらに別のクラブ員を巻き込むことにどんな利点が見出せるのか--。

「判決」に向けた手続きの行方とともに、そこが今後の焦点となってきそうです。

2016年3月12日 (土)

「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(3)

被告側4人が出廷すれば、裁判官自ら被告側4人と直接、話せるため、何らかの進展も期待できるわけですが、出廷しない(出廷したくないだけなのか、出廷しない裁判戦略なのかは分かりません)となると、打つ手は限られてきます。

刑事裁判の被告なら、“号泣議員”のケースではありませんが、「勾引」という強制的な手続きもあるわけですが、民事裁判ですから無理やり出廷させる方法はありません。

「陳述書」については提出するもしないも被告側4人の自由ですから、いまさら書くなんて面倒くさいということであれば書かなくても済みます。

証人尋問についても、被告側それぞれが自ら証人として出廷するもしないも被告側4人の自由ということになります。

もちろん、「陳述書」を出さず、証人としても出廷しなくても裁判は進みますから、そうなると被告側4人にとって不利になることは想像に難くありません。

「判決」に向けた手続きを進めるとなると、被告側4人にとっての負担もずっと重くなってくるだけに、素人目には裁判を長引かせる理由があるとは思えないのですが、もしかしたら私たちの理解を超えたところで何らかの勝算があるのかもしれません。

【イベント】その名もズバリ、「東急にゃんず」!

「ネコノミクス」にあやかろうとしているのだと思いますか、ここのところ”猫言葉”を至るところで見聞きするようになりました。

「東急ハンズ」新宿店も、「東急にゃんず」なる開業20周年記念イベントを15日(火)から開催するそうです。

なんでも、「20周年(にゃんじゅっしゅうねん)を迎える新宿店を盛り上げようと、7匹のカリスマねこバイヤーが集結し、各担当フロアでイベントを企画。期間中は各バイヤーがフロアの各所でお客様をお出迎えいたします」とか…。

各階の主なイベントは、

2F 「ねこ好き集まれ!フェリシモ猫部」
3F 「にゃんにゃん雑貨店」
4F 「にゃんずカフェ」
5F 「ねこと暮らすインテ リア」
6F 「猫の隠れ家工房」
7F 「多彩!多才!にゃんこクリエイターズワールド」
8F 「ねこで溢れるデコレーション」

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《4Fの「にゃんずカフェ」で扱い予定の猫グッズ。画像はいずれも出典:http://nekojournal.net

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月11日 (金)

「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(2)

「和解」協議が暗礁に乗り上げた理由はどうも被告側の事情によるようです。

先日の第14回期日(3月1日)では、原告側が起案した「修正和解案」に対し、被告側4人がどのような対案を出してくるかが焦点となっていたわけですが、被告側4人は具体的な対案を出さなかったとのことです。

原告側が1月22日付で「修正和解案」を提出し、被告側代理人も確かに受け取ったところまでは明らかになっているのですが、第13回期日(2月1日)の時点では被告側代理人と被告側4人の協議が出来ていないということで、対案の提示が先延ばしになったわけです。

今回は、それから丸1カ月の猶予があっ たわけですから、被告側代理人と被告側4人の協議が出来ていておかしくないはずでしたが、どうやら全く出来ていないようなのです。

被告側4人はここのところ全く出廷しておらず、代理人任せになっているとも言えますが、それでも裁判の臨み方について代理人と話し合っているはずなのです。

話し合いさえないとなると、もしかすると被告側4人は「修正和解案」を読むことすらしておらず、裁判を”投げ出して”しまったのかもしれません。

いずれにしても、被告側が具体的な「対案」を提示せず、「和解」協議が暗礁に乗り上げた以上、原告側も裁判所も「判決」に向けた手続きを取るしかないというのが真相のようです。

【新製品】ガラス製壁材でスプレーも大丈夫?

これならスプレーされても掃除も楽だし、部屋の壁も傷まない--。

最近、住宅の内装の壁面にガラスを施す動きが広がっているそうです。

表面素材がガラスなので、汚れが付いたときでも壁面に染み込まないため掃除がしやすいとのこと。

ある報道では、リフォームを機にリビングの一部の壁材にガラスを導入した女性のコメントが載っていて、「飼い猫が壁を引っかく心配がなくなった」と話していました。

「ガラスが割たらと大変だ…」と心配する人もいるかもしれませんが、記事によると、壁面に使うガラスは「片側が壁に接着されているため強度が高く、人がぶつかった程度で割れることはまずない」「先端が鋭い金属などがぶつかってひびが入っても『飛散しにくい』」そうです。

ただ、高いです。ある会社の製品価格は「厚さ5mmの場合で1㎡当たり1万4000円~」「施工費用は概ね1㎡当たり5万円程度~」だそうです。

ガラス表面に光触媒膜と銅系化合物を塗布して「抗ウイルス機能」を備えた製品もあるそうですが、それだと価格は「厚さ4mmの商品で1㎡当たり2万2000円」にもなるとか…。

一般的な壁紙に比べたマイナス面としては、「いったん導入すると、壁紙に比べて張り替えに手間もかかる」と記事では指摘しています。

いいことずくめ…というわけにはいかないようです。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月10日 (木)

「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(1)

不当な「出陳拒否」を巡る東京地裁での裁判は長期化必至の情勢になったようです。

2014年7月に訴えが起こされ、同年9月8日に第1回期日が開かれてから、早くも1年半が経つわけですが、ここに来て「和解」協議が暗礁に乗り上げたことから、「判決」に向けた手続きを進めることになったようです。

今回の裁判は、比較的早い段階で「和解」に向けた道を探ってきたこともあり、原告・被告双方が提出した証拠調べはほとんど手付かずの状態にあるようで、「判決」に向けた手続きではまず、「証拠」調べが欠かせなくなってきます。

証拠は、原本が基本ですから双方とも原本を提出する必要があり、英文の証拠については全て日本語訳が必要となります。

被告側による英文の証拠については日本語訳はまだ一部しか提出されていないようですので、今後、全てにおいて日本語訳が提出されなければ、証拠調べも進まないことになります。

さらに原告側2人、被告側4人は「陳述書」を提出したり、原告側・被告側を含めて証人尋問したりすることになりそうです。

仮に、最終的に「判決」となった場合でも、いわゆる一審判決に過ぎませんから、どちらか(あるいは双方)が控訴すれば、裁判はさらに続くことになります。

【猫カフェ】ここまで進歩しているとは驚きました…

昨日に続いて「猫カフェ」の話題です。

「ベンガル・カフェ」を紹介しましたが、「猫カフェ」そのものがここのところ急速に”進化”を遂げているようで驚きます。

その象徴的な「猫カフェ」が、オシャレな内装で人気を集める「MoCHA」。

9日にはJR原宿駅前に新店舗がオープンしたそうです。

店内には「スコティッシュフォールド」や「マンチカン」「シンガプーラ」「ペルシャ」など、さまざまな種類の猫が約20匹在籍しているとのこと。

料金は10分につき200円の時間制となっており、350円でドリンクバー、また数量限定で猫のおやつが500円で用意されているようです。(価格はすべて税抜)

1号店は池袋にあり、、2015年2月にオープン、7月には渋谷・宇田川町に2号店も構えたそうです。

報道によると、「猫特有の気になる臭いが蔓延しないよう、両店舗とも随所に工夫が施されており、行き届いた掃除で店内は清潔に保たれているため、のびのびと癒やしの時間を過ごすことができる」としています。

↓↓「MoCHA」のHPはこちら↓↓
http://catmocha.jp/

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《3月9日にオープンした原宿店》

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《昨年7月に渋谷・宇田川町にオープンした2号店》

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《昨年2月に池袋にオープンした1号店》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月 9日 (水)

【eセミナー】ベンガル(BG)の「スタンダード」を考える(24)

引き続き、BGの「ALLOWANCES」「PENALIZE」「WW」「DQ」について考えます。

TICAとCFA案(あくまで現時点での提案ベース)を比べて、もうひとつ大きな違いがあるのはお腹のPatternに関してです。

TICAでは「WW」として「Belly not patterned」と記載されているのに対し、CFA案では「DQ」として同じ文章が入っています。

TICAとCFA案ではともに、Spotted Pattern (CFAはRosetted/Spotted Pattern)のところに「Belly must be spotted」となっており、Pattenにすらなっていない場合、TICAでは「WW」、CFA案では「DQ」spotted」となっています。

”White tummy”であればプラス評価になる一方、Spottedでなければならず、Patternにもなっていなければ「WW」(TICA)や「DQ」(CFA案)、「locket」があれば「PENALIZE」(TICA)や「DQ」(CFA案)となるわけですから、BGの審査の際にお腹を確認することはかなり重要だということがお分かり頂けると思います。

【新店舗】ついに”ベンガル・カフェ”が登場!

最近の「猫カフェ」にはベンガルがいても珍しくなくなってきましたから不思議ではないのですが、ついに”ベンガル・カフェ”が登場したそうです。

場所は岡山県倉敷市。ベンガルだけを集めたのが特徴で、おそらく日本で初めてではないでしょうか。

山陽新聞デジタルの報道によると、 「ヤマネコが生息するジャングルの雰囲気を演出しようと、壁や天井を模造の植物で覆い、室内中央には本物の木を設置。天井近くに枝を張り巡らせ、階段を上って枝の上を歩くワイルドな姿も観察できる」そうです。

果たして東京にもこうした”ベンガル・カフェ”がお目見えする日は来るでしょうか…。


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《写真はいずれも「日刊Webタウン情報おかやま」から》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月 8日 (火)

【eセミナー】ベンガル(BG)の「スタンダード」を考える(23)

昨日に続いて、BGの「locket」について考えます。

実は喉元の「locket」を巡り、「ネックレスが切れている」か「切れていない」かの関わりにおいて、「locket」が「ある」とか「ない」とか判断するケースが散見されます。

喉元に白い部分があったとして、「ネックレスが切れている」から「locket」だとか、「ネックレスが切れていない」から「locket」ではないといった見解です。

しかし、昨日掲載したTICAの定義を思い起こせばお分かり頂けるかと思いますが、ネックレスが切れているかいないかについては一切書かれていません。

つまり、ネックレスが切れていようがいまいが、関係な いのです。

重要なのは、ネックレスが切れていてもいなくても、「An area of white that extends beyond the first necklace in a tabby shall be considered a locket」だということなのです。

【お知らせ】「TICA University」が再オープン!

猫について誰でも気軽に楽しく学べることを目指した「TICA University」(略称は”TICA U”) が再オープンしたとのことです。

「GYM」「CAFE」「HEALTH」「SCIENCE」「GROOMING」「ADMISSIONS」「HISTORY」「LIBRARY」「ART」「BUSINESS」「PSYCHOLOGY」「KIDS」のコーナーがあり、それぞれに豊富なコンテンツが用意されました。

全て英語なのが残念ですが、いろいろ巡ると見ているだけでも楽しいです。


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Tica_u

↓↓「TICA University」はこちら↓↓
http://www.ticau.com/

告知の全文は以下のようになっています。

We are thrilled to announce the GRAND RE-OPENING of
www.TICAU.com - the largest school of feline educational courses and cat information. You are welcome to visit and stroll our beautiful campus. We're refreshed our site with new articles all carefully curated by our tenured professors. You won't find this information anywhere else! Stop by our Kid's Kitty Corner, enjoy a work out at the Gym, visit the History and Library for some great reading and don't forget to grab a snac...k at the Kitty Cafe! Don't forget to enroll at TICA U--our Admissions' Desk is always open!

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月 7日 (月)

【eセミナー】ベンガル(BG)の「スタンダード」を考える(22)

最後に「ALLOWANCES(許容範囲)」「PENALIZE(減点対象)」「WITHHOLD ALL AWARDS (WW、賞の保留)」「DISQUALIFY (DQ、失格)」について考えます。

TICAのBG「スタンダード」にあるのは、「ALLOWANCES」「PENALIZE」「WW」で、BGだけに適用される固有の「DQ」の規定はありません。

これに対し、CFA案にあるのは「ALLOWANCES」「PENALIZE」「DQ」です。

まずは、TICAで「PENALIZE」の対象となっている「locket」を見てみましょう。

まず、TICAで定めている「locket」とは何なのでしょうか?

UCDは以下のように定義しています。

① A small distinct spot of white usually found in the chest, abdomen (belly), groin, or armpit areas, believed to be the result of a white spotting
gene that is different from the dominant white spotting gene (S/-).

② An area of white that extends beyond the first necklace in a tabby shall
be considered a locket.

上記②に関しては、UCDの「74 Tabby Divisions」のところでも、「74.1.3.1 An area of white that extends beyond the first necklace shall be considered a locket」と同じ記述が見られます。

そして、「locket」はTICAのUCDにおいて、「71.7 Color Faults」のひとつとして位置付けられているのです。

71.7.1 Each breed shall indicate in its standard whether lockets (see Glossary) are an allowance, a penalty or a withhold all awards (WW).

TICAのBG「スタンダード」では「locket」のあるBGは「PENALIZE(減点対象)」となります。

BGにおいて一番、「locket」が出やすいのは「喉元から胸にかけて」と「お腹」です。

ですから、TICAのBG「スタンダード」でも、「PENALIZE」のところに「Any distinct locket on the neck, chest, abdomen or any other area」としっかり明記してあるのです。

この問題がやっかいなのは、特に一番出やすい喉元の「locket」は出陳者からも丸見えになるという点です。

仮にファイナルに入るようなことがあると、ファイナルのあいだ中、その「locket」は周囲の目にさらされ続けることになるのです。

これに対して、CFA案(あくまで現時点での提案ベース)では「locket」は「DQ」に入っています。

最終的にどうなるかは分かりませんが、「locket」の扱いについて現時点ではCFA案の方が厳しいと言えます。

故大平ジャッジを偲ぶ”メモリアルショー”

昨日は、故大平智恵子ジャッジを偲んだ「メモリアルショー」が開かれました。

会場入り口には若かりし頃の大平ジャッジの姿を含め、たくさんの写真が展示されました。

カタログも「メモリアルショー」に対応した特別版で、国内外の多くの方から寄せられた追悼文が掲載されました。

会場は大入り満員でベンチングスペースは身動きも取れないほど…。センターのベンチング席ではお弁当を食べるのも大変だったようで、自分の席から遠く離れたスペースで食べている姿も見かけました。

そのお弁当ですが、ひとつひとつのおかずがとても丁寧に作られていて味も素晴らしく、美味しく頂きました。

もし、”お弁当・オブ・ザ・イヤー”の表彰があるなら、昨日のショーのお弁当が最有力候補になったことと思います。

いろいろな意味で、多くの出陳者にとって「記憶に残る」ショーになったのではないでしょうか…。


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《紫色をベースに彩られたカタログ(表紙)。「メモリアルショー」にちなんだ特別版になっています》

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《こだわりの食材を使った「亀戸升本」のお弁当。お弁当の名前は「千石」で、偶然にも私が今、住んでいる住所の地名と一緒でした…》

※本日は2本をアップする予定にしています。2本目は18:00を予定しています。

2016年3月 6日 (日)

【eセミナー】ベンガル(BG)の「スタンダード」を考える(21)

今日はBGの性格について考えます。

TICAのBG「スタンダード」を読むと、「Temperament」という独立した評価項目はないものの、GENERAL DESCRIPTIONのところに「with the loving, dependable temperament of the domestic cat」とあり、さらに「a friendly, curious, confident cat」と書いてあります。

そして、「Keeping this goal in mind, judges shall give special merit to those characteristics in the appearance of the Bengal which are distinct from those found in other domestic cat breeds」としています。

しかし、CFA案(あくまで現時点での提案ベース)にはこの手の記述は見られません。

CFAでは、 「loving」で「dependable (信頼できる、信頼に足る、安心できる)temperament」 「friendly」であることはショーキャットとしての”前提”であるのでしょう。

BGの性格は10~15年前に比べればかなり改善してきたと言え、性格の良さ、ハンドリングのしやすさは現状のTICAの「スタンダード」ではプラス評価となっています。

しかし、現状のCFA案を見る限りプラス評価にはならず、あくまでショーキャットとしての性格の良さは「当然のこと」であると言えます。

2016年3月 5日 (土)

【eセミナー】ベンガル(BG)の「スタンダード」を考える(20)

引き続き、「BODY」について考えます。

時々、明らかに”肥満”傾向にあるBGが高い評価を受けるケースが見られます。

確かに「大きく」見えますし、「大きい」ので「重い」かもしれませんが、傍から見ても”贅肉”が目立つわけですから、違和感は否めません。

もちろん、「スタンダード」の「ALLOWANCES (許容範囲)」のところに、「肥満傾向は大目に見る」とか「贅肉は大目に見る」という書いてあれば話は別ですが、そうは書いてありません。

BGはあくまでヒョウやジャガーやチーターのような体形であって欲しいと思いますし、個人的には競走馬のような美しい筋肉を持っていて欲しいと思っています。

喩えがいいか悪いか分かりませんが、人間でたとえるならトップアスリートの体であり、頑丈な骨格と筋肉があったとしても、いわゆるでっぷりとした”お相撲さん”の体形(でっぷりタイプでないお相撲さんもいますが…)ではないのです。

改めてTICAのBG「スタンダード」確認すると、BGの「Boning」はSturdy (頑丈な、がっしりしている)で、firm (堅く引き締まった)であり、never delicate (決してデリケートでない)特徴を持つことが分かります。

そして、BGの「Musculature」は「Very muscular (非常に筋肉質)、 especially in the males (特に男において顕著)であり、one of the most distinguishing features (ベンガルという猫種の最も大きな際立つ特徴のひとつ) であるのです。

”大きさコンテスト”でも”体重コンテスト”でもないわけですから、「BODY」に関する限り“肥満傾向”のBGが高い評価を受ける余地はないと言えるでしょう。

2月のTICAニュースレターから(6)

TICAニュースレター2月号の最後の記事は「Acro-Cat Circus」に関するものです。

この記事のリンクを辿ると、「Phoenix new times」のサイトに飛び、その記事の中で動画(Youtube)も観られますので、ぜひご覧下さい。
http://www.phoenixnewtimes.com/news/this-lady-vows-to-herd-felines-at-amazing-acro-cat-circus-in-phoenix-8046319

ちなみに、この団体では「Acro-Cat」と並んで、猫が音楽を奏でる「The Rock Cats」も有名のようです。

↓↓「The Rock Cats」の動画はこちらでご覧頂けます↓↓
http://circuscats.com/rockcats.html#.VtY6Ok3os5s

Photo

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月 4日 (金)

【eセミナー】ベンガル(BG)の「スタンダード」を考える(19)

引き続き、「BODY」について考えます。

BGの「BODY」に関しては”大きさコンテスト”ではない点は触れました。

もうひとつ、注目したいのは”体重コンテスト”になっていないかという点です。

TICAではBGの「Traits」にところに、「Bengals are medium to large cats, from 6-15 pounds」と明記しています。

体重の目安として「from 6-15 pounds」と書いてありますから、この範囲内であるならば「重さ」において基本的に優劣の差は付かないと理解できます。

ちなみに6ポンドは約2.7kg、15ポンドは約6.8kgです。

「Traits」のところには「with males generally being larger than females」とも書いてありますから、男の子で「6ポンド(約2.7kg)」は小さいと言えても、女の子なら適正範囲内と言えるでしょう。

これに対してCFA案では、体重に関する具体的な記述は今のところ見られません。

もともと現時点でのCFA案では、「BODY」は相対的にかなり低めの評価となっているので、具体的な体重にこだわる必要がないのかもしれません。

TICAでは見かけ上の”大きさ”や”重さ”ではなく、あくまでALC並みの「Boning」と「Musculature」であるかどうかが評価ポイントであると言えるでしょう。

2月のTICAニュースレターから(5)

TICAニュースレターの上から5番目の記事は日本の愛猫家にとっても参考になるというか、参考にすべきと言えるかもしれません。

大規模な自然災害への備えについて紹介したもので、TICA本部の公式サイト(Welcome to TICA)の「DISASTER PLANS」に掲載してあります。

この中で特に参考にしたいのが「TICA Disaster Preparedness Plan Checklist」です。

全て揃えておくに越したことはありませんが、少なくとも一読はしておいた方がいいような気がします。

↓↓TICA本部公式サイトの 「DISASTER PLANS」のページはこちらです↓↓
http://www.tica.org/disaster-plans

↓↓「TICA Disaster Preparedness Plan Checklist」はこちらです↓↓
http://www.tica.org/pdf/check.pdf

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月 3日 (木)

【eセミナー】ベンガル(BG)の「スタンダード」を考える(18)

昨日に続いて「BODY」について考えます。

BGの「Torso」についてTICAでは「Long and substantial, not oriental or foreign. Medium to large (but not quite as large as the largest domestic breed)」と定めています。

ここで着目したいのは後半部分です。

ちなみにCFA案の「Body」には「Long and substantial, muscular, particularly the males. Hindquarters slightly higher than shoulders」としか書いてはありません。

ですから、TICAでは敢えてBGの大きさについても定義していると言えるのではないでしょうか。

それは「Medium to large」であるということ、大きければいいというわけではなく、 「but not quite as large as the largest domestic breed」であるということなのです。

これは「Ears」の項目と同じ議論になりますが、あくまで大きさは「Medium to large」であって、Mediumの大きさのBGとLargeのBGの間に「スタンダード」上の優劣の差はないのです。


大きさにおいて優劣の差が出るのはあくまで「small」のBGに対してということになります。

TICAのBGの「スタンダード」には「大きい方が好ましい」とも「望ましい」とも書いてありませんし、逆に言えば”大きさコンテスト”になるのを避けるために敢えてカッコ書きで「but not quite as large as the largest domestic breed」と書いてあると理解するのが自然に思えます。

2月のTICAニュースレターから(4)

猫にまつわる”いい話”をCats Protectionが募っている(スポンサーはPURINA)そうです。

「National Cat Awards」と題し、以下の4部門で”いい話”を募集しているとのこと。

•Hero Cat - Cats that save the day
•Most Caring Cat - Cats that have a positive impact on an owner's health or wellbeing
•Furr-ever Friends - Tales of friendship between children and cats
•Outstanding Rescue Cat - Felines adopted from animal welfare organisations

締め切りは4月29日--。

ちなみに2014年のタイトルに輝いたのは15歳のCleoちゃんで、何でもご主人が心臓発作になったところ、階下にいる奥さんに駆けて行き、鳴いて知らせたということです。

↓↓エントリーフォームはこちら↓↓
http://www.cats.org.uk/national-cat-awards-form

※本日は2本アップする予定にしています。2本目は15:00、3本目は18:00の予定です。

2016年3月 2日 (水)

【eセミナー】ベンガル(BG)の「スタンダード」を考える(17)

今日は「BODY」について考えます。配点は30点です。

「HEAD」と「COAT/COLOR/PATTERN」の配点がそれぞれ35点ですから、それに比べると「BODY」の配点は相対的に小さく、3番目の位置付けと言えます。

この内訳は「Boning」と「Musculature」がそれぞれ6点、「Torso」と「」Tail」がそれぞれ5点、「Legs」と「Feet」がそれぞれ4点となっています。

配点順に並べれば明らかだと思いますが、重要なのは「Boning」と「Musculature」になります。

TICAではそれぞれ、「スタンダード」では以下のように定めています。

「Boning」→「Sturdy, firm; never delicate」

「Musculature」→「Very muscular, especially in the males, one of the most distinguishing features」

「Boning」の説明ではあえて「never delicate」と書いてあること、「Musculature」の説明では「one of the most distinguishing features」とも書いてあることからも、その”こだわり”が見て取れるかと思います。

一方、CFA案(あくまで現時点での提案ベース)はと言うと、「Boning」は「Substantial, never delicate」となっており、TICAの表現に比べると、「Sturdy」で「Firm」であることは強調されていません。

CFA案では「Musculature」という独立した項目はなく、「BODY」という項目の中「muscular」という表現が入っているに過ぎません。

つまり、TICAでは「Torso」「Boning」「Musculature」の合わせて17点の配点部分が、CFA案では「Boning」と「Musculature」の合わせて10点になっているのです。

TICAでも「BODY」タイプは、「HEAD」「COAT/COLOR/PATTERN」に比べて3番目と最後の位置付けだったわけですが、CFA案では同じように最後の位置付けと言っても、全体の割合から見れば2割しか占めない、さらに小さなウエイトになっているのが分かります。

2月のTICAニュースレターから(3)

このブログでも1月27日に紹介した日産自動車の”猫バンバン”活動がTICAのニュースレターでも紹介されました。

ニュースレターでは「Nissan has even come up with a hashtag for their campaign: #KnockKnockCats! Well, it works a bit better in Japanese as #猫バンバン (#nekobanban), which has literally the same meaning, but just sounds cuter」との文章もあり、もしかしたら日本語がTICAのニュースレターに載ったのは初めてかもしれません。

「猫バンバン(nekobanban)」の訳が”KnockKnockCats!”というのも、なるほど~と感心しました。

※本日は2本アップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年3月 1日 (火)

【eセミナー】ベンガル(BG)の「スタンダード」を考える(16)

今日は「Spotted Tabby」について考えます。

まず、TICAの「UCD」ではどう定義付けされているかを見てみましょう。

74.1.1.3 Spotted Tabby.(T/-, T/tb) The spotted tabby pattern is believed to be caused by modifiers which break up the mackerel or classic pattern, forming spots. The spotted tabby cat is marked by spots of the darker color, most prominent on the sides of the body, but often seen on the shoulders, flanks, legs and feet. The spots may vary in size and shape, but preference is given to round, evenly distributed spots. Spots should not run together into a broken mackerel pattern. A dorsal stripe runs the length of the body to the tip of the tail. The stripe is ideally composed of spots. The marking of the face and forehead shall be typical tabby markings, underside of the body to have "vest buttons". Legs are barred, but may have small spots, too. Tail is barred.

引用が長くなりましたが、ここで注目して頂きたいのは最後の部分、「Legs are barred, but may have small spots, too. Tail is barred」です。

手足や尻尾に「Bar」があってもいいことになっています。

しかし、TICAのBG(Spotted Tabby)の「スタンダード」では「spotted legs and spotted or rosetted tail are desirable」となっており、「PENALIZE」のところには「Spots on body running together vertically forming a mackerel tabby pattern on spotted cats」とも書いてあります。

BGの場合、手足や尻尾に「Bar」がなく、Spottedであることが大きな評価ポイントになるというわけです。(※脇腹部分にも「Bar」が出やすく、「rib bar」と呼びますが、これも望ましくありません)

CFA案(あくまで現時点の提案ベース)もこの点では同じで、「spotted legs, and spotted, or rosetted tail are desirable」と明記され、「PENALIZE」のところには「Rosettes or spots running together vertically forming a mackerel tabby pattern」と書いてあります。

BGブリーダーサイトで本当のtop show qualityの子猫には「no bars on rib and legs」という記載があり、最先端のBGに至っては手足の指の先にまでspottedのパターンが見られます。

単にパターンや柄の美しさや派手さだけでなく、“美は細部に宿る”的なこうした面もBGにおいては重要と言えるというわけです。

2月のTICAニュースレターから(2)

一昨日、ご紹介した「TICA's World of Cats: All Kinds of Purrfect」と題した塗り絵ですが、この冊子が配られた米オレゴン州ポートランドのショーに日本から参加された方がいらっしゃり、ご厚意によりお借りすることができました。

全部で十数ページですが、それぞれのページの下にはちょっとした文章も入っています。

これを作られたのはCristine Knoppさん(イラスト)とAnthony Hutchersonさん(文章)、Lynn DeJohnさん(追加デザイン)--。

ちなみに Anthony HutchersonさんはTICAのBGコミッティーの委員長でもあります。

だからかどうか分かりませんが、塗り絵の中にはしっかりベンガルも入っています。


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※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

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