「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(9)
それにしても…。被告側4人は「判決」に向けた手続きが進むなかで、どんな「陳述書」を書くつもりでしょうか…。
それぞれ「答弁書」の中で、あれだけ大見えを切って(傍から見るとそう感じられる)、徹底抗戦の構えを見せていたわけですし、「出陳を拒否する理由があった」として、あれだけ筋違いな屁理屈を並べ立てたわけです。
それが和解交渉に入ると、「出陳拒否を深謝する」とした「和解条項案」を出してきて、謝っただけでは済まないと見るや、和解交渉の”ちゃぶ台”をひっくり返してしまいました。
被告側が最初から「判決」を目指して戦うのであれば、「出陳拒否を深謝する」とした「和解条項案」なんて提示しなければよかったの に…と思うのは素人考えでしょうか…。
「陳述書」は証拠のひとつですから、被告側が不利だと思えば出す必要はありません。
普通の感覚なら、「いまさら何を書けばいいと言うのか…」と途方に暮れてしまっても不思議ではないように思えるのですが…。