「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(5)
ここにきてもうひとつ気になるのが、被告側代理人(私自身、直接会ったことがないので、どういう方かよく存じませんが…)に関してです。
ここ1~2カ月の被告側の不可解な動きを傍から見ていると、被告側代理人と被告側4人の意思疎通が必ずしもうまく行っているとは思えないからです。
もちろん、当事者と代理人の考えが何から何まで一致するとは限りません。
逆に言えば、だからこそ綿密な擦り合わせが欠かせないとも言えるわけですが、そうした話し合いの場すらないというなら、これはかなり深刻と言わざるを得ません。
あくまで一般論ですが、被告側が代理人の手腕に疑問を抱けば委任契約を解除するでしょうし、逆に代理人の方が「これ以上は弁護できない…」と思えば代理人を降りる可能性もないわけではありません。
ただ、実際に交代するとなると、新しい代理人が今回の裁判の経過を遡って理解する必要がありますから、さらに裁判が長期化する要因になることだけは間違いないのです。
被告側が代理人との委任契約を解除して本人訴訟に戻るなんてことはないとは思いますが、このままの状態であるなら、被告側が現在の代理人で訴訟を継続していくのかどうかも焦点として浮上してくるかもしれません。
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