「出陳拒否」裁判、長期化必至の情勢(1)
不当な「出陳拒否」を巡る東京地裁での裁判は長期化必至の情勢になったようです。
2014年7月に訴えが起こされ、同年9月8日に第1回期日が開かれてから、早くも1年半が経つわけですが、ここに来て「和解」協議が暗礁に乗り上げたことから、「判決」に向けた手続きを進めることになったようです。
今回の裁判は、比較的早い段階で「和解」に向けた道を探ってきたこともあり、原告・被告双方が提出した証拠調べはほとんど手付かずの状態にあるようで、「判決」に向けた手続きではまず、「証拠」調べが欠かせなくなってきます。
証拠は、原本が基本ですから双方とも原本を提出する必要があり、英文の証拠については全て日本語訳が必要となります。
被告側による英文の証拠については日本語訳はまだ一部しか提出されていないようですので、今後、全てにおいて日本語訳が提出されなければ、証拠調べも進まないことになります。
さらに原告側2人、被告側4人は「陳述書」を提出したり、原告側・被告側を含めて証人尋問したりすることになりそうです。
仮に、最終的に「判決」となった場合でも、いわゆる一審判決に過ぎませんから、どちらか(あるいは双方)が控訴すれば、裁判はさらに続くことになります。
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