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2016年2月10日 (水)

「赤と黒」ならぬ「黒と白」

「赤と黒」と言えば、サマセット・モームが「世界の十大小説」としても取り上げたスタンダールの有名な長編小説…。

これに対して今、日本では「黒と白」が大きな注目を浴びています。

猫のパターンではありません。史上初の「マイナス金利」を決めた日銀の金融政策決定会合に関しての話です。

日銀の金融政策は9人の政策委員(正副総裁3人と審議委員6人)が多数決で決めることになっており、今回の「マイナス金利」は賛成5、反対4の小差で導入が決まりました。

これだけなら単なる多数決の話ですが、この「5対4」が実は「黒対白」だったことから話題になっているのです。

と言うのも、賛成票を投じた委員5人は黒田総裁派、反対票を投 じた4人は白川前総裁の下で就任した委員だったからです。

私が言いたいのは、多数決で何かを決めると言っても、票を投じる側がこんな構成なら意味がないのではないかということです。

審議委員の任期は5年で、今後、「マイナス金利」に反対した白井委員が3月31日、石田委員が6月29日にそれぞれ任期切れを迎えます。

任期切れを機に安倍政権側の黒田総裁派の委員が就けば、さらに黒田総裁の支持基盤は盤石になるというわけです。

国も企業も小さな趣味の組織も同じですが、「多数決」の原理は絶対でもなんでもありません。

なんでもかんでも「多数決」で決めようということに私が反対する理由はここにあります。

真の民主主義は”数”を背景に「多数決」で決めれば実現するものでないのは身近な趣味の世界を見ても分かるかと思います。


 

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