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2016年2月26日 (金)

【eセミナー】ベンガル(BG)の「スタンダード」を考える(13)

引き続き「Ears」について考えます。

TICAとCFA案で、「Medium to small」と「with wide base」の部分は同じでした。

ところが、それら以外では「Ears」の評価ポイントが微妙に異なります。

TICAの「スタンダード」を確認すると、「Medium to small」という記述に続き、「relatively short, with wide base and rounded tops. Set as much on side as top of head, following the contour of the face in the frontal view, and pointing forward in the profile view. Light horizontal furnishings acceptable; but lynx tipping undesirable」と書いてあります。

TICAのBG「スタンダード」で「rounded tops」となっているところが、CFA案(あくまで現時点での提案ベース)では「rounded tips being desirable」となっています。

「top」は「最上部、頂上、上端」、「tip」は「先、先端、頂上、頂点」を意味しますから、CFA案の方がより先端部分に着目しているような気がします。

そして、TICAの方は「rounded tops」であると言い切っているのに対し、CFA案では「desirable (望ましい、好ましい)」と書いてあるのは注目すべきでしょう。

耳の先端部の形状についてはCFAの方がやや緩いと言えそうです。

TICAにおいて、「柄やパターンは綺麗なんだけど、耳がちょっと尖っているわね…」と言って評価が低くなっていたBGもCFA案で考えるなら、大丈夫と言えるかもしれません。(あくまで現時点の「スタンダード」案であれば…という前提です)

それと、TICAでは「relatively short」という表現がありますが、現時点でのCFA案にはありません。

TICAでは耳の高さが相対的に短い(低い)ことが求められましたが、現時点においてCFA案では求められていません。耳の高さにおいても現時点でのCFA案の方が緩いと言えます。

付き位置もTICAとCFAで表現が違います。

TICAでは「Set as much on side as top of head」となっていますが、CFA案では「Set far apart」となっています。

TICAでは、付き位置が頭頂部と真横から等距離の位置に付いていることが求められていますが、CFA案では「離れて」というざっくりした表現になっているのです。

BGの耳をTICAの「スタンダード」通りにするのは意外にハードルが高いわけですが、BG「スタンダード」の比較(CFAはあくまで現段階の提案ベース)でも、そのことが改めて分かるかと思います。

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