【eセミナー】ベンガル(BG)の「スタンダード」を考える(4)
TICAにおいてBGの「PATTERN」の配点は15点でしたが、CFA案(「Miscellaneous Class」段階での提案ベース)では25点と全体の4分の1を占めるほど重要な位置付けになっています。
15点→25点は点数的に10点増し、倍率は約1.7倍です。
内訳は「Contrast」に10点、「Pattern-Specific Allocation」に15点です。
「Pattern-Specific Allocation」というのは聞き慣れない言葉ですが、「Allocation」は「割り当て、配分」を意味しますから、「パターン固有の配分」となるかと思います。
いわゆる「Rosetted/Spotted」「Marble 」「Snow」であれば「Two Tone Markings」であることが求められ、「Charcoal」であれば「Mask, Goggles, and Cape」が求められることになります。
15点の配点ですから、重要な評価ポイントになってくるでしょう。
TICAでも「Rosettes showing two distinct colors or shades」と規定されてはいますが、TICAの場合は「PATTERN」の15点の中に含まれています(「Contrast」も「PATTERN」の中に含まれています)から、CFA案の方が圧倒的に重視していると言えます。
単純なスポットでも構わないとは言え、「ロゼットあらずばBGにあらず…」といった傾向はより顕著になると思われます。
CFAの現段階での「スタンダード」案では、TICAでは認められていない「Charcoal」、そして「BLUE」も認める方向になっています。
最終的にどうなるか分かりませんが、現時点としてはCFAの方が幅広いBGを受け入れることになりそうであることは注目点と言えるでしょう。
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