「出陳拒否」裁判、長引かせる作戦?(1)
不当な「出陳拒否」を巡る裁判の第13回期日が昨日、東京地裁で開かれたそうですが、何の進展も見られなかったとのことです。
原告側は修正した「和解案」を1月22日付で被告側代理人に送付し、被告側代理人も確かに受け取ったらしいのですが、それについて被告側代理人と4人は何の協議もしなかった(出来なかった?)ようです。
修正「和解案」の送付から期日まで10日間ありましたし、修正「和解案」は前回のものを整理して簡略化しただけだったようですから、そんなに込み入った協議が必要とも思えません。
”ごね得”を狙った単なる”引き延ばし”戦術かもしれませんし、被告側4人の考え方に違いがあるのかもしれません。
ただ、被告側4人の考え方が違うのであ れば、個別に「和解」する手もあるでしょう。
そもそも、被告側4人は「クラブオーナー」「クラブ代表」「エントリークラーク」というように、立場と権限が違うわけで、それをひとつの「和解案」で解決を図ること自体に無理があるのかもしれません。