「TOP15」ファイナルを改めて考える(5)
私にしてみると、「全く論外」と思えるような選択肢が入っているのには驚かされます。
ファイナルを「TOP15」まで表彰するに当たって、11~15位の猫には順位に関係なく、ABリングで一律100点、SPリングでは一律50点を与えるという案(Option 5)です。
11位の猫も15位の猫も同じボーナスポイントというのは出陳者の立場からしても納得出来ないのではないでしょうか?
アワードポイント上、11位の猫と12位の猫の差はキャットカウント分の差である1点しか違わないことになります。11位の猫と15位の猫の差は同様にキャットカウント分の差の4点です。
ちなみに10位の猫と11位の猫のアワードポイントの差は11点ありますから、順位と配点の関係性の面で論理一貫性が保たれないと言えるでしょう。
賛成意見としては「シンプルだ」ということが挙がっているようですが、「シンプルかそうでないか」という議論より、順位と配点の「論理一貫性が維持されるか維持されないか」の議論の方が優先されるのは当然ではないかと思うのですが…。