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2016年1月18日 (月)

”質”の高いショーを実現出来た?

TICAのアジアリジョンショーが先週末、開かれました。

会場は浅草にある都立産業貿易センター台東館…。7階ではTICAのリジョンショーの隣りで別の猫の団体のショーも開かれていました。

どちらのショーのエントリーが多かったかなどどうでもいいことで、そんなことより”質”の高いショーを実現出来たかどうかこそ重要だと指摘してきましたが、参加者のみなさんの目にはどう映ったでしょうか?

ショーの”質”の高さは、ルールに沿ったショー運営にとどまりません。

ある意味、ルール違反のないショーは”質”の高さの前提条件のようなものです。

もうひとつ、”質”の高いショーにおいて重要なのは、「スタンダード」に沿った審査が行われたかどうかであり、ルールに沿ったショー運営とは”車の両輪”と言えるかと思います。

ただ、猫の審査は実際に間近に見て触れたジャッジにしか分からない点が多いのも事実…。

「スタンダード」に沿った審査であったかどうか客観的に見極めるのは”至難の業”と言えます。

それだけに、出陳者席からでも分かるような明らかな”誤審”があると、とても目立ってしまうのです。

残念なことですが、アジアリジョンショーでもそんな出来事がありました。

出陳者から見ても明らかに分かる減点対象を持った猫が両日ともファイナルの”トップ3”に残り、しかもベストキャットまで獲っていたのです。

ジャッジも人間ですから、うっかり見落とすこともあるでしょう。

しかし、見落としていいものと、決して見落としてはならないものがあるはずです。

決して見落としてはいけないもの…。それは出陳者席からでもはっきり分かってしまうような失格対象や減点対象です。

しかも、そうした減点対象がその猫種において極めて稀であるならまだしも、その猫種において頻繁に出やすい”欠点”だっただけに、「ついうっかり…」ということでは済まされない重要性をはらんでいます。

ルールの勉強会やブリードセミナーなど開いても、中身の薄い”座学”に終始したり、時間潰しに雑談したりするのでなく、ショーの”質”を高めることを念頭に置いた中身の濃いものにしていく必要があるでしょう。

本日は2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

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