惜しくも逆転ならず!?
「『猫』の飼育頭数が『犬』を逆転するのではないか」--。
こう騒がれていましたが、東洋経済ONLINEによると、昨年の飼育頭数は「猫」が987万4000匹、『犬』が991万7000匹で、逆転はならなかったそうです。(※数値はいずれもペットフード協会の速報値とのこと)
「『猫』が逆転するのではないか」という根拠は2014年のデータにありました。
2014年の国内飼育数は猫が前年比2.2%増の995万9000匹、犬は同4.8%減の1034万6000匹--。
猫が増えて犬が減るという傾向が続けば、「2015年には逆転もありえるだろう」と予想されていたのです。
しかし、蓋を開けてみると、「犬」の飼育頭数は前年比4.1%減と減少傾向が続いたものの、猫は増えるどころか、逆に前年比0.9%の減少に転じてしまったのです。
犬界にあっては1000万匹の大台割れは大きなニュースと言えそうですが、猫界にとっても猫ブームに水を差しかねない衝撃的な出来事と言えそうです。
犬のブリーダーがここのところ相次いで猫界に参入してきているのも、猫の飼育頭数拡大を見込んでのことでしょう。
しかし、猫の飼育頭数も減少に転じたとなると話は違ってくるかもしれません。
もうひとつ、知っておかねばならない悲しい現実があります。
それは殺処分数です。
東洋経済ONLINEによると、2014年度の行政による「犬」と「猫」の殺処分数は10万1338匹で、内訳は「猫」が前年度比20%減の7万9745匹、「犬」が同24%減の2万1593匹だったということです。(※いずれも環境省の統計)
「猫」の殺処分数の方が「犬」より多く、しかも減少率をみると「猫」の方が下回っているのは悲しい現実と言わざるを得ません。
しかも、「猫」の殺処分数の内訳をみると、「2014年度は猫の殺処分数の59%に当たる4万7043匹が『幼齢個体』だった。この比率は2013年度の60%と、ほとんど変化がない」(東洋経済ONLINE)とのことです。
こうしたデータの数々は、猫界が負う責任の重さを改めて突き付けていると言えるのではないでしょうか…。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。
こう騒がれていましたが、東洋経済ONLINEによると、昨年の飼育頭数は「猫」が987万4000匹、『犬』が991万7000匹で、逆転はならなかったそうです。(※数値はいずれもペットフード協会の速報値とのこと)
「『猫』が逆転するのではないか」という根拠は2014年のデータにありました。
2014年の国内飼育数は猫が前年比2.2%増の995万9000匹、犬は同4.8%減の1034万6000匹--。
猫が増えて犬が減るという傾向が続けば、「2015年には逆転もありえるだろう」と予想されていたのです。
しかし、蓋を開けてみると、「犬」の飼育頭数は前年比4.1%減と減少傾向が続いたものの、猫は増えるどころか、逆に前年比0.9%の減少に転じてしまったのです。
犬界にあっては1000万匹の大台割れは大きなニュースと言えそうですが、猫界にとっても猫ブームに水を差しかねない衝撃的な出来事と言えそうです。
犬のブリーダーがここのところ相次いで猫界に参入してきているのも、猫の飼育頭数拡大を見込んでのことでしょう。
しかし、猫の飼育頭数も減少に転じたとなると話は違ってくるかもしれません。
もうひとつ、知っておかねばならない悲しい現実があります。
それは殺処分数です。
東洋経済ONLINEによると、2014年度の行政による「犬」と「猫」の殺処分数は10万1338匹で、内訳は「猫」が前年度比20%減の7万9745匹、「犬」が同24%減の2万1593匹だったということです。(※いずれも環境省の統計)
「猫」の殺処分数の方が「犬」より多く、しかも減少率をみると「猫」の方が下回っているのは悲しい現実と言わざるを得ません。
しかも、「猫」の殺処分数の内訳をみると、「2014年度は猫の殺処分数の59%に当たる4万7043匹が『幼齢個体』だった。この比率は2013年度の60%と、ほとんど変化がない」(東洋経済ONLINE)とのことです。
こうしたデータの数々は、猫界が負う責任の重さを改めて突き付けていると言えるのではないでしょうか…。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。