問題が後を絶たなくても”票”を集める不思議…
甘利経済財政・再生相が昨夜、「政治とカネ」を巡る疑惑の責任を取って辞任を表明しました。
第2次安倍政権発足後、閣僚の辞任は小渕経済産業相、松島法相、西川農相に続き4人目になります。
それにしても不思議なのは、「政治とカネ」を巡る問題が後を絶たないのに、国政選挙になると自民党が圧勝することです。
今夏の参院選挙がどうなるかは分かりませんが、少なくともこれまでは「政治とカネ」を巡る問題があったとしても、そして問題が後を絶たなかったとしても、多くの国民が自民党(あるいは自民党議員)に投票してきたという事実です。
こうした不思議というか、歪んだ民主主義の構図は小さな趣味の世界も同じようです。
ルール違反が後を絶たず、公式に謝罪も反省もせず、結果責任を負わなくても、やはり投票となると多くの票を集め、”政権”を維持しているのです。
選挙制度の問題なのでしょうか。それとも国民(あるいはメンバー)の問題なのでしょうか…。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。