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2016年1月24日 (日)

続・”質”の高いショーを実現出来た?(4)

最後に付け加えるなら、出陳者、ブリーダーとも、もっと「スタンダード」の勉強をしなければならないということになるでしょう。

「スタンダード」をしっかり読んでおかなければ、自分の猫に「スタンダード」上の何らかの”欠点”があるかどうか分かりません。

今回はある猫種の「PENALIZE」でしたが、他にも猫種ごとに「WW (WITHHOLD ALL AWARDS」や「DQ (DISQUALIFY)」が定められているのです。

ブリーダーが理解していなければ気付かずにショーに出し続けるでしょうし(出すこと自体はルール違反ではありません)、気付かないままオーナーに販売し、オーナーがまた気付かずにショーに出すことがあるかもしれません。

「スタンダード」をよく理解していなければ、競合する猫に「スタンダード」上の”欠点”があるかどうか分からず、なぜ負けたのか、なぜ勝てたのか納得出来ないということになるでしょう。

良識あるブリーダーの一般的な心得として、”欠点”や”欠陥”は極力なくすようにブリードする事がありますから、「スタンダード」上の”欠点”に気付かないということはキャッテリーの評判と信用を自ら落とすことにつながりかねません。

コインの裏表の関係になると言えますが、”質”の高い審査、“質”の高いショーはジャッジだけでなく、出陳者・ブリーダーもまたしっかり「スタンダード」を学ばねば実現しないということなのではないでしょう。

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