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2016年1月22日 (金)

続・”質”の高いショーを実現出来た?(2)

「スタンダード」における「PENALIZE」の減点対象がある猫がいたとしても、「その欠点を補うような魅力がある」のであれば勝てるのかどうか--。

あるいは、あくまで審査は相対評価なのだから、その減点分を差し引いたとしても、他の競合猫がそれより劣るなら、勝てるのかどうか--。

この問題を考えるにあたって欠けている視点がもうひとつあります。

それは、どのレベルで「勝ち」「負け」を言っているのか?ということです。

昨日、お話しした内容はあくまで「一般審査」についてでした。

ですから、2つの段階に分けて考える必要があるでしょう。

1つは、「PENALIZE」の減点対象がある猫が「一般審査」において「勝つ」ことがあり得るかどうか?

もう1つは、「PENALIZE」の減点対象がある猫が「ファイナル」において「勝つ」(ファイナルインすることも含めて)ことがあり得るかどうか?

このブログの文章を”改竄”して直接引用した人物の立場は、「その欠点を補うような魅力がある」のであればファイナルインしても構わないと考えているように見えます。

昨日のブログで類型化したA、B、Cのジャッジは果たしてどうでしょうか…。

メカニカル的に見ても、Aジャッジが「PENALIZE」の減点対象がある猫をファイナルに入れることはないでしょう。

では、BジャッジとCジャッジはどうでしょうか?

Bジャッジ:「PENALIZEの減点対象を補って余り有るプラス面があるならファイナルインを否定するものではない」

Cジャッジ:「PENALIZEの減点分を引いてなお、他の競合猫が総合的に見てその猫に劣るなら、PENALIZEの減点対象を持った猫がファイナルインしても不思議ではない」

もし、BジャッジとCジャッジの考え方に立つなら、理屈上、ベストキャットもあり得るということになります。

Bジャッジなら、「PENALIZEの減点対象を補って余り有るプラス面があり、他のどの猫よりも上回る最高得点となった」

Cジャッジなら、「PENALIZEの減点分を引いてなお、他の競合猫が総合的に見てその猫に劣るから、結果としてPENALIZEの減点対象を持った猫がベストになった」

さて、みなさんの意見はどうでしょうか?

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

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