問題多く理解に苦しむ「手紙」の内容(4)
例によって…と書くと、語弊があるでしょうか…。この手紙には読み飛ばしてしまいそうになる小さな”噓”も書かれていました。
それはBGを運ぶために使ったとされるもの--。
アジアディレクターを務めるクラブオーナーはこう書きました。
「キャリーバックで会場内を移動する方法をとり…」
「運搬用のキャリーバックに入れてはこぶ」
「キャリーバックのままジャッジがさわるような場面」
「キャリーバックから後のケージに入れ、又、後ろのケージからキャリーバックに戻す」--。
証拠画像がなければ、全員がいわゆる肩にかけるような「キャリーバッグ」を思い浮かべてしまったことと思います。
しかし、画像をご覧頂ければ分かると思いますが、あれは「キャリーバック」ではありません。
「キャリー」だったかもしれませんが、少なくとも「バック」ではありませんでした。
それは市販の「ペットキャリー」であり、大きさは「高さ23cm×奥行き33cm×幅43cm」だったのです。
これを「キャリーバック」と呼ぶメンバーが果たしているでしょうか?
しかも、この「キャリー」は運ぶことだけに使われていたわけではありません。
この中に大人のBGを押し込め、「キャリー」ごと控えケージの中に入れていたのです。
要は、こんなに小さな「キャリー」を成猫用の「控えケージ」代わりに使っていたというわけです。
こうしたショーを開いておきながら、「短い時間で楽しく終了した」とどうして胸を張れるか信じられません。
このショーで起きたことを撮った画像を見た世界中の多くのTICAメンバーが驚き、嘆いたであろうことは想像に難くありません。
※本日も2本をアップする予定です。2本目は18:00を予定しています。
《これを「キャリーバック」と言うでしょうか? ネット通販サイトでは「ペットキャリー」としても販売されています》
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