批判が強まり拡大する理由…
たかが「趣味の世界」の出来事--。こんな風に軽く考えるようなトップを戴いている限り、組織は決して良くならないでしょう。
世の中の常識や良識を無視するところに全ての原因があり、「されど『趣味の世界』…」という認識こそが大事だからです。
「日経ビジネス」12月7日号の特集「謝罪の流儀」には「消費者からのクレームに迅速に対応せず、最終的に謝罪に追い込まれた」企業の事例が出ていました。
趣味の世界も同じでしょう。
自分が悪いなら素直に謝り反省すればいいものを、謝るどころか、逆に「相手側こそ悪い!」と戦いを仕掛けるようなことをするから、裁判を起こされ、謝罪に追い込まれるのです。
特集では「トップが適切な場面で登場せず社会からの批判が拡大する例は、枚挙にいとまがない」とも書いてありましたが、趣味の世界も全く同じ状況です。
どんな罰則を科せられようが、トップが何事もなかったかのように平然としていればいるほど、メンバーからの批判は強まり、拡大するのです。
”逃げ切り”を図って沈黙を守り続けるだけならまだしも、全く反省のない手紙とアンケートを送り付けるに至っては火に油を注ぐようなもの…。
自らをますます追い込むだけであることに早く気付いてほしいものです。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。