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2015年12月14日 (月)

”ショー・オブ・ザ・イヤー”最有力?

TICAアジアの活性化に向けて、どうしても創設したいと考えているひとつに”ショー・オブ・ザ・イヤー”の表彰があります。

1年間のショー年度を通じ、最も素晴らしいショーを開催したクラブに贈るものです。

先週末の名古屋のショーは、もしそうした表彰制度があったなら、必ずや最有力候補になっただろうと思いました。

単に個人の印象を綴っても意味ありませんし、参加しなかった方に紹介する意味も含めて根拠と理由をお伝えしたいと思います。

(1)”国際的なショー”と言っても過言ではないジャッジの顔ぶれ

確かに純粋な意味での外国人ジャッジは2人しかいません でした。しかし、欧州で活躍する2人、米州で活躍する2人、そして日本から1人というTICAにおける「日米欧3極」からジャッジを招いており、TICAアジアリジョンショーといってもいい顔ぶれ…。

日本から1人と言っても、「ジャッジ・オブ・ザ・イヤ-」に輝き、今や日本より海外でジャッジすることが多いジャッジでしたから、世界のどこで開催したとしても自慢できるショーであり、TICAのプチ”アニュアルショー”ともいえる豪華なジャッジ陣だったと言えます。(※スペインのジャッジさんが来日出来なかったのはとても残念でした…)

(2)期待と驚きに満ちたショー本来の醍醐味を味わえるショー

これはひとえに豪華なジャッジ陣によって実現されるものだと思いますが、キャットショー本来が持つ原点とも言うべき”ワクワク感”のある「期待と驚きに満ちたショー」でした。

もちろん、期待が外れることはあったかと思いますが、少なくとも期待以上と期待外れの両方の驚きがあったショーだったと思います。どの猫にどんな評価が付くか、「あらかじめ分かる」なんてことは一切、なかったのではないでしょうか…。

海外で幅広く活躍されるジャッジ陣による審査とそのコメントは、セミナーやスクール以上のとてもいい勉強になったはずです。

(3)模範となるクラーク陣

充実したクラーク陣の活躍が光りました。エントリークラーク、マスタークラーク、リングクラーク、スチュワードの全員が完璧に仕事をこなしており、リングではリングクラークがジャッジのテクニカルミスを的確に指摘している姿を何度も見かけました。

マスタークラークはTICAアジアで最も有能な方のおひとりでしたから、安心できましたし、おそらくテクニカルミスは皆無だったと思います。

スチュアードもカタログ片手に審査結果と照らし合わせながら勉強する姿が印象に残りました。

模範となるクラーク・スチュワード陣も"ショー・オブ・ザ・イヤー"に相応しかったと思いました。

名古屋のショー会場は東京などに比べると比較的狭いのですが、ベンチングの工夫により狭さを感じさせませんでした。リング前のスペースも適度に確保され、ファイナルも含めて多くの出陳者が間近にジャッジの審査を見たりコメントを聞いたり出来ました。

(4)ショー運営の信頼性の高さ

実は今回、カタログにプリントミスがありました。日曜日の午後の部のリングタイプが本来、「AB」であるべきところが「SP」となっていたのです。

プリントミスはどのクラブにもあり、それ自体は仕方なく、それを指摘したいわけではありません。

私がみなさんにお伝えしたいのは、そうした細かいミスに対してどのように対応するかでショー運営の信頼性が高まりもすれば低まりもするということなのです。

その点で、今回のショー会場でのアナウンスはショー運営の信頼性を高めるものでした。「フライヤーの記載どおり、SPとなっている午後の部のリングはABです。ショーライセンスも再確認しましたのでご安心下さい」といった内容でした。

単にカタログミスを訂正するアナウンスが多いと思いますが、クラブとしてショーコミッティーとして、しっかりショーライセンスを再確認した上で、その旨を参加者に伝えることは当たり前のこととは言え、おろそかにするクラブが多かったのではないでしょうか…。

(5)おもてなしの心

名古屋といえば、「おもてなしの心」に溢れたショーが大きな特徴のひとつなのですが、今回もそれに違わぬ充実ぶりでした。

ショーマネジャーの方の心配りをはじめ、スタッフそれぞれの担当の方々が隅々まで配慮を行き届かせていました。

いつも2日目に出る「天むす」は、私の中では不動の”ベストランチ・オブ・ザ・イヤー”です。

今回、猫と泊れる宿泊施設の確保が難しかったようですが、親切で清潔な旅館を確保して頂き、猫ともどもくつろいで過ごすことが出来ました(和室でしたので、猫4頭のテントを置いても余裕がありました)。

たくさんのお土産も従来通り…。これまでお土産を着払いの宅急便で送ることはしたことがありませんでしたが、今回ばかりは利用することになりました(4頭エントリーしたからなのではありますが…)。

(6)ビックリ!価格の「猫つぐら」

最後にひとつ。なんと、格安の「猫つぐら」が売られていました。国産だと、1万円とか2万円しますが、なんとなんと1個=2500円(税込)…。

名古屋でのショーであることを忘れて2つ買ってしまいました!!

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。


Photo
《さっそくみんな興味深々。実は中にも1頭入ってます…》


2
《ベトナム産。天然いぐさ100%の手作りつぐら》

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