「道徳的資質」を軽んじた結果…
「まさかの想像を絶する裏切り行為があった」「不正が実行者、監督者の個人的利益と怠慢から起きていることからして、役員幹部の道徳的改善が必須だ」--。
名門企業を舞台にした前代未聞の不祥事が相次ぐなか、ある経営者が新聞でこんなことを書いていました。
そして、「私心を捨て公益に身を捧げる清貧なエリートが経営者に選ばれる仕組みが必要だ」と説いたのです。
趣味の世界に目を向けても全く同じではないでしょうか…。
4月の静岡のショーで起きた出来事は、愛猫団体にとって「まさかの想像を絶する裏切り行為」と言えるものでした。
「出陳拒否」も同じ。ショー会場で審査中のリング近くで女性を平手打ちにしたり、怒鳴り声を上げたりするのも同じ…。
全て悪質な”妨害行為”、TICAに対する「裏切り行為」であり、「監督者の怠慢」に他なりません。
TICAアジアメンバーひとりひとりは2年前の年末を思い起こさなければならないでしょう。
アジアディレクターを選ぶ時、その人物の「道徳的資質」をよく見て投票したでしょうか?
この2年の間に起きたことの全ては「道徳的資質」を軽んじて投票した結果にすぎないように思えてなりません。