思わず本音が出てしまった?
昨日のショーでの朝の出来事…。会場が一瞬、ざわめき立ちました。
「今日はちゃんとジャッジします」--。アジアディレクターが朝の挨拶でこう発言したからです。
「今日は?」--。誰もが耳を疑ったのです。「と言うことは、これまではちゃんとジャッジして来なかったということか…」と内心思ったに違いありません。
出陳者にしてみれば、決して手を抜くことなく、いつもちゃんとジャッジして欲しいといつだって願っているはずです。
今週末のショーは年内最後を飾るショー。「さあ、今日も頑張ろう」と思っていた矢先のこうした発言に、せっかくのやる気に水を差された出陳者も多かったのではないでしょうか。
自戒も込めてですが、不用意な発言を公の場ですることは慎みたいものだと思います。
特にそれなりの地位や立場にあるならなおさらでしょう。
しかも日本語の場合、たった一文字の助詞を言い間違えるだけで、意図とは全く違う意味になってしまいますから恐ろしいものです。
そもそも、「ちゃんとジャッジする」のは当たり前のことであり、今さら言うべき発言でもないはず…。敢えて口に出すにしても、どうして「今日も…」と言えなかったのか--。
「今日はちゃんと…」と思わず本音が出てしまったのだとしても、立場が立場だけに笑って済ませることは出来ないでしょう。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。