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2015年12月16日 (水)

問題多く理解に苦しむ「手紙」の内容(7)

「この伝統あるクラブにこれだけ重いペナルティを科した」--。

「TICAから下されたペナルティはとても重く納得できるものではありません」--。

アジアディレクターを務めるクラブオーナーはこのショーの参加者全員に宛てた手紙で、不満をあらわにしてこう訴えました。

しかし、多くの良識あるTICAアジアメンバーはと言うと、ほぼ全員が「処罰は軽すぎる」と考えていますから、このギャップはとてつもなく大きいと言えそうです。

このブログをお読み頂いているメンバーはもうお分かりかと思いますが、どうしてこうした認識のギャップが起きるかという理由は簡単です。

クラブオーナーは”動物虐待”まがいの行為があったとは今なお、思っても考えてもいないということなのです。

「”動物虐待”まがいの行為があった」と多くのメンバーが認めることを、今なお「そんなことはなかった」と思い続けている人物がTICAのジャッジであり、アジアディレクターであるという現実は、この団体にとって極めて残念であり、組織としても末期症状であると思えてなりません。

もうひとつ、TICA全体としてみても”異常事態”と言えるかもしれない事が書かれていた点を見落としてはならないでしょう。

TICAのボードメンバーのひとりであるアジアディレクターがボードに対し、「要求」を突き付けたのです。

クラブオーナーは「以下の事につきTICAに申し出るつもりです」とした上で、「このペナルティを与えるに至った情報を私たちに知らせて下さい。これはお願いではありません。要求です」と書きました。

クラブオーナーが言うところの「情報」が具体的に何を指すのかは不明です。

「ペナルティを科すにあたっての根拠と理由」とも読み取れますし、「ペナルティを科すに至った議論の経緯」とも推測できます。

いずれにしても、このクラブオーナーは今なお、「罰金1000ドル」と「1カ月間のショー禁止」を科せられるような事はなかったと思っているとしか考えられません。

私たちが申し立てたこのショーに関する「プロテスト」はクラブオーナーの手元に届いているはずですから、そこに理由と根拠はいやというほど書かれています。

それを読んだからこそ、「プロテスト」に対する「反論書」も出したのではなかったのでしょうか?

そうした状況と経緯を踏まえると、やはりこの手紙の内容は全く意味不明と言わざるを得ないのです。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

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