4月の静岡ショー巡る意味不明な「アンケート」(10)
4月の静岡のショーで、「何が”動物虐待”行為に当たるのか分からない…」あるいは「”動物虐待”まがいの行為などなかった」と言い張るなら、そういう人たちの共通項としては浮かび上がるのは、あるひとつの事実です。
それは、自分の家(あるいは猫舎)においても似たような環境で猫を飼っているということであり、そうであるからこそ”動物虐待”まがいの行為に何の違和感も覚えずに見過ごせたのではなかったでしょうか…。
向かい合わせにそれぞれ1列に並んだ控えケージ--。
その光景はさながら悪質なペット業者による”キツン・ミル”のようであり、おそらく海外の良識あるブリーダーやTICAメンバーもそう感じたことでしょう。
そうした”動物虐待”まがいの行為を平然と出来るブリーダー・出陳者・代理人、そして異様とも思わず、注意もせず、逆に積極的に協力できるアジアディレクターやクラブ員、リジョンオフィスメンバーにあっては、家でも似たり寄ったりの飼い方をしていると思われても仕方ありません。
あのショーの動画や写真を見た全ての人が「あり得ない!」「TICAのショーであってはならない」「あれが”動物虐待”でないという人の神経が分からない」と言う声が噴出する中で、敢えてこのような「アンケート」を実施しようとすること自体、反省がないことの証しですし、さらにTICAの信用と評判を傷付けることに他ならないと言えるでしょう。
《まるで”ペットショップ”か”キツン・ミル”を思わせる光景…》